ロシアが快勝、日本は逆転負け/2004女子WG予選第1日

Quoted from ロシアが快勝 バレー女子WG第1日=差替 バレーボール女子のアテネ五輪前哨戦となる第12回ワールドグランプリ日本大会は9日、川崎市とどろきアリーナで開幕し、1次リーグC組の2試合を行い、第1試合では昨年2位のロシアがポーランドに3-0で快勝した。
Quoted from 日本は逆転負け バレー女子WG第1日=差替 2大会ぶりに五輪に出場する日本は、五輪1次リーグで対戦するイタリアに1-3で逆転負けした。  日本は第1セットを先取したが、第2セット以降はサーブレシーブの乱れが目立ち、イタリアの攻撃に力負けした。昨年2位のロシアはポーランドに3-0で快勝した。  大会には12チームが出場。28日からレッジョカラブリアで行う決勝ラウンドには、開催国イタリアと1次リーグの上位5チーム(イタリアを除く)が進む。
Quoted from 全日本女子試合結果:ワールドグランプリ予選ラウンド ■総評  オリンピック本番では第2戦目に当たるイタリアとの初戦。日本は、大会前のヨーロッパ遠征で「ある程度めどをつけた」(柳本監督)センター線は大友を温存。セッター辻、ライト高橋、センター吉原-杉山、レフト大山ー栗原の布陣でスタート。  第1セットでは、「これからの課題として厚みを持たせたいと積極的に打たせた」両エース、大山、栗原の攻撃力で25-20と先行した。しかし、第2セット以降は、フロントゾーンの空きをついてきたイタリアのサーブにてこずり、3,4セットを失った。第4セットも序盤、吉原の速攻で意地を見せた日本が、6-5,7-6とリードしたが、ここでもサーブで崩されて逆転を許すと、そのまま19-25と押し切られた。  選手たちは「個々の課題をひとつひとつクリアしていく大会」と位置づけており、この日、22得点と大活躍した大山の復活、好サーブを見せた栗原と「ねらったことはできた」試合ではあったが、OQT(五輪世界最終予選)での勝利のあと、これで3連敗。この試合で復活を印象づけたイタリアの大砲トグットの存在感もますます高まる ことを考えると、本番でも厳しい戦いが予想される。

時間も時間だし、仕事で遅くなったためにほとんどテレビ観戦できなかったので、結果のみ。日本は、いくら手の内を隠していたといっても、イタリアに対してこれは本番もちょっと厳しいかな、という印象。大山選手のレシーブミスばかりが目立っていました。ただ、相手の方が実力が上なのは端から折り込み済み。それをどれだけ戦術でカバーできるのか、逆に本番が楽しみです。

以下、他会場も含めた全試合結果です。

■試合結果
□グループA
THA-CUB[0-3](17-25 19-25 22-25)
USA-KOR[3-0](28-26 25-13 25-22)
□グループB
BRA-DOM[3-0](25-20 25-23 25-16)
CHN-GER[3-0](25-19 25-22 25-15)
□グループC
POL-RUS[0-3](12-25 22-25 17-25)
JPN-ITA[1-3](25-18 20-25 20-25 19-25)

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コメント

やはり手の内を隠しているとはいえミスが多かった…サーブレシーブが少し短く辻のコンビネーションも完璧な感じではなかった!!大山はアタックが良かっただけにレシーブが難…これが木村だったら上がっていただろうと思う場面が多かったし昨日はフェイントが落ちるたびに大山のところで強打も弾かれるのは大山…やはりこれだけレシーブができないのが目立ってしまっては(>_<)しかしスパイクはやはりずば抜けてすごくまだまだ伸び盛りでしょう☆

日本は全力では戦っていなかったと思いますけどイタリアの前へのサーブでやや崩されていましたわ。あと辻選手とアタッカーのコンビが上手く噛み合っていない時がありましたわ。ただ1セット目はブロックがよく決まり辻選手もなかなかでした。ただ途中から速さを意識しすぎてしまったようで。しかし辻選手もできる選手ですからもっともっと頑張ってね!!

栗原選手の決定率があまりにも低かった気がしますね。
もっと活躍して欲しかったから残念です。
木村選手や横山選手が出ないかと期待したのですが、横山選手はぜんぜんでしたね。
大山選手が本当にのびのびプレーしていたのが見ていてとても爽快でした。雰囲気もいいですね。
今日も楽しみです。

第一試合、ロシアとイタリアの激突再び。大艦巨砲対決実現かと思いきやトグット選手がベンチ入りメンバーからも外れ、イタリアは11人での戦い。互いに隠しなしの真っ向勝負はセカンドテクニカルからイタリアが逃げに入る。レシーブがきっちり入るようになり、多彩な攻撃でポイントを重ねる。対するロシア、高さは有効なもののオープンメインで単調さが目立ちイタリアの網にかかったりふかしたりと自滅傾向。カルポリ監督、スタートから沸騰中、接近しすぎのカメラクルーに雷、セッターに雷、しまいには2回のタイムアウトのあとにさらにタイムアウトをとろうとしてしまうことも。1セットに続き中盤以降にミスを続けたロシアに対し、正確さと多彩さで優るイタリアが2セットを連取。3セットからイタリアはロ・ビアンコ選手からフェレッティ選手にチェンジ。いまひとつぴりっとしないロシアだったがショコノワ選手のサーブからリズムをつかんでリード、かかり気味だったレフトも息を吹き返し、センター線の速攻にも切れが戻る。やはりすんなりとは終わらない戦い、3セットはロシアが取り返す。4セットはイタリア、レフトからのストレートがことごとくアウト、クロスは高いブロックに阻まれ、リズムを失いロシアが大量リードを保ったまま連取。またまた両チームの戦いはフルセット突入。やはりロシア、最後はガモワ選手に集めてくるが、そこはイタリアも承知。枚数そろえてブロックにかけ、返しで攻撃に結び、勝利をもぎ取る。セットカウント3-2で連勝。いや、実に見応えたっぷりの戦いでした。この後はエンタメに続き、日本対ポーランドの試合です。「時間押してるから早く席もどれ」なんてせかされても困ると思うんですが。

第一セット、スタメンはセッター竹下、ライト木村、センター杉山・大友、レフト大山・栗原、リベロ成田の各選手。竹下選手のサーブでスタート。

つかず離れず接戦の第一セット、先行してセカンドテクニカル入りしたい・ここで離したいところでセンター線のブロックでポイント。先に20点台に乗せる。交代は木村選手から辻選手、竹下選手から佐々木選手。終盤はレフト大山選手のパワースパイクで押し切り、25-22で先取。第二セットのスタメンはライトが木村選手から高橋選手に変更。

第二セットはポーランドのレシーブがよく、そこからの速攻などが決まり点差を付けられる。逆に日本はレシーブがブレ気味で流れを引き寄せられない。11-16から大山選手に替えて佐々木選手を投入も流れ変わらず。とにかくポーランドのレシーブが良すぎて、日本の攻撃がことごとく拾われる。最後は二段を栗原選手が打っていくがラインを割って16-25、セットカウントイーブン。今日ももつれそうな予感、すんなり勝たせてはくれないのね。第三セット、スタメンは第一セットと同じでスタート。

第三セット、杉山選手のブロックなどで出だし好調かと思いきや、相手のサーブで崩され、さらにセッターも憎らしいほどのトスフェイントを使ってかき回してくる。これの対処がままならない日本はずるずる引き離され14-25の大差で失い、瀬戸際に追い込まれる。第四セット、スタメンは変わらず。

第四セット、じりじりと追い付きはじめた日本、中盤すぎに相手フェイントをブロック降りぎわに引っ掛けてたたき落としたところからリズムをつかみ、やや相手に厳しいラインジャッジも幸いしリード。23-22から木村選手から辻選手、竹下選手から佐々木選手の二枚替え。しかしポーランドも食い下がりデュース。28-27から二枚替えを戻す。最後はポーランドのスパイクがアウトで30-28、またまたフルセット劇場開幕。最終セット、スタメンは変わらず。ちなみにイタリアのアナリストさんがデータ収集してるようです。

最終セット、ことごとく強打が相手ブロックにシャットアウトされる。11-13からピンチサーバーで杉山選手から高橋選手に交代。しかしファールで相手にマッチポイント。あっけなく最後も取られ終了。うーむ、どう判断したものやら、この試合。高さ対策に難ありなのか、攻撃のとっかかりのレシーブに難ありなのか、それともこれも想定範囲なのか。

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