日本、インドに敗れる/バレーボール男子アジア・ユース選手権準々決勝(2005-05-18 07:07:15)へのコメント


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by ひちゃこ(2005-05-21 22:32:50)

ブロックって 地味な努力も必要ですが 半分は天性の勘やセンスも大事なんですよね…背が高いだけでなく 何故か止める事の出来る人って居るもんです。川合選手、朝日選手って 典型的にそのタイプでした。そんな人が今の日本には居ないですよね…一発でブロックって流れを変えられるから そんな選手がいない今の日本は 寂しいです。いくら練習させても 伸びない、本番に弱い…つらいとこです。


by miusao(2005-05-21 23:55:10)

たびたびすみませんが、気になる点がありましたので、コメントさせてください。
確かにバレーはサッカーと比べて遅れている面が多々ありますが、国際試合で勝てない理由はそれだけではないと思います。
サッカーや野球の場合、2メートル集団を相手にしなくてもいいという幸運に恵まれています。(笑)
バレー、バスケ、ラグビーなどと比べると、体格的ハンデは少ないでしょう。
月刊バレー松平さんとの対談でユースの監督も「外国と比べて体格的には1000年たっても勝てない」と言っていました。
スポーツ全般として「女子は男子に比べて外国との体格的・体力的ハンデが少ない」という話をテレビでやっていましたが、本当に男子は厳しいです。
だから負けてもしかたないと言うわけではありませんが、がんばれば勝てるはずだという簡単な問題ではないと思います。

レシーブが悪いから負けたのではというお話もありましたが、今回のメンバーを見ると高さやパワーより上手さを重視した選考になっていると思います。
確かに今年の深谷は、レシーブよくないです。(笑)春高で、レシーブで勝っていた岡谷工が深谷のブロックに負けたのは、気の毒でした。
なので八子くん篠村くんのレシーブはよくなかったかと思います。
けれど、セッターの岡本くんはレシーブもいいですし、大村工の松崎くん、崇徳の廣本くん、岡谷工の須藤くんも、レシーブ悪いということはないと思います。
今回のメンバーの体力測定結果が、今月の月刊バレーに載っています。
サバよみなしの身長で190以上が2人、スタメンは八子くんだけです。
明らかに高さ不足です。相手チームとの平均身長の差は10センチくらいあったかも知れません。
それでも、このメンバーを選ばなくてはならなかったところに、今回の結果の要因があるのでは?
その下に選抜合宿の体力測定結果が、載っています。
現在の高校生でも愛工大名電の203センチの選手など、ユースメンバーより大きい選手が何人もいます。
この選手も昨年高校選抜の12人に入っていたこともあります。けれど、スタメンではありませんでした。
指高263でスパイク到達点330です。
八子くんは、指高250でスパイク到達点340です。
日本の大型選手の体力レベル、育てることの難しさが、少しはわかってもらえるでしょうか?
加藤さんなどの話も出ていましたが、私の記憶違いでなければ、高校時代の加藤さんはワンマンエースで、加藤さんが前でも後ろでも打って、他の選手たちがレシーブをしていたような気がします。
現在レシーブがいい選手でも、高校時代はエースでレシーブをあまりしていないこともいるのでは?
以前はアジアの敵は中国韓国だけでした。今もその状態なら、日本も3位以内に入れたことでしょう。
イランやインドが強くなった。日本は足踏みしている。そう感じます。
足踏みしていて欲しくはありませんが、問題は簡単ではないと思います。
言ってもしかたのないことですが、去年であれば、セッターに岡本くん、重村くん。サイドに福澤くん、清水くん、松崎くん、塚崎くん、福田くん、リベロ米山さんという今年よりかなり豪華なメンバーが組めたんですが。
上記のメンバーのプレーは、昨年12月の東西対抗で見ましたが、かなりよかったですよ。
今年もあと1人でも、得点力のあるサイドがいたら、接戦をものにできたかも知れません。


by リオン(2005-05-22 14:27:52)

>miusaoさん
サッカーだって最近はDFを中心に大型化が進んでますから、一概に対峙しないということはありませんよ。
ただ、サッカーの場合は戦術や組織でどうにかなるというのは事実ですが。
それでも、基本的なフィジカル面はセットプレー時の競い合いの時には相当なハンデになります。
前にも述べましたが、運動能力の高い人は、サッカー、野球等の人気・大金がもらえるスポーツにいってしまうから、そのあまり物でどうにかするしかないというのが、日本男子バレー界のつらいところじゃないですかね。


by miusao(2005-05-23 23:37:03)

どのスポーツでも大型化が進んでいるんでしょうね。
バレー以外はあまりわからないんですが、サッカーや野球選手の平均身長、特に大きい選手、小さい選手ってどれくらいなんでしょう。
野球だと佐々木さんが大きいとか、立浪さんが小さいとかはわかるんですけど。
でも、どのポジションでも、チーム全員に大きさが求められるスポーツは、そんなにないですよね。
バレーも以前はセッターは大きくなくてもいいとか、リベロは大きくなくてもいいとかあったんですけど。
セッターは宇佐美さんの高さが基準になってくるでしょうし、リベロも大きいほうがいいという考えがありますよね。
今回のユースではなく、去年の高校選抜のリベロ米山くんは、昨年の国体で優勝した埼玉選抜のエースで坂戸西のワンマンエースでした。
183センチなので、リベロもサイドもやるようです。

プロ化は真剣に取り組まなくてはならない問題です。
けれど、今回の結果とは直接関係ないかなと思います。
すでに、195センチ以上で運動能力のある高校生をサッカーや野球に取られているのなら深刻ですが、どうなんでしょう?
長身選手をバスケに取られていると指摘している指導者はいますが。
190センチ前後でも、多数の高校生がサッカーや野球に流れているようでしたら、そういった具体的情報を提示することで、バレー関係者にプロ化を促すことができるかも知れません。
今回は決定力のあるサイドも不足していましたが、シニアまでを含めて一番不足しているのは、ブロックできる200センチクラスのセンターです。
それについては、プロ化をしたからといって、すぐに見つかるというものでもないかと。
高校大学の選手を見ていると、プロという目標がないからといって、やる気が損なわれているという感じはしません。
Vリーグや全日本については、考える余地がないこともないですが。(笑)
ただ、競技人口の減少は事実でしょうし、今後を考えると、このままでいいということではなく、早急に検討して欲しい問題です。

多くのバレーファンにとって、Vリーグや全日本、春高バレー以外の試合を見ることは少ないと思います。
関東近辺にお住まいの方は、大学バレーも見て欲しいと思います。
関東以外でも大学の試合はありますが、有望選手は関東に集まる傾向がありますので。
高校男子は九州・東北がレベル高いです。関東も今年は深谷・橘などが見ごたえあります。
このところの筑波大対東海大は気迫のこもった試合で、あれを見たら大学のトップでバレーをしたいと思うんじゃないかと。
昨年12月東西対抗の高校生たちも、バレーが好き・楽しいということを観客に感じさせる試合をしてくれました。テレビ放送がないことが、本当に残念でした。
多くの選手やファンに、そういった試合を見て、バレーについて考えてもらいたいと思います。


by リオン(2005-05-24 14:06:16)

サッカーの場合、知っている中で一番高いのは、チェコ代表のFWヤン・コラーの202cmです。
低い方の部類でいくと、170ありません。
確かに、セカンドトップ(2列目の選手)や、サイドの選手、ゲームメーカーは低身長でもできます。
身長はあるにこしたことはありませんけど。

言い忘れていましたが、メディアの量というのも問題があると思う。
サッカーは野球は、氾濫するくらいの情報が流れていますよね。
バスケだって、NBAという媒体を通じて情報を得ることが出来るけど、バレーの場合その情報源がほとんどないというところです。
スポーツの雑談するときが一番明確でしょうが、サッカーや野球というのは何気に議論の肴によくなりますが、バレーの場合、身近に話せる機会や人が限られているのが実情です。
もう一つは危機感の問題ですね。
別の観客数の話になるので割愛しますが、協会がより高いレベルの環境を選手に提供できるようにして欲しいです。
かつて金メダルを取った実績があるのに、3大会も五輪に出場できずに、「負けても感動をありがとう」では、恥の上塗りもいいところです。
体操はプライドをかなぐり捨てた結果、団体で金メダルをとりました。
日本男子バレー界(特に協会)も、いい加減に3大会不出場の現実を見て、世界に再び追いつくという姿勢を見せて欲しいものです。


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