全日本男子、植田新監督が正式決定

本日行われた理事会では色々ありましたね。まずはこの話題。

Quoted from ..:: JVA FAN CLUB OFFICIAL SITE ::..  11月26日に行われた日本バレーボール協会の理事会で、全日本男子の新監督に植田辰哉氏が就任することが正式に決定した。  植田氏は1992年のバルセロナ五輪に全日本男子キャプテンとして出場。2002年まで堺ブレイザーズの監督を務め、昨年からは全日本ジュニアの監督として強化育成に携わってきた。また今年のワールドリーグでは五輪最終予選後の暫定監督として全日本を率いている。

確か協会の選出理由は「若さ」だったと思うんですが、3大会連続で五輪出場を逃している男子の改革を任せるには、それだけの理由ではいまいち弱い気がします。

Quoted from ..:: JVA FAN CLUB OFFICIAL SITE ::.. 記者会見に臨んだ植田新監督は「就任にあたり、大きな覚悟を持っています。現在の若者は摩擦を避ける傾向がありますが、選手同士、さらに自分としては大学、高校、Vリーグなどいろいろなところとぶつかり合い、摩擦を作るなかでコミュニケーションや新しい発想が生まれるはずだと考えています。また、実際に経験した者にしか分からない、世界と戦うことの厳しさと感動を、若い選手たちに伝えていきたいです」と決意を語った。

受けるプレッシャーには並々ならぬものがあるでしょう。

Quoted from スポーツナビ | ニュース | 植田新監督が就任=バレー全日本男子 植田氏は理事会後に記者会見し「格好いいバレーでは世界に通用しない。頭から湯気を出して向かっていくようなチームを作りたい」などと抱負を語った。

記事によって表現が随分違うものです。それにしても湯気って。まぁ、何となくニュアンスは伝わりますけれども。

Quoted from ..:: JVA FAN CLUB OFFICIAL SITE ::.. さらにコーチとして泉川正幸氏と、イタリア人のエマヌエレ・ザニーニ氏を迎えた新体制をしく方針。

この辺りは既出。コーチのエマヌエレ・ザニーニ氏は植田新監督の強い推薦があったということですから、意見に耳を傾け、良いところはどんどん吸収して、新しい日本のバレーを構築していって欲しいものです。

Quoted from ..:: JVA FAN CLUB OFFICIAL SITE ::.. 12月までには選手のピックアップを行い、2006年の世界選手権を通過点として2007年のワールドカップで成果を残し、2008年の北京オリンピックを最終目標とする。立木会長は「世界ランキング1桁台に」と期待を寄せる。

まずは2006年の世界選手権ですね。4年後に世界ランキング1桁台ってのは厳しいでしょうが、目標は高く持った方が良いでしょう。さすがにメダルとまでは言えないか。

Quoted from スポーツナビ | ニュース | 柳本女子監督を慰留 バレー男子は植田新監督=差替 契約期間は2年になる見込み。植田監督は記者会見で「世界選手権やワールドカップ(W杯)で成果を残し、4年後の北京行きを達成したい」と五輪での4大会ぶりの出場を目標に掲げた。

世界選手権の結果を見て、その後も継続するかどうか決めるということでしょうね。

Quoted from ..:: JVA FAN CLUB OFFICIAL SITE ::.. 選手の人選に関しては特A(現時点で世界に通用する選手)、A(全日本としての能力のある選手)、B(ユース、ユニバ、ジュニア等)にランク分けして進め、

このランク分けってのはどうでしょう。表に出すのかな?内部資料なら良いんですけど、表立って直々ランク付けというのは、何か生々しいというか、いやらしいというか。

Quoted from ..:: JVA FAN CLUB OFFICIAL SITE ::.. 「心技体を兼ね備え、Vリーグではレギュラーで平均して活躍している選手が望ましい」「スマートなバレーをしていたのでは世界には通用しない。選手たちには相手に噛みつき、倒そうとするくらいの気持ちや、粘りを出しきることを求めたい。そういうバレーが出せないと、私が監督になった意味はない」と植田監督は新チームの構想に触れた。

アテネ五輪最終予選時の全日本男子に足りなかったものは、やはりこの「相手に噛みつき、倒そうとするくらいの気持ち」、勝利への執念みたいなものだと感じました。

とにかく、正式に決まったからには応援しましょう。

■植田監督プロフィール
Japan Volleyball Associationより。

■生年月日:1964年(S39年)7月25日生(40歳)
■出身地:香川県東香川市
■出身校:白鳥小学校→白鳥中学校→大阪商業大学附属高等学校→大阪商業大学
■所属:株式会社ブレイザーズスポーツクラブ
■略歴:
指導者として、
1993年(H5年)、第27回日本リーグから1998年(H10年)第5回Vリーグまで新日鐵コーチ
1999年(H11年)、第6回Vリーグから新日鐵男子監督
2000年(H12年)、第7回Vリーグから2002年(H14年)第9回Vリーグまで堺ブレーザーズ(チーム名変更)監督
2002年(H14年)、第14回釜山アジア競技大会3位(男子コーチ)
2003年(H15年)、第22回大邸ユニバーシアード大会2位(男子コーチ)
2003年(H15年)6月、全日本ジュニア男子チーム監督就任
■主な球歴
選手として、
1985年(S60年)、第13回神戸ユニバーシアード大会優勝
1986年(S61年)、第10回ソウルアジア競技大会3位
1987年(S62年)、第14回ザグレブユニバーシアード大会8位
1989年(S64年)、第5回アジア選手権大会(韓国)2位、第6回ワールドカップ6位
1990年(H2年)、第11回北京アジア競技大会3位
1991年(H3年)、第6回アジア選手権大会(オーストラリア)優勝、第7回ワールドカップ4位
1992年(H4年)、バルセロナオリンピック6位
■現役時代のポジションはMB(ミドルブロッカーセンター)
■受賞歴
日本リーグにて、
新人賞(第21回大会)
ベスト6(第22回、23回、24回、25回、26回大会)
スパイク賞(第25回、26回大会)
ブロック賞(第24、27回大会)
Vリーグにて、
スパイク賞(第1回大会)

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コメント

植田氏、選出理由「若さ」は、何とも不自然。本音は、他に引き受けてくれる人がいなかった、でしょ?!現場に任せっきりで、サポートせず、ダメだったら、監督のせいにして首切り!その慣習が続く限り、力ある指導者はみんな逃げます。プライドを傷つけられますからね。だから、外国人指導者にも、断られたんです。今朝の新聞では、コーチ就任予定のエマヌエレ・ザニーニと、まだ契約してない、と出てる。まだ波乱があるか、と心配です。
柳本氏の一件は、それらを一掃するためと、考えられます。植田氏の会見での決意は、とても素晴らしかった。彼の志を打ち砕かないよう、協会は今度こそ、しっかりバックアップしてほしい。

植田監督、監督就任正式決定おめでとうございます。植田監督の熱意を選手、そして協会の方々にも見せてあげてください。
さて、選手のランク分けですけれども、これは内部資料で公表しないほうが良い、と思います。それを見た選手たちのどのような影響が受けるか、少し考えにくいからです。(一部新聞にはもう選手の名前が挙がっていましたが)ですので、公表は一考を望みます。
2005年は、植田監督もさぞ厳しい采配になると思います。でも、それは必ず2006年世界選手権につながるはずです。皆さんも植田監督を応援しましょう。
(しかし世界選手権で成績がもしも悪かったら、協会はまた監督代えるつもりなのかなぁ)

正式に決定したようですね。私は「外国人監督が良い」という意見だったので色々複雑な想いは有りますが、決まったからにはもちろん応援するし期待もします。
でも、会長の「世界ランキング1桁台に」というのは、現状を考えるといくらなんでも期待が大きすぎるのではないでしょうか?いや単なるリップサービスにしても・・・。

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