4年後へ、夢は持ち越し。期待と現実の乖離(かいり)

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Quoted from スポーツナビ | アテネ五輪 Athens2004 | バレーボール コラム|4年後へ、夢は持ち越し。期待と現実の乖離(かいり)   でも、それでも、つい応援したくなるチームだった。魅力があったのだ。選手にしても同様だったようだ。背中の痛みを押して奮闘した大友愛は試合後言った。  「一番心に思ったことは、このメンバーで戦ってこれてよかったということです。勝ち負けより、このメンバーでやれてよかったです」  栗原はミックスゾーンで話し始めると、みるまに大きな目に涙があふれてきた。  「ほんとに、すごく悔しい。厳しい戦いだった。気持ちの弱さが出たと思います」  向上心の塊は、悔しくて、悔しくて、たまらないのだ。そして、付け加えた。  「みんなと一緒に戦えたことがすごくうれしかったです」
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コメント

刈谷アナの『体操ニッポン、陽はまた昇りました!!』の名実況も相俟って、観る者すべてを感動させたニッポン体操男子団体の見事な復活の金メダル。
漏れ聞くところによると彼らは体操の基本中の基本である『倒立』や美しい静止姿勢等の地味な練習に、徹底して明け暮れたという。その成果が、本番でのあの乾坤一擲の強く美しい演技につながったことは言うまでもないことだろう。
私は何が言いたいか?今回の五輪における柳本ジャパンの不振ぶりを観て思うのは、世界の列強とニッポンバレーとの差は、3Dバレーやバックブロード等の高度な戦術を云々する前に、前述した体操の倒立と同じように(バレーの)基本中の基本であるオーバーハンドパスや二段トスの正確さにあるのは明らかではないだろうか。
チャンスボールを『雑すぎるオーバーパス』でことごとくセッターがレフトオープンに上げざるを得ないような二段トス(世界の強豪のリードブロックはそれを見て簡単にシャット)にしてしまうようなチームにそう容易く勝利が転がってくるはずもない。
ブラジルや中国、イタリアあたりのチームは一糸乱れぬツナギを見ても、いま言ったようなことが嫌になるほど正確なのはもう言わずもがなだ。

と、散々に言っておきながら、やはり私は今後の柳本ジャパンに期待せずにはいられない。スポーツは、オリンピックは、永遠に続く。今回、辛酸を嘗めたのなら、北京ではやり返せばいい。やられたら、やり返せばいいだけのことだ。スキージャンプの原田だって長野ではきっちりやり返した。

北京五輪の決勝では三宅アナ(←バレーとF1の実況はこの人じゃないとどうもしっくりこない)がこう言うだろう。
『ニッポンバレー陽はまた昇る。東洋の魔女、三度、世界を席捲ッ!』
な~んてネ。

ガンバレ、ニッポン!やめるな吉原、もう一丁!

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