サントリーを退社してプロに転向した、バレーボール全日本代表の柳田将洋。ドイツ1部のチーム「TV Ingersoll Buhl(ティービー・インジェルソル・ビュール)」に移籍を決め、9月20日に日本を発った。チーム合流直後に行なわれたイタリアでのカップ戦では、いきなりMVPに輝く活躍を見せ、チームの優勝に貢献。幸先のいいスタートを切っている。
Sportivaは出国前の柳田に、悔しい結果に終わったグラチャンのことや、プロ転向、ドイツリーグを選んだ理由などを聞くことができた。新たな道を歩み始めた、25歳の日本のエースが見る未来とは。
プロ転向した柳田将洋がドイツへと旅立ってから1週間後、男子バレーボール界のもうひとりのエース・石川祐希が、自身3度目となるセリエA挑戦への決意を語った。その会見のなかで、「柳田さんが頑張っているから、自分も負けないように」と述べ、自身のプロ転向については「まだ考え中」と明かした。
さらに、同会見の途中で、中央大の同期生で全日本でも共に戦う大竹壱青が登場し、今季にドイツ1部でプレーすることをサプライズ発表。大竹の移籍先のフランクフルトは、柳田が所属するティービー・インジェルソル・ビュールと、リーグ開幕戦(10月14日)で対戦するため、早くも"日本人対決"の期待も高まっている。
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