【春高バレー】選抜大会から選手権へ衣替え 開催時期は1月 - MSN産経ニュース[学生]
(2010-01-30 07:49:00)


毎年3月に開催され「春の高校バレー」(春高バレー)の愛称で親しまれているバレーボールの全国高校選抜優勝大会が、2011年から「全日本バレーボール高等学校選手権大会」に名称を変え、開催時期を1月に変更する。日本バレーボール協会が29日の理事会で正式決定した。

インターハイに冠されていた「選手権大会」を引き継ぐ形になるため、来年から「第63回」大会としてすたーとするそうです。ということは、これまでの「選抜優勝大会」は今年開催される第41回を最後にその幕を閉じる、ということですかね。

開幕は1月5日とし、従来の7日間開催を5日間に短縮。会場も東京・国立代々木競技場から東京体育館に移る。現在、プロジェクトチームを作り、予選の開催時期や方法、出場チーム数などの詳細を詰めている。

代々木っていわゆる、野球で言うところの「甲子園」的な存在だったんですけどね。それも今年で終わりになりますか。

3月の春高バレーには1、2年生のみが出場しているが、選手権大会となる来年以降は1月開催でもあり、3年生の参加が可能。3年生にとって秋の国体後のブランク期間が解消されるため、選手強化の継続という面でメリットが期待される。

3年生最後の大会ということで、真の日本一決定戦(ていう言い方はなんかあれだな)になるんでしょうが、これまで強豪校ですら、国体のベンチに入れない選手はインターハイ後に引退して受験に備えたりしている訳で、どうなんでしょう。バスケのウィンターカップも、主力選手が受験に備えて引退し、参加しないというエピソードが漫画「スラムダンク」で描かれていたりします。

選手強化の継続...。年に3度も全国大会を開催することが、高校生にとって本当の意味での「強化」に繋がるんでしょうか。「強化」ってなんですかね?そもそも学生スポーツ、部活って「教育」の意味合いが強い訳で、そういう意味では大会などを通して色々と学ぶことも有るかもしれませんけど。しかしそれがもし「将来の代表選手を育てる」という意味合いならば、3度の全国大会など必要なのでしょうか。目先の勝利にこだわることで、短絡的なチーム作り(大きな選手はミドルに据えて苦手なレシーブはさせないなど)に走り、じっくりと選手を育てることができていないように思います。

日本協会の小島和行理事は「トップレベルの大会になる。ここで全日本入りを目指す選手を育成したい」と話した。

ああ、やっぱり後者ですよね。となると協会は、この時期に大会へ参加できる選手=確実にスポーツ推薦で大学へ進学できるようなごく一部の選手の為に開催時期をずらすという訳ですな。うーむ。

「春の高校バレー」の愛称については、同協会の萩原秀雄国内事業本部長が「今後も残す方向で検討したい」と話した。

愛称は残すほうこうなんですね。全然春じゃないけど(苦笑



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