【春高バレー】番外編 九州勢に学ぶ「一つの東北」
東北(宮城)が6年連続で準決勝に進出し、センターコートに立ったほか、雄物川(秋田)が優勝校の東亜学園(東京)と互角の戦いを演じるなど、東北勢の活躍もみられた第38回春高バレー。だが一方で期待をかけられながら初戦敗退したチームが、東北の出場12校のうち9校にのぼったのも現実だ。東北勢は、どう強化すればいいのだろうか。参考になるのは、東北同様、首都圏から遠く離れた九州勢の活躍ではないか。
ここ最近の躍進目覚ましい九州勢の、「九州では何が行われているのか」を取材した内容です。
九州のバレー強化は中学生から行われる。各県は夏の中学総体に向け、正月から将来有望な中学生を集めて強化合宿を開始。毎月のように合宿を繰り返し、12月の全国都道府県対抗中学バレーボール大会(JOC)代表選手の選考も行う。
JOC選手が決まると、今度は8県のJOC代表を集めて練習試合や合同練習。これが年末まで続く…。
九州式をさらに進めているのが長崎県だ。長崎では何度も全国制覇を果たしてきたサッカー、国見が有名。運動能力の高い子供がサッカーに流れる傾向がある。
こうした状況を憂慮したバレー関係者が乗り出したのが、高校の指導者による小学生の指導。早い段階から高いレベルを経験させることで、子供たちを囲い込む作戦だ。
ちょこちょこ引用したのではうまく伝わらないので、是非リンク先で全文読んで頂きたいです。他の都道府県でここまでやるのはなかなか難しいでしょうね。
ただ、これが世界を見据えた日本バレー全体の強化に繋がっているのかと言うと、それはまた別問題のような気もします。
コメント
高校バレーでは背が高くても動けない選手より多少背が低くても器用で動ける選手の方が即戦力になりますからね。世界相手にはそれでは通じないですが。日本の大型選手は器用でない選手が多いことに加えて、身体能力も高くなく線も細く、大きい分体作りにも時間がかかりますし。高校時代には花開かなくても、時間をかけて強化するような仕組みがあるといいんですが…。そう考えると石島ってすごい稀ですよね。春高で岩坂を見ましたけどやっぱり身体能力は…(;^_^Aジャンプの踏み切りとかがすごく弱い。背があるから期待は大きいですが、あのままだと河村と同じ道をたどるんじゃないかと心配です。
投稿者: おすぴー | 2007年3月28日 12:57
岩坂に関しては同じ感想を持ちました。確かに身長は高校生にしてはずば抜けてますが動きが鈍いという印象でした。変わって小柄な選手の方が動きが良いですよね。それでは将来全日本の為にはならないと思うんです。今日本も身長の高いジュニア世代が増えつつあるので、きちんと育成してメダル獲得を目指して欲しいです。
投稿者: 蜜柑 | 2007年3月28日 14:38
各地域内でのユース、ジュニア年代のバレー強化策を語る際、Vチームの有無・存在が重要視されるよぉになってほしいです。バレーに取り組んでる生徒達の身近にVチームが存在する事によって刺激を受けるよぉになってほしいです。
投稿者: あか・ず・きん | 2007年3月28日 19:25