グラチャン2009 |コラム|山口舞、遅咲きのニューヒロイン誕生

 26歳、遅咲きのシンデレラ。
 各大陸の王者に、国際バレーボール連盟の推薦国、開催国の日本を加えた6カ国が参加するワールドグランドチャンピオンズカップ(以下、グラチャン)初戦、対韓国。途中出場にもかかわらず、山口舞(岡山)がセンターの後方からライトへ走りこむブロード、サイドからセンターに切り込む時間差攻撃を面白いように決めて、71.43%という驚異的なスパイク決定率をたたき出した。
 試合後、眩いライトに照らされる山口を多数の報道陣が取り囲み、翌日の新聞各紙が突如現れたニューヒロインの誕生を称(たた)えた。

眞鍋監督曰く、

「練習中から、常に安定しています。守備だけでなく、苦しい場面でも相手にブロックをされないスパイクが打てる、非常に高い個人技を持った選手です」

とのことです。計算できる選手だということですね。

しかしそれにしても、毎年のように、こうして誰かが怪我をすると、誰かが代わりに出場して大活躍して、「シンデレラ」などと囃し立てられます。しかしその後も活躍できる選手はごくわずか。多くが代表からは姿を消して行きます。アテネから北京の間だけでも、小山、菅山、落合、吉澤、など(敬称略)。山口選手はどうでしょう、生き残ることが出来るのでしょうか。

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山口舞ブラチュンバレーボール終わったらどこにいますか?

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