「SPORTS Yeah! No.118」「Number 628」の栗原選手に関する記事を読みました(2005-05-22 01:31:58)へのコメント


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by リオン(2005-05-29 01:24:00)

>議論が栗原選手という具体的事例に限定し過ぎて、一般論としての議論、そもそも移籍のルールは現状のままで良いのが無いほうが問題だと思います。
この手の移籍の仕方は、前代未聞なので限定されても致し方ないのかと思います。

自分も、当事者として随分と関わりましたが、主張の論点の違いがここまで来てるんじゃないでしょうかね。
僕たちのような批判的な立場に立つ側は、移籍のやり方の是非から述べていますが、擁護側は人間的立場そのものに立って主張しているので平行線になってしまうのかなと感じております。
これからも議論が交わされていく限りは、平行線の状態が続いていくと思っていますが。

それだけに、譲れる論点があまりにも少ないというのが大きな要因でしょうか。
ただ、我々の立場も今の移籍制度のあり方はいいとは思ってはいませんし、移籍そのものにケチをつける気はありません。
答えは、まだわかりませんから。

ただ、曹長さんが述べている通りにそれだけにやれ『英断だ』『素晴らしい決断を支持する』『人として尊敬できる』と簡単に持ち上げて、問題を解決させる姿勢はどうかという主張は譲る気はありません。
問題は問題として受け取らなければ、解決するものも解決はできません。
たとえ、自分の贔屓の選手でも例外はあってはならないと考えています。


by RasukalPAPA(2005-06-02 01:38:17)

何も出てきませんね。
初めて知るような情報や事実は皆無でした。このVNC.JPで紹介されていること以外には他になにもなかったということでしょうか。
栗原選手を非難攻撃している人たちから、非難攻撃するに値するだけの情報や事実が開示されるのかと期待したのですが、彼らは「プレースタイルが合わない」ことを理由に「「NECを辞めた」「バイオニアに入社した」ということだけで、「移籍のやり方の是非から述べている」と言う割には何も内容がないですね。

移籍のやり方が前代未聞とか我が儘だとかと非難する人たちは、栗原選手の高校時代、卒業後NECに入社と同時に全日本に召集され、全日本のウイングスパイカーとして戦ったアジア大会、ワールドカップ、世界最終予選、アテネオリンピックの一年半の実績についての評価を低めることによって、自分の論拠にしています。

このブログを見る人にはいまさらですが、高校生の時の栗原選手は、全国優勝4回、準優勝2回という輝かしい実績を作っています。三田尻女子高校には、全ての実業団が挨拶に見えて、学校の周辺はスカウト銀座と呼ばれるほど賑わったそうです。バレー部の監督は、全ての実業団と名詞交換し、顔もつなげ、名声を得ました。(先野先輩や宝来先輩の伝統を見事に引き継ぎ、グレードアップさせました。) 親元を離れ、バレーボールをやるために三田尻女子高校のバレー部に入部し、目標を達成しました。全日本にも選抜されました。
高卒後、バレーボールをやるためにNEC女子バレー部入部し、同時に全日本女子バレー部に召集され、11月のワールドカップでは、韓国を敗りました。翌年5月の世界最終予選では、1位で通過し、アテネオリンピックの出場権を勝ち取りました。8月のアテネオリンピックでは、準々決勝で中国に敗れ、同率5位と輝かしい成績を手にしました。
栗原選手はこれらのビッグな国際大会を「NEC所属、三田尻女子高(現・誠英高校)卒」の選手として闘いました。

20才の若さで栗原選手は日本の女子バレーボール選手としての輝かしい実績をつくったのです。まさしくトップアスリートとして認知され、4年後の北京オリンピックでは、チームの中心選手としてメダルを取ることを嘱望されているのです。これがいまの栗原選手の置かれた社会的なポジションです。


栗原選手を攻撃する人は、下記のような的はずれな論法で非難します。笑止千万。
>リオン氏
>>俺から言わせれば推薦で内定し、会社に入社した人が、社風があわないとか、会社に馴染めなかったという理由で辞めたという解釈がより当てはまるのではないかと思われます。
これ、我々が普通にやれば次の入社・公務員面接時に思いっきり突っ込まれますよ。
下手すれば、そこの学校からの推薦枠もなくなりますよ。
周りにに迷惑をかけるかもしれない状況において、めでたしという考え方はいかがなものかと思います。
個人的には、あともう1、2シーズンくらいやっても限界と感じるのならある程度の理解はできたのではないでしょうかね。
>>スポーツ選手って、限られた環境で結果を残すことが最大の定義ですよね。・・・そこで、結果を残せて始めてビッククラブに移籍するとか、サラリーの要求できる・これらを選択できる権利が与えられると思うんですね。
>>確かにスポーツ選手は、ワールドカップや五輪のメダルが最大の目標です。・・・・・・
各選手は選手としての価値を高めるために、不本意の環境でも最大限のものを出そうと努力しています。
その中で、中堅クラブからでも代表選出されたり、よりレベルの高い舞台に進めることもある。
これこそが、選手における最大のご褒美だと考えています。
それが、サクセスストーリー・・・・・
それは、会社員も言えることです。
希望職種でもなくても、その中からその仕事の楽しさ・やりがいを見出し、結果を残していく。
そうして出世したり、より高い次元での自己実現が達成されていく。
それが出来て初めて、この会社に入社できてよかったと実感でき、ヘッドハンティングされたり、転職希望しても円満退社は十分に可能だと思う。
今の世の中、終身雇用を絶対的に薦める企業は少なくなっていますから。
少なくとも、自分を評価させてくれる結果を残さない限りは、我が儘とか言われても仕方のないことだと思います。

上記のような非難は、栗原選手の実績を認めないことによってなりたっています。
栗原選手の輝かしい実績という事実の前には、ガラガラドシャンとすべて崩れてしまう。話しにならない。


栗原選手のNECからの「辞め方」、辞めるタイミング、パイオニアへの入社の仕方は、青く真っ直ぐでそこまでストイックにならなくてもいいのにとも思います。
「我が儘」だとか「前代未聞」と非難する方は、もっと非難に値する事実や情報を出して下さい。単に「NECを辞めたのが気にくわない。」「パイオニアに入社したのがもっと気にくわない」とわめいているだけではないですか。ふられた未練たらたら男がもっともらしく悪口を言いふらしているようにしかみえません。攻撃すべき相手を間違えていませんか。

>らいん氏
>>栗原に関してもルールは破っていません。辞めた後Vリーグに参加しませんでした。ですから本当のことを言えば、これほど関係ない他人(私を含める)にバッシングされる所以はないんですよね。ただ人情がわかるから本人は「申し訳ない」というわけだし他人は「よくないな」と思う。
それなのに、執拗にバッシングするのは度を越えて、弱みにつけこんでいるようにしか見えないから、擁護するわけです。


栗原選手の「辞め方」がよくないと非難する方には、退社に至るまでの栗原選手の言動を吉井妙子氏の記述より再構成する事だけで、完璧な反論になってしまいますね。
長くなりますが、以下に掲げます。

4月上旬の中国遠征の時に
「あのー、実は、NECを辞めようかと思っているんですよ」
「Vリーグの期間中はずっと苦しかった。NECのプレースタイルは私には合わない。もう、全日本の合宿に来る前に、監督にその意志を伝えました。もちろん、同意してもらえず、保留したままですけど」
吉井氏次の方向性をみつけてからでも辞めるのは遅くはないんじゃないの」というアドバイスに、

「逃げ道を作ってから会社に言うのって卑怯じゃないですか。次の事が頭にあって会社と交渉するのも失礼な話だと思います。先の事は会社をやめてからじゃないと、考えられません」
と「栗原に毅然とした態度で言い返されたのである」
5月の世界最終予選でアテネオリンピックの出場権を獲得。8月のアテネオリンピックでは5位という成績。
アテネオリンピックの準々決勝で中国と闘い敗れ、中国とロシアの女子決勝を観戦した時の思い。
「周蘇紅のようなプレイヤーになりたいと言ったら、あの人に失礼かも知れないけど、私の理想に近いひとです。どんな練習をしてあんなプレイが出来るようになったんでしょうね。私はこのままじゃだめだな・・・・・・」
帰国し、9月下旬にNECに辞表を提出。
これを上海のF1の取材中に聞いた吉井氏がすぐに栗原選手に電話をする。
「本当に辞めちゃったの」
「はい、でも、これから、私、どうなっちゃうんでしょう・・・・・・・」
10月13日にNECの退社が正式に決定。
吉井氏が栗原選手の実家がある広島県能美島に会いに行く。
{(海外は)いずれ行ってみたいと思いますよ。でも、私はまだバレーの基本を学びたい。トレーニングがしっかり出来て、自分の技術を磨いてくれるところにお世話になろうかなと思っています}
そして、11月上旬パイオニアに入社。
今回のYeah!記事の中では、
「またどこかのチームにお世話になるにしても、自分への戒めだと思って、すぐにVリーグに出場できる移籍同意書をNECにはお願いしませんでした。・・・・・・アテネ五輪を経験し、まずは体をつくり直す必要を強く感じた・・・・・自分が今しなきゃならないのは、体を作ることと、基本的な技のスキルアップ、そんな私の願いを満たしてくれるのがパイオニアだったのです。パイオニアには、全日本でお世話になったトモさんやレオさんがいるのも心強かった」


栗原選手は、アテネオリンピックの出場権を獲得することをミッションとした全日本女子バレーチームにNECに入社と同時に出向しました。大事な初戦の対イタリア戦、出場を決めた5戦目の対韓国戦に、スタメンで出場し、勝利に多大な貢献をし、韓国戦のあとでの「うれしいでーす」と弾けた姿は多くの人々に感動を与え、日本中で喜びを共有しました。その闘いぶりは「アテネでメダルを」という夢までもたせてくれて、5位という輝かしい成果をえました。栗原選手の参加した全日本女子バレーボールチームプロジェクトは、ミッションを達成し、5位という輝かしい実績を勝ち取り、成功しました。

ミッションを達成したプロジェクトチームは、「北京でメダルを」というより高いミッションを具体的に掲げてひとまず解散しました。「北京でメダルを」取るためにどうしたらいいのかは、各人の痛切な体験として当面の課題が明確に自覚され、栗原選手は上記のような課題の達成を目標に据えたのです。その達成のための方針が、結果としてNEC退社、パイオニア入社となったのです。ミッションを達成した全日本女子バレーボールチームが解散し、目前に迫った国内のVリーグのチームに合流する前のこのタイミングが「周りにに迷惑」をかけないベストな選択なのです。しかも、痛んだ身体を治すために休養とリハビリに使うべき時間なのです。

その手続きにおいても、目標設定の正確さにおいても、その遂行過程においても、何ら非難されるところはありません。
母校に対しても、NECに対しても、「NEC所属、三田尻女子校(現誠英高校)卒」と紹介されつづけたことにより、非常に大きな貢献をしています。
彼女の人生はバレーであり、バレーこそ自己実現のかたちなのです。

「北京でメダルを」みんなで女子バレー全日本チームを応援しましょう。

攻撃すべきは栗原選手ではなく、もっと他にあります。そっちのほうでもっと生産的な討論をしましょう。


by リオン(2005-06-02 09:24:07)

>RasukalPAPAさん
あなたは、国際試合をまともに見たことがありますか。
それとも、顔を真っ赤にしながらキーボードをたたいているのですかね。
OQTなんて、1位で通過しようが4位で通過しようが突破は突破ですし、面子を見ても明らかに突破可能でしょう。
イタリアの勝利といっても、それなりのハンデがあってもギリギリの勝利でしたね。(案の定、五輪では大敗したし、WG,モントルー、4カ国でも当然のように敗戦したし)
本気を出したロシアには、ストレート負け。
オリンピック5位といっても、グループリーグの戦いぶりは惨憺たるものでしたよね。(5位というよりは、準々決勝敗退でしょ、順位決定戦はなかったわけだから)
勝った相手は、明らかに格下のギリシャとケニアですよ。
しかも、そこ以外は全部ストレート負けで一歩間違えば、楽勝グループでの予選敗退という情けない事態もありえた訳です。
Bグループのドミニカと入れ替えたなら、間違いなく全敗で9位でしょうね。
栗原恵の実績に至っても、上記の2試合以外はイタリア戦は健闘したが、他は話にならない成績だったじゃん。
サーブランキングは7位だが、それもギリシャ、ケニアがほとんどですし、スパイク効果率なぞ、できそこないのドラマの視聴率並みの18%くらいでしたよね。
同等、格上に至ってはわずか8%ですからどこか輝かしい実績かうかがいたいものです。
少なくとも、OQT以降でWG、アテネ五輪と明らかに選手としての評価を下げたものとしか見えませんが。
因みに、これがワールドカップ以降の栗原の決定率一覧ね
第10回Vリーグ   135/438    30.80%(49位)
OQT(最終予選) 49/135    36.30%
モントルー     62/175(35)  35.43% 
ワールドグランプリ 72/201(49)  35.82%
アテネオリンピック 40/115(19)  34.78%
〔格下のケニア、ギリシャを除くと 21/78(15) 26.92%〕
どう、これでも輝かしい戦績だといえる?
晒し上げするにしても、事実を事実として認め、全体を見てから物事を発言することを薦めます。
だからこの手のミーハー栗原ファンは嫌いだし、絶対にこの議論が平行線に進むんだよな。
ようやく、終わったと思ったのにな。


by N(2005-06-02 15:35:46)

僕は難しい話や会社がどうとかこうとかの話は分かりませんがリオンさんも非難されたからといって文章が少し乱雑になっていませんか?あなたの文章を読むと、失礼ですがあなたのが顔を真っ赤にしてキーボードに向かっているように思われます。1位でも4位でも通過すれば同じとの意見をおっしゃっていますが、その後にイタリア戦ではぎりぎりの勝利でしたねとおっしゃっていて、あなたの突破は突破の考えをお持ちなら勝利は勝利なのだからイタリア戦の勝利にケチをつけるのはお門違いではないでしょうか?あと「たられば」のオリンピックでのお話はしたところで意味がないので必要ないと思います。 RasukalPAPA さんがミーハー栗原ファンなのかはどこらへんを見て判断しているのでしょうか?またあなたのミーハーとは何を基準にしてのミーハーなのでしょうか?
絶対に平行線をたどる議論において、やっと終わったと思ったならばコメントをしなければいい話では?そこに自分もコメントしたならば最後の一文はあなたが言う言葉ではないと思いますよ。


by TAM(2005-06-02 19:39:18)

枝葉末節を指摘するようで申し訳ありませんが。

>攻撃すべきは栗原選手ではなく、もっと他にあります。

この言葉はいかがなものかと思いますが。


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