立木会長、栗原のパイオニア入りに理解

読者の方からの情報です。>ありがとうございます。

Quoted from スポーツナビ | ニュース | 栗原のパイオニア入りに理解=バレーボール 日本バレーボール協会の立木正夫会長(強化事業本部長)は16日、10月にNECを退社した全日本女子のエース栗原恵(20)が東北パイオニアに入社したことについて、「彼女は女子のナショナルチームに欠かせない存在。(NEC退社後は)できれば日本でトレーニングができる場に身を置いてくれれば、と考えていた」と語り、国内のチームに落ち着いたことに一定の理解を示した。

どうして栗原選手がNECを退社し、パイオニアを選んだのか、分かった上で言ってますか?もしも手放しで「欠かせない存在」などと言っているのだったら、甘やかし過ぎだと思いますけど。

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コメント

栗原選手が、どうのこうのと、いうより、東レから熊前、佐野。東洋紡から佐々木。といった、一連の出来事に、協会は何も感じていないのだろうか。栗原ケースでは、新卒選手の入団先の決め方に、問題があった訳だから、立木会長から、スカウトなどを含めて、見直し検討したい、という言葉がほしかった。

こまさんの意見と同じです。
日本バレーボール協会については、古くからのバレーボールファンから時々不満をこのサイトでも見かけます。いつも出されるは、協会は何をしたいのか?というような質問ですね。私は文部科学省管轄の財団法人である以上この組織の目的は
「わが国におけるバレーボール界を統轄し、代表する団体として、バレーボールの普及振興を図り、もって国民の心身の健全な発展に寄与することを目的とする。(寄附行為に定める目的)」
と定められています。立木会長も当然この目的に従うのが当然の義務です。では協会の会長に問いたい。

1.熊前選手、佐野選手、佐々木選手達が1年以上も試合に出れないことが、「バレーボールの普及振興を図って」いますか?
2.栗原選手がパイオニアに入社することによって、「国民の心身の健全な発展に寄与」していますか?

バレーボールのファンは単純にそうは思っていないはずです。

>広島ケンジンさん
スター選手だからといって、何でもして良い訳ではないでしょう。
むしろ、スター選手だからこそ自分の行動には細心の注意を図るべきではないでしょうか。
何故なら、多くの人、選手が注目するわけですから、今後このような馬鹿げた問題が発生するかもしれません。
それに今回の移籍劇からは、間違いなく多くの悪い反響が出てくるのかもしれません。
そのような反響を考えなかった彼女の場合は、悪い意味でのスター選手でしょう。
そういう選手は、大抵人気だけが先行し、人気に溺れて実力はそこらの選手くらいで終わるのがオチです。

そんな彼女の移籍も容認した協会も実に情けないし、本気でバレー界に危機感を観じているのでしょうかね。
過去の同じような問題に対して、ろくに目をむけずに海外移籍に対するペナルティだけ付けて、この問題を終了させては今後の海外移籍は望めないでしょうね。
こんな姿勢だから、栗原選手のような人気に溺れる選手がのさばるし、今後もスター優遇システムの流れは変わらないでしょう。
協会は目先の人気さえあれば、長期的な人気維持と再興に関しては何も考える必要はないと思っているのでしょうかね。

確かに、スター選手だからと全て許されるべきではありません。人気に溺れて普通(?)の実力で終るか、そうでないかは今後の栗原さんしだいで、それを静かに見守りたいです…。移籍問題も、今後この様な事が無いよう協会が対処すべき、そして選手も慎重に行動すべきだと思います。

栗原は、きちんとパイオニアというチームの中身を調べて移籍したと思います。
お金、待遇、仲のいい選手が居るなど、そのようなことで移籍したとは思えません。
スター気取りになるような天狗にはならず、自分の技術やバレーに対する意識の未熟さを痛感しているからこそ、移籍という結論を出したと思います。
栗原は、雑誌やテレビの発言のほとんどは自分に対する反省ばかりです。課題を見いだしながら、バレー技術の向上に取り組んでます。
移籍問題の影響はあるだろう。しかし、日本国内の移籍はプロにしか許されないというバレーファンや関係者の意識など、移籍するたびに選手がバッシングされるのは不公平です。サッカーのアマ最高峰のJFLだって移籍はあるが、関係者もファンも自然なものだという意識がありますよ。
サッカー兼バレーファンの俺から言わせると、バレー界の移籍問題は選手に対して肩身の狭いものになっている気がします。
憧れの尊敬する指導者や監督を追って、移籍することは悪いことなんですか?
Vチームのフロントの体質、協会の体質に問題があるはずです。
選手には堂々とコメントはしてほしいが、今の周りの現状の中コメントしたら火に油を注ぐ結果になりそうだから、真意を語るにも神経質になっているんです。
佐々木も熊前も栗原も、自らの行動で騒動を起こしたことに対し、心が痛む想いをしてると思います。
彼女らに責任を押しつけたり、戦犯扱いする前に、彼女らの気持ちもファンや関係者はもっと考えてあげないといけないと思います。

バレー界の移籍市場の整備は絶対急がれます。
選手が本当に自分に合ったチームを選べる環境を作っていただきたいです。

>アルプス天気さん
確かに、サッカーの側面からバレーの移籍事情を見ますと、物凄く肩身が狭いですね。
ただ、彼女の問題の本質はオファーがないのに、そのままパイオニアに入社したという事とそれをやってのける人間性の問題です。
これを、無神経にも退社後1ヶ月でしたのですから、佐々木の穴を追いかけて入団したと言われても仕方のないことでしょう。
どんなスポーツ選手でも、ルーキー入団1年目で合わないから辞める選手は誰もいません。
ましてや、交渉もやらずにオファーのかかってないチームに権利を行使して入団する事もそうです。
これを承認した協会にも問題は十分にあるし、栗原が協会や、やたらと煽って、持ち上げるマスコミやノー天気なファンの被害者である事も事実でしょう。
本来ならば移籍交渉を経て入団か否かを決定するものなのだけど、彼女はそれをやらずに勝手に入団した。
これらの事を考えれば、わざわざ1シーズンレギュラーとして使ってくれたNECには大変失礼な事でしょう。
そう考えれば、今回の移籍は明らかにバッシングされても可笑しくないでしょう。

リオンさんへ→人間性などは彼女の周囲の人間にしか分からないので、人間性が悪いの決めつけるのは彼女に失礼です。1年目だからこそ社会人としてのルールを何も知らないで退社したのかもしれません。しかし、栗原の移籍には何か裏があるのではないかというのもあります。
栗原が単純に佐々木を追って押し掛けてきたとしたなら、普通パイオニアはすんなり入社させません。来年3月に入団テストを受けさせるでしょう。
協会の問題だとリオンさんは言ってます、協会が栗原を暗にパイオニアに斡旋し、売り込ませたという一説も否定できません。
栗原のパイオニアへの興味、パイオニア側の経営戦略、協会による栗原プロデュース的な行為、その他諸々の思惑により利害関係が一致し、今回のパイオニア入社劇が起きたという説もあります。
これは、あくまで、経営戦略の側面から見た分析です。

栗原が動けば、周囲のお偉いさんも動く。栗原恵という選手の商品価値を利用したビジネスっていうこともあり得ます。

もしパイオニアがダメだったら、海外へ行ったのかもしれません。

パイオニアを実現した栗原はラッキーだった。
退社して1ヶ月ですぐにすんなりパイオニア入りを可能にしたのだから。栗原はパイオニアの寛大さな対応に感謝したほうがいいのは間違いありません。

以上、栗原の周囲の動きに着目した見解でした。

日本人初のNBA入りを果たした田臥も日本のリーグには1年しかいませんでしたよ。その理由をひとことで言えばNBAでプレーしたいからですよね。それは日本のバスケ会にとってもプラスになることだったし実際その舞台に立った今田臥を悪く言う人はめったにいないです。栗原選手も日本が世界と戦うためには必要な人材だと言われているのだから強くなるためにいい環境を用意するのはしょうがないんじゃないですか。それに納得いかないんだったら栗原選手を超えれば良いんです。
あと日本バレーよりもはるかにマイナーな日本バスケでも移籍は特別なことではなく普通なことですよ。

パイオニア入社が判明した日にも、ここで私の独自の切り口で書いた『レベッカを脱退した木暮武彦とNEC退社した栗原恵の似ている点』について書きましたが、木暮武彦のロックに対するこだわり方と栗原恵のバレーに対するこだわり方が似ています。
レベッカがメジャーデビューし一年が経過し、木暮はポップスを取り入れたい他のレベッカのメンバーやソニーレコードとの音楽性や方針と合わずレベッカを辞めて(実際は辞めさせられたらしい)、本格派ロックンロールを打ち出すレッドウォーリアーズを結成した。レッドウォーリアーズは見事にロック界で名を知られるようになり、結果を出せた。

栗原が人に勧められたり、人に何を言われようとも、自分の意志を曲げない頑固な一面は、木暮と重なります。

多少わがままと言われがちではあるが、自分の道を頑固に貫き通す生き方もあるのです。

頭ごなしに栗原の人間性を否定する前に、別の側面から栗原恵という人物像を見てあげてもいいではないですか?

レッドウォーリアーズの木暮が作詞作曲した名曲『Casino Drive』より抜粋してみます。

『Just to win わずかな金と
オンボロの車 転がして
やっとのことで この街についたばかり
最後の夢を この手に握りしめる為に
これからここでイチかバチかの賭けさ Oh yeah!
どうせダメで元々さ
くだけ散るのも悪かねぇ
でもイカサマ野郎にゃ負けやしないぜ
Oh… 誰にも邪魔させないぜ
Oh… Come on Casino Drive!!』

栗原はこんな詞みたいなセリフは吐かないと思うが、栗原の立場になり詞の通りに栗原の気持ちを代弁っぽく言うと、

『NEC退社しイチかバチかの勝負をかけに、山形までたどりつきパイオニアに移籍しました。自分の移籍に対してバッシングや妬みを言う人達には負けたくないし、邪魔してほしくない。とにかく私の成長した姿を必ず見せますから。』

といった感じになります。

こんな詞に例えてバカらしいかもしれませんが。

イチかバチかでやって成功すれば良いけど、失敗したら困るのは栗原選手だけじゃなく、日本バレー界・全日本・そしてそれを応援するファンの人達もいるって事をわかった上で行動してますか?って、皆さん言いたいんじゃないかな。
そこまで期待されているからこそ、こうやっていろいろな意見が出ているんだと思うんですが。
私自身移籍する事自体に反対するつもりはないけど、やはりタイミングや説明などはその時に然るべき対応ができても良かったんじゃないかと思うし、今は無理なら後日必ず説明しますとか、そういった気のきいた一言をファンは待っていたんじゃないでしょうか?
それがないから、話しが大きくなるし誤解されちゃう部分があるんでしょう。
でももう決まった事だから、今は応援するしかないですけど。

一か八かのギャンブルみたいな移籍ではあるが、本人はNECでなくパイオニアで頑張ってみるのが、自分の基礎をじっくり磨けたのだと思う。

なぜ、栗原が移籍の経緯を言わないというのも分析すると、
『自分はまだ公に移籍理由を話し姿を表すべき立場に居ないことを自分で悟り、姿を見せたがらない。』
『今、移籍の真意のコメントをしてしまうと、火に油を注いでしまうのではと、神経質になっている。』
『口で綺麗ごとなんかいくらでも口実で言える。口で言うのではなく、結果を見せて日本のバレーファンやマスコミを納得させる。』
『退社以前から周りにグダグダ言われてしまい、なかなか真意を言うと何かまた言われてしまうんじゃないかとノイローゼ気味になり話せる状況じゃない』
『NECやパイオニアから今は本人が顔出して真意を語るのはまだ早いと待ったをかけられた』
と栗原の性格を読んだ上で、このような説ができます。

どんな形であれ、発言に対し神経質になっているのは確かだろう。

とにかく今、ファンやマスコミは、栗原を何も言わず、そっとしてあげることが一番ではないかと思います。三田尻女子高校からNEC入りする前に、大人を信じなくなったこともあるぐらいなので、マスコミやファンがが騒ぐと、逆に話をしたくない心境に追いやってしまう恐れがあります。
試合に公式に出場する直前に、何か移籍について話をしてくれると思います。
『鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス』という名文句のように、あせらず待ってあげてはどうだろうか?

確かにアルプス天気さんのいうとおり、今、変に刺激して口を割らせようとしたらそれがきっかけで「バッシング」が発生して潰されてしまう、なんて事態もありえますからね…。そんなことになったら我々は「北京の夢」を見られなくなってしまいます。そんな事態を望んでいる人は誰もいないはずです。

他の競技の世界で「マスコミ嫌い」と言われている選手も、元をただせば自分の発言を曲解されたことだったり、関係ないところまで聞かれたことなんで…今は静かにしておいたほうがいいと思います。

>柊斗さん

バスケの田臥を比較に出したようですけど、栗原の場合は目的があくまでもごく個人的な退団ですので、同一で考えることはできないのではないでしょうか。

前者は、海外を睨んだ上での退団に対して、後者はチームにあわなかったという個人的な退団ですので、彼とは明らかに立場が違って当たり前でしょう。

>アルプス天気さん

「1年目だからこそ社会人としてのルールを何も知らないで退社したのかもしれません」と言いましたが、普通の社会人で1年で辞める人は、余程その会社があわなかった人間くらいなものです。

転職するにも、職歴がつかないので1年間プーと同じような扱いをされます。

ましてや、彼女は選ぶ立場で入団したのですから、わざわざレギュラークラスの実力を持たない彼女をスタメンに起用して育てたが、勝手に個人的に退社し、退社してわずか1ヶ月で押しかけで入団したのですから、人間性として疑われるのは当然のことでしょう。

今の今まで、経緯説明もない状態もあるし、周りの反響のことを考えなかったのかということも含めてね。

コメントできない諸事情があると言っても、いつかは話さなければならないし、話してもバッシングを受けることもあるでしょう。

だけど、そこで潰れるのなら彼女もその程度の選手だと思う。

やった以上は、それ相応の責任を取ることが必要です。

それが、社会人としての自己責任のあり方でしょう。

栗原恵がいてもいなくても、北京の夢は実現できるかどうかはわからないので、適当に待っていますけど。

リオンさんへ→一年や二年で辞めるのは、よほど合わなかったと思う。

『押し掛けパイオニア入社』という言い方を表現するマスコミやバレーファンは居ますが、退社してすぐに就職先を探すことって、俺から言わせると退職したんだから自分の生活のために新しい職場を探すのは当たり前だし、1ヶ月で彼女の求職活動が成功したんだから喜んであげてもいいと思う。もしパイオニアが栗原を迷惑だと思うなら採用しないし、パイオニアにとって可能性のある若手として栗原を必要だと感じたから採用したはずです。

移籍の真意は栗原自身から言う必要はあるが、今は話せる精神状態ではないだろうし、退社の際に自分のコメントしたことを曲解され、マスコミなどに対し不信感を抱いているのは確かだろう。
バッシング自体は今後も選手活動してる上であるだろうし、栗原自身は今までもバッシングに耐えてきたから、潰れる心配は無いと思います。
きっと栗原は、不言実行で努力し結果を出して、移籍騒動の責任を取り、マスコミやファンを納得させると思う。

口でキレイごとを並べて話すのは誰でもできるんです。
キレイごと言う前に、努力して結果を残すことが先だと思います。
今、真意を言ったって結果を残さなきゃ責任を取ったことにならないのではないだろうか。

最後に一言言い忘れましたが、移籍について言うなら、結果を残して真意を語った方が、みんな納得してくれるのではないかと思います。
今は不言実行の姿勢で彼女に集中して練習させてあげるべきです。
どんな形であれ栗原は、バレーを愛し、バレーのために頑張ってるのに、変わりはないのだから。
栗原恵という人物の人間性を疑ったり、人格否定することは、栗原がNECに対して退社してしまったことより遙かに失礼で人間性を疑いたくなります。

日本バレーボール協会について:
今回は前回と全く反対に協会が置かれている苦しい事情を考えてみたいと思います。協会の批判をする人は、批判することは進歩する為にはもちろん重要だと思いますが、協会の立場を大局から考えるのも重要と思われます。
1.収入が30億円程ではあまりに少なすぎて、これといった大きなことはできない。100億円くらいの収入は必要ではないか?そうすると収入源はどこにするのか?私は協会の財務状態をみるとかなり苦しいのではないかと思います。特に資金繰りあたりは・・・。さらに決算説明をしてもらえると、よく理解できると思います。
2.所管官庁が文部科学省ではなく、できれば経済産業省に変更できないか?教育の側面より、Vリーグ企業との関係を強化した方が、バレーボールの普及に効果的ではないか?Vリーグの企業には製造業が多く、流通・サービス業が少ない。これは偏っていないか?協会の意思で所管官庁を変えられるのか?私は文部科学省は、官庁の中でも最低だと思っています。
3.行財政改革。1と関連するが、現在ほとんど全てといってもよいほど、独立行政法人を評価するシステムが導入されています。もし、この協会にも評価の基準が導入さるならば、財務諸表以外に何が具体的な評価の基準になるのか?これによって、協会とファンの認識が一致すると思います。
4.事務局員が13名は少なすぎないか?私はこの人数でよく回していると感心します。余計なことですが、給料もかなり少ないはず・・・。
まだ重要な事があるかもしれませんが、こんなところでしょうか?

退団の理由は(海外に挑戦したい・チームが合わない)など人それぞれで一概にには言えませんが、どの様な理由にしても元をただせばみな個人的な理由なのではないでしょうか…。例えばと言っても、理由の根底にあるのは〈自分の挑戦したいという思い〉だと思うのです。あとは、その競技において(環境・普及・ファン)等に対してどの様な影響(?)を及ぼす・したかで変わってくるのではないでしょうか…。

退団理由は今の時点で公に話す必要は無いと思います。私でさえ想像はつくので、あえて話して曲解を招くのは良策ではありません。話すよりじっとしているほうがはるかにつらいと思いますが、耐えて結果を出すことだけを考えてほしいです。

バレーファンですが協会やルールのことについてはよく知りません。
ただ、移籍を考えるにあたって、どのチーム(巨人)かが大きな問題とステータスになる野球界と違うのは、常に“世界”がその視線の先にあるということではないでしょうか。
Vリーグも大事だけど、オリンピックにむけてどのチームの選手も(日本人として)みんなの気持ちはひとつのはず。W杯のキューバ戦を見てても途中交代した栗原が祈るように何度も目をぎゅっと閉じたり、指を組んでがんばれとつぶやく場面があって、単に自分さえよければいいと考える人間であるとは思えません。
だから、オリンピックに出場して、ほかの世界大会とは別物であることがわかり、世界との差を実感し、痛感し、自分が強くなることが自分のため周りのためにも最優先だと考えたのではないでしょうか。
少しでも世界に近づくためには躊躇なく突き進む強い決意を固めたとしても不思議はありません。
選手生命は決して長くないから、最善の方法 最善の環境をとることは当たり前のことだと思います。
自分の力を十二分に伸ばすために考えたことなら協会はそれを尊重してやるべきだし、強い日本を望むならファンは応援するべきでしょう。
みなさんが書いてましたが、私も、選手の移籍に関しての対応は、“世界”が舞台のサッカーやバスケットと同じでいいと思います。野球界のように、頂点の巨人に偏るのを防ぐためのドラフトなんて無意味だし、たくさん試合に出て自己アピールしたければ偏るはずもありません。狙うは世界なのですから。

なにもかも結果はこれから次第に明らかになるでしょう。
俺は栗原さんの 性格とか価値観
どういう気持ちや意識をもって今回のような行動をとったかなんて全く知りません。
いろいろと、こうだからではないか?とか、ああだからではないか?とか出てますが…失礼ですが本人にしか解らんことです
向上心の塊かどうかだって今までのプロセスも大事ですけど、社会人になったこれからがもっと大事だと思うんですがね。

今言えることはパイオニアでのプレイで皆を納得させて下さい。って事です。
見せる仕事を職業にしている以上無視しては行かん事だとは思いすよ。

今回の移籍について考えるため、私の知人がワールドカップから最近までの栗原の言葉を拾い集めました。それをここに紹介したいと思います。

・凄い選手を控えに回してまで自分がコートに出てるのだから中途半端なプレーはできない
・私よりうまい選手がいっぱいいるのに何故自分が注目されるのかわからない
・NECではポジション争いよりも早くチームのバレーに馴染みたい
・例え私が試合に出られなくてもチームが勝つのが一番
・足を引っ張ってしまった。NECの先輩に申し訳ない
・騒がれてもおかしくない選手になりたい
・今までは与えられていた感じ。これからは自分で切り拓く
・昨年と比べたら今年は成長してなければならない
・もう思い切りやればいいだけの立場じゃない
・オリンピックではどの国も今までとはまるで違う戦い方をしてきた。自分達は甘かったなと思う
・自分の実力は自分がよく知っている
・とにかく一から基本技術をやり直さないと自分のバレー人生に未来はない
・小さいことはどうでもいい。大きいことを決めるのに人の言うことを聞いてもし失敗したらその人のせいにしてしまう、それが嫌。だからじぶんの責任で決めたい
・自分はまだ未熟と思っている。先輩達に教わりながら自立した社会人になりたい
・成長した姿でコートに立つことで世話になった人達に恩返しがしたい

これが若干二十歳の言葉です。これだけのことを語れる二十歳の選手が他にどこにいるでしょうか。彼女はもがきながらも進もうとしています。その姿を誰が端から笑えるのでしょうか?どうしてこの行動を簡単に非難できるのでしょうか?いい加減見る側もレベルを上げて「本物の真剣さ」を考えるべきです。

ragazzaさんへ→ragazzaさんや知人の方の詳細なメグ語録収集には脱帽です!
俺は今まで栗原移籍問題で、栗原を擁護してきた理由は、バレー界の先輩に敬意を表したり、自分の反省点を見いだして努力をしようと志す姿勢、周りを思いやる姿勢など、栗原の真面目で素直で謙虚な一面を雑誌やテレビで見てきたからです。
同世代の若者のなかでも、栗原はかなり大人の考え方ができる人だと思います。25歳過ぎの俺も、栗原のような自分より若い人を見て、たくさん見習わないといけないなぁと痛感してます。
一部のファンやマスコミは、『プリンセス・メグ』の外面だけ判断して、批判しているのを目にしてると、残念な気持ちになります。もっと栗原に注目するのなら、栗原の発言の中身を十分に読んでほしいです。
ragazzaさんたちが拾ってくれた『栗原語録』は、バレーファン以外のみんな、特に青少年には是非とも読んでほしいぐらいです。これらの言葉かなり勉強になります。

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