[業界人コラム]中国でのスポーツ・マーケティング

最近の中国スポーツ界は、とにかく景気がいい。北京五輪が迫ってきているし、経済も問題は多いが高成長を続けている。そんななか、国内外の企業が競ってスポーツに協賛したり、スポーツをテーマにしたCMを打ち出したりしている。企業がみな、この「五輪モード」をうまく生かそうとしているようだ。

要約すると、五輪を控えた中国においてはこのスポーツ・ブームを見過ごすまいと、多数の中国代表選手と契約をしてブランドの露出をはかろうとしているとのこと。

さらに卓球代表チーム、女子バレー代表チーム、体操代表チームなど、金メダル候補に当たる代表団も、のきなみ高額な協賛金を獲得して商業活動に没頭しているように見える。そのあまりの商業化と、その結果としての成績悪化に対する世論の批判を危惧する中国体育総局は何度かにわたって「商業活動参加への自粛」を呼び掛けているが、それもうなづける。

ふーむ、ここのところの、いまいちぱっとしない中国女子チームの成績は、この辺に要因があるのかもしれませんね。

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コメント

中国のスポーツマーケティングやビジネスはひどいので、気をつけた方がいいです。看板の色が違いブランドイメージがかわったり、契約を反故にされたり、政治的な圧力がかかったり、記者会見で検閲されたり、突然機材を貸さないとありえないある力をかけられたりいろいろありました。

徹夜で警備員をはりつけないと、イベント会場のスポンサー看板も、翌朝には関係ない企業の看板にすりかわってるかもしれません。ゲリラ的に スポンサー企業でない企業の旗や看板、テレビのグラフィックにも、中継局が勝手にロゴをいれたりする自体が よくおこります。

選手だけでなく、スポンサーやブランドというものに対して本当の意味で理解や文化成熟がないので、何も信じないで性悪説で企業も契約や投資をするべきでしょう。

案野裕行さんの話以上の悪い話はバレー、スポーツ、ビジネス以外でもよく耳にします。
(個人的にも見たり、経験しました。しかも日本で・・・・。)

練習などで、北京に行かれる選手、関係者はコンディション以上に健康にも気をつけてほしいものです。

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