バレー全日本女子の柳本監督、退任へ

以前の記事と同様、29日の交渉結果を伝える記事なんですが、こちらは随分と断定的な(退任がほぼ間違いないといった感じの)記事なっています。

Quoted from インフォシークニュース > トピックス > バレーボール > バレー全日本女子の柳本監督、退任へ  日本バレーボール協会からの続投要請を辞退している全日本女子の柳本晶一監督(53)が29日、東京都内で協会首脳らから強い慰留を受けたものの、続投の意思がないことを改めて伝えた。  協会は引き続き慰留に努める方針だが、柳本監督は退任の意思を固めており、協会は北京五輪に向けた体制作りの再構築を余儀なくされる。
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コメント

バレーボール協会について:
バレーボール協会の体制をアテネ・オリンピックの柔道の協会と比較すると。

柔道は(バレマガ11号によると)、
*14人の選手に対して80人のスタッフ。
*勝つために4年や8年のスパンで、協会をあげてと特別なプロジェクトを組んでいる。
*本気の度合いが違う。
元々が強い柔道でさえ、これ程のことをしているのです。さらに、女子の谷選手は確かトヨタに観客の応援もつけてほしいと要求し、トヨタもこれに応じていたようです。協会プラス企業が一致団結して戦っているのです。

柔道と比較するとバレーボールは世界の中で弱小なのははっきりしています。柔道以上の支援をしなければ世界と戦えないことも明確でしょう!バレーボール協会の目的は「わが国におけるバレーボール界を統轄し、代表する団体・・」ですよね!これで、バレーボール界を統括しているつもりですか?全日本のスタッフィングの内容、人数、予算、時期・期間、Vリーグ企業との協力、他、検討することは山積しているはずです。

何か、悔しいです。先日、柳本監督は東レとNECの試合を見に来ていました。心の中では監督続投するつもりだったのではないかと思います。
しかし、協会の対応の悪さ、遅さが気に入らなかったのでしょう。(一般人の僕が見ても気に入らないです)これでは、やる気が起こらなかったのもわかります。それでも、監督を続けてもらいたかったです。そう思っているのは、おそらく僕だけではないでしょう。
協会の方々、もうこれ以上私たちに協会批判させないでください。こう言っている自分が、何かつらいです。どうか、お願いします。

Vリーグ開幕戦も観に来てた様なので、その辺りまでは監督続投の気持ちがあったのでしょうね。 協会側へ対応・強化策に対して不満があるのなら、監督を続投しその上で色々改革していって欲しいとも思うのですが、監督と言うことだけでも大変だし、不信感があるのなら尚更大変ですよね…。もし監督を辞退したとしても、協会に残り協会を変えていって欲しいと思うのですが…。大変ですよね…。

女子バレー界は東京オリンピック以降、カリスマ的指導者と彼のチームが母体になって戦ってきたわけですが、私はソウル以降それも限界に来てしまったと見ています。今までの方法論はとっくに世界相手には通用しなくなっているのです。
山田重雄氏が周囲から見ればやや拙速気味にプロ化に走ろうとした背景には、そういった認識があったからだと思います。
協会も、女子強化委員もナショナルチームの強化に関しては、はたから見ると全日本監督に丸投げ状態で、過去にはそれで勝てた時期もあったでしょうが、それでは世界相手に勝てるわけはありません。ここ数年の全日本を見れば、はっきり結果は出ているじゃありませんか。
負けてたまるかさんと同じく、書いていてなんとも切なくなってきます。

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