狩野舞子、宮下遥の現在地。そして全日本セッターの行方は...?/スポーツナビコラム

 注目の長身セッター同士の対戦が実現した。
 東京国体2013準決勝、佐賀代表久光製薬スプリングス対岡山シーガルズ戦で、久光製薬は、セッターに転向して1年の狩野舞子が先発出場。岡山は、1年目のセッター森田結香が先発したが、第1セットの10−13とリードされた場面で、全日本から戻っていた宮下遥が投入された。
 1、2セット目は、久光製薬のサーブレシーブが安定し、狩野は相手に的を絞らせないトス回しで攻撃陣を生かした。高い位置からのトスアップやブロックで、185センチの長身のメリットを存分に発揮し、久光製薬は全日本選手6人を欠きながらも2セットを連取した。第3セットは、岡山が中盤以降巻き返してセットを取り、第4セットも岡山がリードしたが、久光製薬は狩野に代わって入った古藤千鶴が流れを変え、デュースの競り合いを制し、セットカウント3−1で勝利した。

宮下選手と狩野選手の、サマーリーグなどでの現状について。久光製薬の中田監督は、狩野選手をあくまでも全日本を背負って立つ選手として、大きく育てようとしていることが伺えます。対する岡山の河本監督は、岡山と全日本のやろうとしているバレーボールが異なることを挙げた上で、宮下選手の今の筋力では、全日本のバレーはあわないのでは、と言っています。それぞれ自分のチームがあり、全日本があり、色々な思いが錯綜していることが見て取れます。

そして、ワールドグランプリなどでの宮下選手を観ていれば、このまま正セッターとして固定されるのではと思ったのですが、眞鍋監督はグラチャンに宮下選手を呼ばない方針のよう。今年はリオに向けてセッターを吟味する1年ということで、グラチャンでは他のセッターを起用するようです。まぁ、グラチャンですからね。でっかい練習試合と考えれば。まず最初の本番は、来年の世界選手権でしょうし。それまでにセッターが固定できれば良いですね。

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