中国、米国と連夜のフルセットを取り切れず、日本のワールドグランプリ(GP)の決勝ラウンド5連戦は1勝4敗に終わった。
「世界の強豪と試合ができる貴重な機会。表彰台へという思いが強かったので、4位に満足というよりも、1勝しかできなかった課題のほうが大きいですね」
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あまり目立ちはしないが、ブロックに跳んだ後もすぐさま開き、十分な助走を取ってから攻撃に入るのも、大竹の優れた一面である。単純なことのようだが、しっかり助走して、ジャンプすることで、ボールを高い位置でとらえられるだけでなく、より多くのポイントでスパイクを打つことができる。
この、大竹選手の活躍がどうしてだったのか、きちんと分析することが大事だと思うのです。そこに、日本のミドルの攻撃力を上げるヒントが隠されているはずですから。何も、選手個人の特別なスキルが必要だとは思っていません。単純に「しっかり助走してジャンプする」、そういった、基本的なことだと思うのです。アタッカーにそれをさせる為には、どのポイントにどのようなセット(トス)を上げるべきなのか、ということでしょう。