2008北京オリンピックバレーボール世界最終予選/男子第5日

2008北京オリンピックバレーボール世界最終予選兼アジア予選、男子第5日の試合結果など。

* 速報

* 本日の試合予定

  1. 11:35 タイ vs. アルゼンチン
  2. 13:35 イラン vs. イタリア
  3. 15:35 アルジェリア vs. 韓国
  4. 18:30 日本 vs. オーストラリア

* 本日試合開始前の順位

  1. ★イタリア (4勝)
  2. ☆日本 (3勝1敗)
  3. アルゼンチン (3勝1敗)
  4. オーストラリア (2勝2敗)
  5. アルジェリア (2勝2敗)
  6. 韓国 (1勝3敗)
  7. イラン (1勝3敗)
  8. タイ (4敗)

★全体の1位
☆全体の1位を除くアジアの1位

* 本日の試合結果

  1. タイ - アルゼンチン [ 0 - 3 ] 15-25 20-25 16-25
  2. イラン - イタリア [ 0 - 3 ] 16-25 20-25 18-25
  3. アルジェリア - 韓国 [ 0 - 3 ] 9-25 19-25 17-25
  4. 日本 - オーストラリア [ 3 - 0 ] 25-22 28-26 29-27

* 本日試合終了時点での順位

  1. ★イタリア (5勝)
  2. ☆日本 (4勝1敗)
  3. アルゼンチン (4勝1敗)
  4. 韓国 (2勝3敗)
  5. オーストラリア (2勝3敗)
  6. アルジェリア (2勝3敗)
  7. イラン (1勝4敗)
  8. タイ (勝5敗)

* 関連記事

* 管理人の所感

  • 勝ちましたね。素晴らしい。
  • それにしても、男子バレーがここまでメディアで取り上げられているのは何年ぶりなんでしょう。関連記事多過ぎです。
  • しかしちょっと浮かれ過ぎ、な気もします。TV中継で映った木村沙織選手が涙ぐんでいるのを見てこちらもうるっときましたが、同時に「ここで泣いてはいけない」おと思いました。この試合に勝ってもまだ北京五輪出場が決まるわけではないのですから。ところが試合終了後、涙を流しながらゴッツが荻野主将に抱きつき、植田監督が涙のインタビュー。正直かなり不安になったんですが、荻野主将のコメントが掲載された記事を読んで、ちょっと安心しました。「うるっときたけど、ここで泣いたらあかんと思って我慢した」。彼がいてくれるならあと2試合、戦えるでしょう。
  • 試合は予想以上にあっさりでしたね。ストレートとは。観ていて負ける気がさっぱりしませんでした。ただそれは日本が強いというよりは、あまりにもオーストラリアがグダグダでした。
  • 序盤、レセプションが崩されて6点もリードされた時にはどうしようかと思いましたけど、荻野主将投入から守備を立て直し、よくもまぁ大逆転したものです。しかしこの序盤も、オーストラリアのサーブが良かったというよりは日本の自滅パターンでした。
  • その後、日本は良くサーブで攻め(山本選手が特に素晴らしかったですね)、相手の守備を崩していました。逆にオーストラリアはミスを恐れてどんどん委縮し、入れに行ったサーブまで外しだす始末。コメントにも頂きましたが、4年前の日本を見る思いでしたね。そんな所を見ても、ほんとに日本は強くなったなぁと、感慨深いです。
  • 終盤、ゴッツが明らかにバテバテだったので、越川選手に変えてもいいのではないかと思いました。もしくは、荻野主将が前衛に回ってきた時に変えるとか。あそこで動かないのは植田監督らしいなとも思いましたけどね。あのまま勝てたから良かったですが。。。
  • さて、セッターが朝長選手に変わったとたんに、突然クイックの本数が増えました(韓国戦とタイ戦を見ていないので「突然」に思えます)。宇佐美選手のトス回しも以前よりは随分と良くなっていると思うのですが、やはりトスが偏る傾向にあるんですよね。朝長選手は非常にバランスよく、満遍なく配球します。
  • 思うに宇佐美選手は、その時その時でベストと思うところに上げているのでは?と思います。なので、その試合で調子の良い選手にどうしてもトスが偏りがちになる。また、アタッカーとの信頼関係というのもトスアップ先を選択する際の重要な要素になっている気がします。故障をしていてなかなかコンビ合わせのできなかったと思われる、石島選手や山村選手の打数が少なかったのは、そのためと思われます。
  • それに対し朝長選手は、ゲーム全体を見渡してトス回しを組み立てるセッターですよね。なので、例えマークがきつかったりトスが乱れた場合でもクイックを使うし、打数を重ねることで調子に乗っていくゴッツには、序盤にトスを多く回して乗せておく。そういう、アタッカーの性質まで考慮するような細かな気配りのできる選手なので、ゴッツとの相性も良いのでしょう。
  • セッターについては、どちらの方が優れているとは一概には言えないでしょう。どちらにも良いところがあるし、そして場合によって二人を使い分けられるというのは、今の植田ジャパンの強みにもなっています。それぞれの個性を生かした起用法が重要だと思います。
  • さて、アルゼンチン戦はどちらが上げることになるんでしょう。やはりこの流れだと朝長選手ですかね。

* 関連サイト

バレーボールに関連したブログを探す → 人気 blog ランキングへ | ブログランキング【くつろぐ】へ

コメント

現地です。
第一試合
アルゼンチン3-0タイ
第二試合
イタリア3-0イラン
何とも淡泊な試合。しかし、嵐の前の静けさでしょうかね。

第三試合
韓国3-0アルジェリア
一時間弱で終わり、次の日本戦まで二時間近く空いてしまいました。
アルジェリアはコート真ん中をフローターで狙われてサーブレシーブ、トスともにボロボロ。韓国の時間差には全くブロックがつけてませんでした。韓国は残り連勝すれば今日の日豪戦の結果では得点率でまだ可能性はありますが、アルジェリアはこれで北京切符絶たれました。

第4試合 日本-オーストラリア
会場、応援ゲストは全日本女子チームご一同。
第1セット、セッター朝長選手、センター山村選手・松本選手、レフト越川選手・石島選手、オポジット山本選手、リベロ津曲選手のスタメン。日本のサーブで試合開始。

第1セット 25-22
序盤の大劣勢をこらえて良く追い付いた、ブロックもキャロル選手を終盤取っ捕まえた。

第2セット 28-26
最初から最後まできっちりキャッチできている。素晴らしい集中力の日本、デュースになっても崩れることなし。最後はゴッツさんのサーブで相手キャッチ乱した所、ネット際で大将押し込んだ。

第3セット 29-27
お見合いやったり、あと2点というところから追い付かれたりと、またもよぎった悪夢を振り払ってデュースを制して、重い扉を開くまであと一つ。

やばい、泣きそうですよ。でもあと一勝まで涙は勿体ないので泣きません。植田さんは泣いてました。

まだ涙は早い・・・とは思いつつ、植田監督が四年前に引き受けてからの事考えたらなぁと。
ただまだあと2試合残っているのも事実、最後の最後まで気を緩めることなくですな。
インタビューの山本選手や大将やゴッツさんの受け答え見てる限りでは大丈夫だと思ったり。

帰りの黄色い電車、途中までコバさんが乗り合わせたのにびっくりしたです。

選手よりも監督が緩んでそうですな(笑)
まぁ無理もないと思いますが、でも去年みたいなベンチの大ポカはやめて下さいね。

それにしても日本はサーブが本当に良くなりましたねぇ。
4年前とは大違い。逆にオーストラリアの方が4年前の日本みたいでした。

第3セットはイタリア戦の悪夢がよぎりましたが、木村選手の必死の祈りが届いたようで、よく勝ちましたね。
山本選手はああいう場面になると、どうしても硬くなってしまうようです。
ところで、今日はじめて知ったのですが、専修大学の吉田清司さんがアナリストをやっておられたんですね。
月刊バレーボールでの吉田さんの技術・戦術の解説を読んでいてこういう方に全日本の監督をして欲しいと思っていたので、いつからやられていたかは知りませんが、どうりで全日本男子が強くなるわけです。

TV観戦終了。
植田監督涙ぐんでのインタビュー、ゴッツがちらっと映った時に泣いているように見えたのでちょっと不安になりましたが、皆さんのコメントを見る感じでは大丈夫そうですね。

第3セット終盤ヒヤヒヤしましたが勝てて本当に良かった。
オーストラリアのミスの多さに助けられた場面もありましたが、明日・明後日の試合きっちり勝って、北京に行ってほしいですね!
油断せずに頑張ってほしいです。

3セット目にオージーさんが前2枚一気に代えてハイタワー揃えのパワープレーに来たときに、ここはさすがにセンター速攻使わんだろと思ったですが、あそこでもなお使っていくところが素人目線でぐっと来たりした(その後、すっきり終わってくれればなお良かったですが)ので、朝長選手をインタビューに呼んでほしかったなとか思いましたです、はい。

TAMさん、コバさんいましたね。全日本の試合は初観戦でスティックバルーンの多さにびっくりしてましたが、ジャンプが気になりませんでした
ホント今日はサーブ&ブロック、そして朝長のトスワーク。スピードないと言われてましたが、オーストラリアのブロックが一枚半になる場面が非常に多かった。最後は山本選手とセンター戦がつかまり、もうゴッツしかいない。って尋常じゃない精神状態でしたが、良く頑張ってました。
明日は最後心残りがある山本選手、今日下がってしまった越川にしっかりと締めてもらいたいと思います。

本当に勝ててよかったです。1セット目の最初はもうTVを見ていられませんでしたが・・・。

明日勝ってオリンピック決めて欲しいです!!TVの前から応援してます。五輪をきめてください!!!。

よかったー すごく興奮して観てました。決めた時には大声を出してしまい、息子がビクッとしてました(^^)ヾ

管理人さんの言うように、シンプルにシンプルに抑えて攻めれば勝てる相手でしたね。
多くのファンが同じ事を思ったと思いますが、途中、日本側がお見合いとかしてて、イタリア戦の悪夢が過りました。
ホント良かったです。
オーストラリアのミスの多さにビックリしました。どうしたんでしょうね

会場で応援してきました。みんなの熱のこもった応援、すごかったです!
本当、勝てて良かったです★最後、決まった瞬間、立ち上がって号泣してしまいました。まだ、北京決まったわけじゃありませんが、とりあえず、大一番が勝てたことに喜びです。
第三セットの、最後追い付かれた時は、胃が痛くなりました。確実にサイドアウト取って、決めてもらいたったです。でも、最後は、勝てて、良かったです。
明日も、頑張れ日本!!!

私は、4年前の5月23日日本対オーストラリア戦を会場のスタンド席で声を枯らしながら、必死に応援していたサポーターの一人でした。
あの時は確か?フルセットの末、日本が負けてしまいオリンピックの夢を果たすことが出来なかったんですよね。
ガックリと肩を落とす選手達を目の当たりにし、私自身もひじょーに残念な思いをしたことを思い出しました。山本選手にボールが集まってしまい、とても辛く苦しかったと思います。
今日は、選手が一丸となって勝利しましたね。これが本来の団体スポーツの在り方だと思います。あと、まだ2戦残ってます。北京への切符を手にすることを祈りながら、最後まで応援します。
がんばれ!!ニッポン!!


オ‐ストラリアは完全に萎縮していましたね…ミスがあまりにも多すぎました ハワ‐ドが不調であること韓国に負け…その韓国を倒した日本に対して勝てるのだろうか最初から 迷いが特にサ‐ブミスに顕著に表れていたような気がします もちろん日本のブロック並びに攻撃力が格段と進歩していたことに間違いありませんが…逆に日本は一戦ごとに自信をつけ 気迫あふれるプレ‐で圧倒 山本選手の甦ったサ‐ビスエ‐スには感動です 津曲選手は最初かなり硬くなっていたように感じましたが徐々に堅実さが甦ってきました 荻野キャップの気迫あふれるプレーもすごかった 朝長選手の相手を惑わす強気のトスワ‐クも良かったです 少し気になるのが日本は先日からお見合いをしたりせっかくキャッチしたボールを誰もあげない…なんてプレ‐が目立ちます ここのところがチ‐ム内で決めごとが出来ているのか アプローチをやった人間が先にとるのか あげるのかこのミスも一点ですからつなげていってほしいものです はい… 今日は本当に本当に良かったです ずっと応援してきたファンにとってこれほど嬉しい事はないですよね 明日決まるんでしょうか いやこの勢いなら決めてくれると思います 植田監督 荻野キャップの胴上げ是非ともテレビで見たい今日この頃です…

おめでとうございます♪
日本男子チームの勝利!
まさか3-0で勝つとは思いませんでした。本当に強くなりましたね。粘って、食らいついて逆転で勝つなんて、日本人の良さが出た試合でしたね。ブロックの弱い日本が15本もプロックを決めるとは、相当にのってましたね。うれしいですよ~。
レモンさんの言うように日本の良い所がたくさん出ましたね。ホント応援してきた中で最良の日になりました。
今日はアルゼンチン戦、強い相手ですね。最高の試合の後なので心配な面があります。フルセットですかね?今日決めてほしいです。最終戦の相手が弱いから大丈夫なんて思ってたら食われてしまうのが試合の怖さですから。それに、「勝つと思うな思えば負けよ」のイタリア戦の悪夢がありますから、無心で戦えるアルゼンチン戦で決めてほしいです。
がんばれ!日本!!

セッター二人に関して。管理人さんの言ったとおりのような気がしますが、ここ何試合か見て、疲れやマークはもちろんあると思いますが、宇佐美さんから朝長さんにかわり越川くん、山本さんが機能しなくなってきました。(監督も昨日の試合はゴッツとセンター線との相性がいいから朝長さんを起用とまで断言してましたのて。)山本さんは同チームということもあるから宇佐美さんと合うのはわかります。セッター以外の二段トスも多いので置いておいて、(まぁ疲れや精神面の弱さはあると思います)問題は越川くん。昨日はすぐ代えられましたが、タイ線などみてると合ってないわけではないんだけどやっぱり相性なんですかね?越川くんらしいスピードやキレが決めたスパイクにも見られない気が。彼らしさがまったく生きなくなってしまった。勝ててるからいいし、やはり北京出場目前、ファンとしては嬉しいかぎり。ただ相手に助けられてる試合も多い。日本は強くなった!強くなった?あまり代わってないと思う。これは最終予選、やはり世界のトップと戦うにはもっと進化した日本バレーがみたい。絶対越川くん、山本さんは必要。それにはセッターがどちらでも全員が生きるスピードバレーが必要と思うし、それができるはず。期待してます。この最終予選の収穫はサーブとそれにより出始めたブロックでしょう(センター線に出始めたのがうれしい!!)いやーっ昨日の山本さんのサービスエース二本は痺れたー。スパイクはあまり決まりませんでしたがサーブは崩してくれるし、ブロックも決めてます。これも収穫の一つでしょう。今日は現地観戦!しっかり北京出場を目に焼き付けてきます!

ガイチさんも絶賛していたが、
山本のまるでニコロフ先生のようなほぼ無回転でかつ速いサーブが実にエグくてよかった。
まともなAカットはひとつもなかったような。

が、このチームはいい加減、彼が「最後の一本」をどうしたって決めきれないし、
勝負強くないことを学習しなきゃいかんなあ。

その辺を十分、踏まえた上で、今日の場合は、
やっぱり最後は、ってことで荻野キャプか、
越川後衛なら今大会、決定力のある彼のパイプでお願いしたい。
まぁ、ゴッツでもいいんだが。

その時、セッターが宇佐美なら、
十中八九、山本なのであきらめるしかないけれど(笑)

イタリア戦の悪夢からよくぞここまで…選手各人のメンタル面もタフになってるし、少々リードされていたって大崩れしないし、なんとかしてくれそうな期待が持てるチームです。前回のアテネ五輪OQTで流した悔し涙、今回は北京五輪行きを決めて嬉し涙を流して下さいよ山本選手。小子化とともに男子バレーボール部の無い中学校が沢山あります。競技人口の減少は男子バレー界にとって死活問題です。子供たちが憧れる全日本男子チームであって欲しい。さぁ16年ぶりの五輪出場まであと1勝です…歴史的瞬間皆々様御見逃しなく。

第6日
第1試合 韓国(3勝3敗) 3-1 イラン(1勝5敗)
要所要所でブロックを的確に決めた韓国がイランの粘りに後半苦戦したものの勝利、わずかながらアジア枠争いに可能性を残す。

第2試合 オーストラリア(3勝3敗) 3-1 アルジェリア(2勝4敗)
キャロル選手が大ブレーキで途中交代となるもロバーツ選手がその穴埋めた。アルジェリアも良いスパイク幾度となく見せたが、第4セット、サーブがことごとくミスになったのが痛かった。

というわけで眼下の相手、アジア勢は2チームとも勝ち、第4試合前に決定ということにはならず。
全日本には自力で扉、開いていただきましょう。

>TAMさん
すいません、第6日の記事投稿するの忘れてました(汗
先ほど投稿したのでお知らせまで。

管理人さんお疲れ様です。
私はいのてつさんのコメントが一番的を得てると思います。
朝長選手は本当に素晴らしい。まぁオーストラリア戦は相手が自滅してた感がありますが。
ただどうしても越川選手を彼ではまだ活かしきれてないと思います。
私は朝長選手のファンです。でも好きだからこそあえてきつくなりますが、対アジアでは彼は強くても、世界相手にはまだまだ不安要素はあります。高さもそうだし何よりネット際でのプレーにいまいち自信がなく。
高い身体能力をもつ宇佐美選手(ただそれが今は活かされてなく)はひとつひとちのプレーを見ても荒さはありますがやっぱりさすがだなぁと思います。
イタリアのキャプテンもセッターに苦しめられたと言いましたしオリンピックに行けたらやっぱり彼が出ないと難しいのかなと思います。
ふたりのセッターが切磋琢磨してもりたててほしいです。

コメントを投稿

  • 上記記事に関するコメントをお寄せください。関係のないコメントはばれにゅ☆BBSへどうぞ。
  • メールアドレスは入力必須ですが、SPAM対策の為に表示はされません。
  • コメントの内容が、「意味がない」「元の記事と関係がない」「他人のプライバシーを侵害している」「他人を中傷している」など問題があると管理人が判断した場合、削除させて頂くことがありますので、予めご了承ください。
  • HTMLタグの使用は禁止しています。URLは自動判別し、自動的にリンクを生成します。
  • ここはいわゆる「掲示板」ではありません。よろしくお願いいたします。