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コラム|女子バレー 2004WGP 日本大会で見えた柳本JAPANの戦略と課題
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Quoted from スポーツナビ | アテネ五輪 Athens2004 | バレーボール コラム|女子バレー 2004WGP 日本大会で見えた柳本JAPANの戦略と課題(2/3) 柳本監督の言葉をそのまま信じるならば、「自分はゴールから逆算して作り上げていくタイプなので、ワールドグランプリもシナリオ通り」。インドネシアラウンドも、韓国ラウンドも、日本ラウンドと変わらず、あくまでもアテネ五輪に向けて、選手個々のステップアップ期間であるという方針を貫くようだ。「その結果、最終的にこの大会で決勝ラウンドに進めない、ということも起こるかもしれません。本来だったら決勝に残るために死にものぐるいになるのが当たり前ですが、今年はオリンピックイヤーですから、アテネで一番いい状態になれるよう、そこは調整させていただいております」。
あくまでも、評価は五輪本番が終わってからにしてくれ、ということでしょうね。
Quoted from スポーツナビ | アテネ五輪 Athens2004 | バレーボール コラム|女子バレー 2004WGP 日本大会で見えた柳本JAPANの戦略と課題(3/3) とはいえ、アルタモノワをはじめとする主力メンバーがほとんどいないロシアに1-3で敗れたことについては、現状では厳しい評価を下さざるを得ない。「正直、まだまだいっぱい隠しています」という柳本監督のマジックを信じるしかないが、一つ気になる点を挙げると、サーブレシーブが今大会、非常に悪い。ディガー(スパイクレシーブ)部門では成田が3位にランクインしているものの、レシーブ部門では10位。3人も上位にランクインしている中国との差が際立つ。「もちろん、この大会中にサーブレシーブ陣も成功率をどんどん上げていってくれると信じていますから、それを前提に、強いサーブを受けた後の攻撃の組み立てについて、大山・栗原にどうセンターをからめていくか。しっかり詰めていきたいと思います」(竹下)という司令塔の信頼に応えるべく、成田、木村、または高橋といったディフェンスに秀でた選手を中心に、レシーブ力、特にサーブレシーブ力のアップを図って欲しい。
確かに、今回苦戦している大きな要素の一つに、不安定なサーブレシーブが挙げられます。これは、最終予選時よりも相手のサーブが良くなっていることに加え、大山(または佐々木)選手がいることにより、他選手の負担が大きくなっていることが原因と思われます。五輪本番で大山(または佐々木)選手をスタメンで起用できるかどうかは、大山(または佐々木)選手がコート上にいる状態で、安定したサーブカットが返せるかどうかにかかっていると思うのですが……。