立木会長が強化事業本部長兼務/新体制移行を前倒し実施
Quoted from nikkansports.com > スポーツTOP > スポーツニュース 日本バレーボール協会は、立木正夫会長が10月1日付で新設の強化事業本部長を兼任することを決めた 15日の全国理事会で、大幅な組織改編を行ったもので、会長が強化責任者を兼ねるのは初めて。今回の人事は来年3月までの暫定だが、延長の可能性もある。
遂に日本バレーボール協会が動き出しました。
Quoted from インフォシークニュース > トピックス > バレーボール > 日本バレーボール協会、6か月前倒しで役員改選 日本バレーボール協会は15日、都内で理事会を開き、来年3月に70歳定年制を初めて採用して退任する常務理事以上の幹部の後任を、約6か月前倒して決める異例の人事を決めた。 10月から新体制で協会を刷新するが、3月までに業務を引き継ぎ、協会が主体性を持ったイベント運営や男女チームの強化、Vリーグの健全運営などに早期に着手する狙いがある。
今回は何か、今までとは違うような雰囲気も。期待したいところです。
Quoted from Yahoo!ニュース - スポーツ - 時事通信 強化事業、国内事業、業務推進、国際事業、M&M(マーケティング・アンド・マーチャンダイジング)、Vリーグ機構の5本部1機構制とし、それぞれの責任者を選任した。 立木会長は低迷するナショナルチームの再生に向け、自ら陣頭指揮を執ることになった。同会長は「わたし自身が退路を断って強化責任者を兼務することが、(協会として)世間へのアピールになる」と決意を示した。
アピールするだけではなく、確実に結果を出して欲しい。決してポーズだけで終わって欲しくはないです。
Quoted from デイリースポーツonline 今後の代表監督人事については強化事業本部の中の男女各委員会が当たる。女子は柳本晶一監督の続投が濃厚ながら、立木会長は「女子は今のところ柳本君だが、今後も委員会で検討する」と話した。また不在の男子監督については、9月までの暫定で男子代表を率いた植田辰哉監督の去就を含めて検討する。
7月に「北京まで柳本監督続投」と発表した女子の監督を、再検討するとのこと。きちんと検討して最適な人事をお願いしたいですね。柳本監督が適任という結論であれば、それはそれで結構。女子以上に深刻なのが男子。本気で外国人監督を招聘するつもりがあるなら、候補者が他に決まってしまって植田監督を続投せざるを得ない、なんて事態だけは避けて欲しいところ。
Quoted from スポーツナビ | ニュース | 荒木田さんら運営理事就任 バレーボール協会が決定 新たな運営理事に元日本代表でモントリオール五輪金メダルの荒木田裕子さん、ロサンゼルス五輪銅メダルの三屋裕子さん、元米国代表でバルセロナ五輪銅メダルのヨーコ・ゼッターランドさんらの就任を決めた。
この辺りの人事にも、協会の本気が見える気がします。特にヨーコさんは、一度は日本を飛び出した人。過去のしがらみも色々とあるはずで、それを理事に据えるというのですから、なりふり構わず、といった感じでしょうか。まぁ運営理事というのがどれだけの発言力を持っているのかは謎ですが……。こちらの記事で現状の問題点を的確に指摘している三屋さんには、しっかりと行動で示して頂きたいですね。通販会社社長との兼務で、お忙しいとは思いますが。
Quoted from スポーツナビ | ニュース | 立木会長が強化責任者兼任 日本バレーボール協会 来年3月末の役員改選で定年を迎える豊田博専務理事の後任には、山岸紀郎常務理事が10月1日付で就任する。
Quoted from バレーボール協会が新体制 男子強化へ外国人監督も - asahi.com : スポーツ 低迷する男子の監督には「国境、人種、年齢の垣根を取っ払って考えなければならない」と外国人の導入を示唆した。 男女の強化委員長には、それぞれ萩原秀雄、成田明彦の両理事が就任。
さて、なかなか見えてこない協会の動きではありましたが、これでようやく改革へ向けての第一歩を踏み出したといったところでしょうか。「結局何も変わってねーじゃん」と言われないように、しかし結果を焦らず、長い目で見た地道な改革を行っていって頂きたいと思います。
<追記>
成田明彦氏の女子強化委員長再任について、いくつか批判の意見を読んだのですが、何故だろうと思って良く良く調べてみると、成田氏って、2002年11月に、全日本女子の世界選手権や釜山アジア大会での不振の責任をとって、女子強化委員が「総辞職」した時の強化委員長なのですね。
Quoted from スポニチアネックス 一般 バレーボール 日本バレーボール協会の女子強化委員会(成田明彦委員長)が「総辞職」した。全日本女子の世界選手権や釜山アジア大会での不振の責任をとったもので、委員全員の引責辞任は男女を通じて史上初めて。22日の同協会の理事会で、吉川正博監督を含むメンバー8人と、豊田博副会長の強化本部長職辞任が承認された。強化委員会では、不振の原因は吉川監督の指導力不足に加えて、十分なバックアップができなかった委員会全体にもあると判断。
過去に史上初めての総辞職を引き起こした人物が再任って、何を考えているのか……。
コメント
失礼いたします。
新体制がようやく固まりつつあるのですね。まあ、良かったですね。後は、男子監督。ファンが納得するような人事をお願いしたい気持ちでいっぱいです。
以上です。失礼いたしました。
投稿者: 負けてたまるか | 2004年9月16日 14:19
本当に意味不明な人事ですね。成田委員長。
氏は東海大学バレーボール部の部長であり、女子部の監督です。少なくとも東日本インカレまではそうでした。ということは少なくとも春秋のリーグ戦やインカレなどはベンチに入って指揮を執られるわけで、その時期に全日本の合宿や遠征があった場合チームに帯同できないということになるわけです。もっともチームを離れることが決まっていれば話しは別ですが、東海大のHP確認しましたが、そのような記事はまだ見当たりませんでした。
氏の手腕の有無や管理人さまの指摘以前に、女子強化委員長としての活動に専念できないのでは、と考えてしまいます。
その点から意味がワカランと書かせていただきました。
ところで、前田健氏は職を解かれたということになるのでしょうが、健サンではだめだったのでしょうか。監督が続投なら、氏も続投でよかったのではないでしょうか。
投稿者: グース | 2004年9月17日 11:29
で、男子監督候補として名前のでていたゾラン・ガイッチ前セルビア・モンテネグロ監督ですが、ロシアリーグのロコモーチフ・ベラゴリエの監督に就任するそうです。
・・・せ、選択肢が少なくなっていくような気がします。
投稿者: TAM | 2004年9月18日 00:42
失礼いたします。
そうなんですよ、ガイッチ氏、昨日雑誌読んでいたら「ロシアリーグに就任」みたいなことかいてありました。
本当に、男子監督、協会はどうする気なのだろう。
以上です。失礼いたしました。
投稿者: 負けてたまるか | 2004年9月18日 14:35