FIVBワールドランキングが更新/2004年8月29日

アテネ五輪の結果を受け、FIVBワールドランキングが男子・女子ともに、8/29付けで更新されています。

Quoted from FIVB World Ranking - Men FIVB World Ranking - Men As per August 29th, 2004
Quoted from FIVB World Ranking - Women FIVB World Ranking - Women as per August 29th, 2004

以下、順位五輪出場国までの順位。()内は前回順位。[]内はトータルポイント。

まずは男子。

1.(1) Brazil [344.5]
2.(2) Italy [282.5]
3.(3) Serbia&Montenegro [218.5]
4.(5) USA [189.25]
5.(6) Russia [171.5]
6.(4) France [166]
7.(10) Poland [97.75]
8.(8) Argentina [97]
9.(12) Greece [89]
10.(7) Korea [75]
11.(9) Canada [59]
12.(11) Venezuela [54.5]
13.(13) Netherlands [43.75]
13.(14) China [43.75]
15.(16) Bulgaria [37.25]
16.(17) Japan [33.75]
17.(15) Cuba [30.75]
18.(19) Portugal [30.5]
19.(18) Spain [28.25]
20.(21) Tunisia [24.75]
21.(22) Egypt [21.25]
22.(22) Iran [20.5]
23.(20) Australia [18.75]

五輪で予選落ちのフランスは順位を下げ、逆に予選突破したポーランド、ギリシャが順位を上げています。

附に落ちないのは、日本の順位が上がっていること。なんとキューバより上位になってしまいました。前回、日本の順位は17位、キューバは15位。最終予選に出場したことで、日本は1ポイントのみですが、キューバは3ポイント獲得しています。どうして、下位だった日本の方が獲得ポイントが少ないのに、獲得ポイントの多いキューバを逆転できるんですか?しかも、トータルポイントで3ポイントも上回っています。どういう仕組みなんでしょう??

五輪に出場したオーストラリアが5ポイントしか獲得できず、未だ日本のはるか下というのも……。

続いて女子。

1.(3) China [312]
2.(2) Brazil [281.5]
3.(1) USA [263.5]
4.(4) Italy [245]
5.(5) Cuba [218.5]
6.(6) Russia [175]
7.(7) Japan [127.25]
8.(9) Korea [106.5]
9.(8) Poland [80.75]
10.(10) Germany [69]
11.(11) Turkey [60.5]
12.(12) Netherlands [41.75]
13.(13) Dom. Rep. [38.25]
14.(14) Argentina [33]
15.(21) Greece [30]
16.(15) Bulgaria [29.5]
17.(16) Thailand [24.5]
18.(18) Egypt [22.75]
19.(17) Puerto Rico [22.5]
20.(19) Peru [18.5]
21.(23) Kenya [16.75]

中国が1位に返り咲き。予選落ちのアメリカは3位に転落。ロシアは銀メダルで大幅にポイント獲得したものの、今年前半の不調が祟ってかランクアップならず。その他はほぼ順当でしょうか。女子においても、ギリシャの健闘が光ります。

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コメント

>管理人さま
日本男子がキューバより上位になってしまった理由は、
今回の更新でアテネの結果によりポイントが加算されたことの他に、
シドニーで獲得したポイントの残りが減算されたからです。
キューバはシドニーで獲得した40Pのうち25%の10Pが残っていたのでそれがマイナスされ、
アテネ最終予選で獲得した3Pがプラスされ、
更新前のポイント37.75-10+3=30.75
一方日本は、シドニー最終予選で獲得した1~3P(正確な数値は忘れてしまいました・・・スイマセン)のうち
残っていた0.25~0.75Pがマイナス、アテネ最終予選で獲得した1Pがプラスされ
更新前のポイント(33~33.5)-(0.25~0.75)+1=33.75
となりました。

女子についてですが、1~3Pしか加算されないJRアジア選手権を無視すると、今年の最終ポイントは
日本(89.5)、韓国(83.5)
と韓国にかなり追い上げられてしまい、
しかも来年の減算ポイントは韓国より日本の方がかなり多く、
加算されるイベントはWGPとアジア選手権しかないため、
WGP順位で韓国にそれなりの差(2~3位以上)をつけないと
追い抜かれてしまいます・・・
昔から日本はWGPの成績が良くないので、きっと抜かれてしまうでしょうね。

五輪前に出たワールドランキング発表時のコメントと同じく、「一部の上位国を除いて他は信用出来ない」ですね。
前にも書いたようにランキング算出の仕組みは理解できますが、そもそも基本的にポイントの算出方法が不公平です。
別に日本のランキングが下がる事を願っている訳ではありませんが、五輪の組み合わせがこのランキングで決まるのを始めとして多少なりとも影響力があるのですから、なるべく実力を反映した公平なものになって欲しいと思います。

>stefさん
なるほどそういうことですか。
ようやく理解しました。
解説ありがとうございました。

今回のWGPでは、いい試合をしているので、アジアNo.2の座は守りたい所ですね・・・できれば、1~2位くらい世界ランキングUPして欲しいです。

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