2004WGP決勝R第2日/29日の試合結果
2004女子ワールドグランプリ決勝ラウンド第2日、29日の試合結果です。アメリカが中国に3-0、キューバがドイツに3-0で、それぞれ勝利しました。プールBはキューバが2連勝で準決勝進出決定。
■試合結果
□プールA
CHN-USA[0-3](23-25 18-25 20-25)
□プールB
CUB-GER[3-0](25-20 25-21 25-21)
■現在順位
□プールA
1.China(1勝1敗)
2.U.S.A.(1勝)
3.Italy(1敗)
□プールB
1.Cuba(2勝)
2.Brazil(1敗)
3.Germany(1敗)
コメント
キューバは90年代の実力が戻ってきた感じですね。特にルイザとバロスが活躍してるみたいですね。
逆に、中国が蕊蕊が骨折で抜けた穴が大きいみたいですね。オリンピックでは戻ってくるのでしょうか。あと、LI Yanという選手は数年前に代表入りしていた李艶選手なんでしょうか。復帰したって事ですかね?
投稿者: ねぐろん | 2004年7月30日 14:13
吉原は第1セットのしょっぱなからセッターの後ろに流れて打つ移動攻撃(ブロード)はしない。なぜか?バレーボールの攻撃の基本とは、センタープレイヤーがセッターの前で打つAとBのクイックであるからだ。どのようなストラテジーをもつチームでも、まず試合序盤にいかにこのAとBのクイックを決められるかどうかがあらゆる攻撃パターンのカギを握っている。これさえ決まっておけば、他の攻撃はサイドもバックも時間差もすべて決まるといっても言い過ぎではない。
柳本監督は就任当初、吉原以外のセンタープレイヤー(杉山、大友、鈴木・・・)にブロードを禁じたという。なぜなら、AとBのクイックを打たない、或いはその本数が少ないセンターなど相手にとってなにひとつ脅威を感じないためだ。
オリンピック本番のブラジル、イタリア戦でも、恐らく大友、杉山とも悉くブロードはシャットされるだろう。これまでも彼女らのブロードは格上の対戦国相手になると著しく決定率が低く、機能させてもらえていない。(杉山は、W杯のイタリア、米国戦。大友については、OQT4戦目以降すべて)さすがに世界の列強のチームのブロックシステムは甘くはない。
特にブラジルのリードブロックは皆(コート内の選手)、恐ろしく基準がいい。シャットしない時も悉くワンタッチにかけてまったくボールが落ちない印象があるのは私だけか?(さらにこのボールをセッター以外の選手が嫌になるほど正確な二段トスでつなげて、きっちり決めてくる。)
やはりニッポンの攻撃の軸となるキーパーソンは吉原であり、もうひとりは相手の(センター中心の)バンチリードブロックをレフト、ライトへの速い平行トスでサイドにひきつけられる高橋である。
ご存知の方も多いと思うが、ニッポンの1点目はサーブレシーブが乱れて、竹下がランニングセットしない限り、必ず吉原のAクイックか高橋のレフト平行である。
(OQTを例にとれば、ふたつの天王山と言えるイタリア、韓国戦ともに1点目は高橋へのレフト平行)
この二人の攻撃が、試合序盤に決まりさえすればレフトオープンも楽に決まる。大山がブロックを意識しすぎてこれでもかとホームランすることもなければ、栗原が焦って、助走と踏切りが甘いため、常に打点が頭より後ろで退け反ったようなへなちょこスパイクを打つこともない。
ワールドグランプリでのテイタラクぶりは私はまったく気にしていない。皆、カラダが『お疲れさん』だったの一言に尽きる。翻って言うならば、日本の女性アスリートがまだまだ連戦転戦に耐えうるようなスタミナとタフさを持ち合わせていないことを露呈してもいるが・・・。
とにもかくにも、オリンピック本番では柳本監督の采配が楽しみだ。フェラーリの変幻自在のピットストップ作戦のような驚嘆のストラテジー(戦略、戦術)を披露してくれるに違いない。(因みに私のブラジル戦の予想スタメンは多くのひとが期待し、無難と考えるOQTイタリア戦のメンバーと断じて同じではない。『無難』でブラジルに勝てるほど甘くはない。理由のひとつに『二段』を打って決められる選手が誰もいないというのがあるが、それ以上は長くなるので、ここでは措く。)
言い忘れたが、それにしても韓国よ、今頃バックアタックの練習したって遅くはないか。一体、だれが打つと言うのか?諦めて従来どうりの『ネット際でチマチマ、ゴチャゴチャやってるだけのバレー』(←柳本監督弁)に徹したほうがよくはないか?日本にはまた鎧袖一触されるだろうが、他とは案外イイ線いく戦いが出来るんじゃないかと思うが、どうか。
投稿者: 安里屋ユンタ | 2004年7月30日 15:12
安里屋ユンタさんの言っていた事をある雑誌で読みました。ただ大友はWGPでBクイックを結構決めていたのでだいぶ吉原に近付いたと思います。問題は杉山選手。AクイックBクイックの打数が少なくブロードも得意とは言えパワー不足です。それでもブラジル戦はそこそこ決まってましたけど(笑)もう一人のセンターの大村選手ですがレフト起用の方が力を発揮するような気がします。まあ今の日本は金は厳しすぎるが3位なら充分に取れる力があります。頑張ってね!!!!あと韓国についてですが、日本がネット際ゴチャゴチャに対応できる=世界トップには通用しないと判断しバックアタックやジャンプサーブを始めたのでしょう?韓国は技術をすぐにモノにします(OQTの時も二週間しか練習期間がなかった)でもバックアタックは二週間くらいでは上手く試合で使うのは無理でしょう。韓国との戦いはブロックに要注意だと私は思いました!!
投稿者: ピッピまま | 2004年7月30日 15:58
韓国はどうくるんですかね(笑)バックアタックを覚えたとしても単発な感じになるんでしょうか。。私もレフトに大村選手を置くのは賛成です。センターしても動けるし高さのあるスパイクもありますしブロックもあるんでね。ただ足の状態はどうなんでしょうか。ブロードに関して言えば止められるのは竹下選手が前衛にいるときが多いような気がします。竹下選手が前衛にくるとレフトとセンターの二枚になりますから。昔の全日本ならライトに1枚、レフトに2枚つけば辛かったんですが今はバックアタックもありますからね。やはり高さのある相手だとクイックをするのは恐いですからどうしても幅の使った攻撃になってしまいますよね。ブロードに1枚、レフトに2枚つかれたときいかにバックアタックを使えるか…。今のレフトは高いですが栗原、大山選手はそこまで速いトスを打たないので高さがありブロックのうまい相手だとちょっと辛いですよね。もし、レフトに大村選手が入ると例えば彼女がBクイックを、センターがAをってなったとき相手のブロックがレフト側に寄りますから後ろからライト側からバックアタックを打とうってしたりできますからね。それにしてもどう組み立ててくるのか(笑)アテネのスタメンが楽しみです(笑)誰かが言っていましたがこうやって予想したりできるのってゆうことがスゴいし今の日本は楽しみなんだなって。私も同じ思いです。
投稿者: ブラックバボ | 2004年7月30日 22:33
体力に関して言えば男子の方がひ弱では?怪我が多いです。とくに男子は。もっとトレーニングが積めるような日程などや環境を考えなければ。。
投稿者: ブラックバボ | 2004年7月30日 22:38
安里屋ユンタさんへ
どうしたらブラジル戦に勝てると考えてますか?長くなってもいいじゃないですかぁ!語ってくださぁい(^-^)しかし皆さんの意見は凄く勉強になりまぁす!ほんと今の全日本は何が起こるか分からない!楽しみですねっ(^^)
投稿者: りん | 2004年7月31日 17:38