スポーツナビによる総括。清水・福澤・ジョンパウロら攻撃陣ばかりが注目されがちですが、実はキーマンは他にいると。
清水、福澤が今季成長を遂げたのは確かだが、実は、他チームの選手から、最も嫌がられたのは若きエースの2人ではない。
日本代表でもサーブレシーブの要として活躍する、米山裕太(東レ)が言った。
「パナソニックのキーマンは、実は永野ですよ。崩れたところで一気にたたこうとしても、永野の声やプレーがチームを立て直しているんです」
昨年、福澤や清水が内定選手として活躍してきたように、永野もパナソニックが優勝したおととしから内定選手としてコートに立ち、経験を重ねてきた。チームの主将、36歳のリベロ、小糸敬夫も永野を手放しで称(たた)える。
「ここは拾えるはずがない、という場所に必ずいる。"次にボールがどこに来るか"を読む力、レシーブ力は抜群です。相手にとっては、本当に嫌な選手だと思いますよ」
今回全日本メンバー53名の中に、永野選手の名前も有ります。世界を相手にどこまでできるのか、見られるのが楽しみですね。