柳本監督、続投受諾までの心境語る
本日(20日)予定通り、続投要請拒否から一転、続投要請受諾となった柳本全日本女子監督の記者会見が開かれた模様です。
Quoted from Yahoo!ニュース - スポーツ - 毎日新聞 続投が決まったバレーボール全日本女子の柳本晶一監督(53)が20日、会見し、続投要請を受諾するまでの心境や北京五輪への決意を語った。
しかし、記事によって柳本監督のコメントがバラバラだったりして。そこだけ集めてみましょうか。
Quoted from Yahoo!ニュース - スポーツ - 毎日新聞 柳本監督は「五輪から帰ってきても日本協会から何の連絡もなかった。11月中旬に突然、続投の要請があった」と続投要請を固持した経緯を説明した。
Quoted from Yahoo!ニュース - スポーツ - 共同通信 「考える時間をもらえ、一部の選手からの慰留で心を動かされた」と留任を引き受けた心境を口にした。日本代表は来年4月に強化合宿を開始する。「土台はアテネでできた。あとは足し算でいい」と五輪を経験した若手中心で編成する方針を示した。
Quoted from インフォシークニュース > トピックス > バレーボール > バレーボール全日本女子の柳本監督、若手登用構想示す 柳本監督は五輪後、約2か月間、協会から連絡がなかったことで、続投の気持ちが揺れたとしながらも、11月に正式な続投要請を行った立木正夫会長から、連絡が遅れたことへの謝罪があり、五輪出場選手らからも「アテネで忘れてきたものを、北京で取りに行きましょう」などと、メールや電話で励まされ、要請を受けることを決めたという。
Quoted from ..:: JVA FAN CLUB OFFICIAL SITE ::.. 「11月16日に要請があったが、アテネ五輪後の心の整理がついておらず、少し考えさせてほしいと伝えた。時間をもらったおかげで、北京までどうすべきなのか、これまでガムシャラに突っ走ってきたぶん見えなかったものが見えた。選手たちからもメールや電話があり、これじゃいかん、やればできるとふんぎるきっかけになった」と経緯に触れた柳本監督。
おっと、引用している途中で以下の記事に遭遇。ここが一番、流れが掴めて言いたいことが分かって良いかも。
スポーツナビ | ニュース | 選手にメールで励まされた 歯切れよく話した柳本監督
さて、期待していた具体的な強化策については、まだこれから詳細を詰める模様。柳本監督は既に、
Quoted from スポーツナビ | ニュース | 専門家チームの結成必要 日本協会全面支援できるか 有能なコーチだけではなく、戦術分析担当や精神面を支える専門家ら10人単位のチームを求めている
ようです。しかしこれに対し立木会長が
Quoted from スポーツナビ | ニュース | 専門家チームの結成必要 日本協会全面支援できるか 「問題は資金。協会財政は潤沢ではないが、要請には応えたい」と苦しげに答えた
のが気になりますね。「一部の選手からの慰留で心を動かされ、留任を引き受けたものの、結局協会のバックアップを思うように受けられず、世界選手権で結果を残せずに「やってられん」と辞任、なんてことになりませんように。
Quoted from ..:: JVA FAN CLUB OFFICIAL SITE ::.. 第2期柳本ジャパンのスタートは、Vリーグ終了後の来年4月となる見込み。候補選手約25名を集めて東京で合宿を行い、5月の黒鷲旗後には18名に絞る。その後の遠征には15名程度で参加するが、大会ごとにメンバーを代えながら、1年間はこの18名で戦っていく方針という。
ところで、メールや電話で励ました一部の選手って誰なんでしょうかね。下世話とは思いつつも気になります。
コメント
アナリストや精神面のトレーナーもいいでしょうが吉井妙子氏の100パーセントの闘争心ではかなりフィジカルトレーナーの必要性も言われていてなんせ選手たち本人たちがそう感じているんだから人数を増やしてもらいたいもんですね!!
投稿者: volleyball | 2004年12月21日 02:02
http://www.sanspo.com/morespo/top/more200412/more2004122103.html
http://www.sponichi.co.jp/others/kiji/2004/12/21/01.html
コレも関連記事かな。
投稿者: TAM | 2004年12月21日 06:36
予算について。
散々協会と立木会長を批判しましたが、今回は可哀想になりました。予算は確かに微々たるもの。
http://www.jva.or.jp/jva/2004/budget/05-1.html
平成17年度の予算はそんなに増やせる見込みなんかほとんど無いはず。コーチや専門家に支払う費用はどこにあるのでしょうか?そんな環境の中で、
「問題は資金。協会財政は潤沢ではないが、要請には応えたい」と苦しげに答えた
のは勇気のある事だと思います。今回の発言で、最低の官庁(私の偏見かも)文部科学省に呼ばれていじめられなければいいのですが・・・・。現実を見据えながら、ファンに夢を与えるのは大変なことです。柳本監督もその辺の事情は十分に理解しているはずです。TVでもそんな事を言ってと思います。立木会長にはファンに叩かれながらも、腐ることなく改革をすすめてほしいです。
投稿者: sadao | 2004年12月21日 12:13
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/other/headlines/etc/20041220-00020450-jij-spo.html
この恩恵に与ることができますかどーか。
投稿者: TAM | 2004年12月21日 13:13
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/other/headlines/volley/20041221-00000013-spnavi_ot-spo.html
”全権監督”だそうです。
投稿者: TAM | 2004年12月21日 15:32
別の所でも書きましたが、「具体的な強化策はこれから話し合い」というのは私も気になりますね。
もっと徹底的に話し合い、はっきりと確約を得てから契約した方が良かったのではないでしょうか?
投稿者: クレネジー | 2004年12月21日 22:25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041221-00000023-ykf-spo
やっぱり、この先もしばらく困難が続くでしょうね。
投稿者: greenpepper | 2004年12月21日 22:55
財源のない今の時点で全日本監督と協会が強化策を話し合っても、何も出てこないでしょう。どんな競技でも全日本監督と協会はケンカするのが宿命です。
サッカーだって、スポンサーが付いてはいても、決して選手もスタッフも金も無限ではない。だからジーコ監督もトルシエ監督も協会やJリーグと「選手を出せ」「出さない」でもめてました。
バレーボールも、まずはお金です。私たちファンから取るシステムを作る、即ちプロ化を前提にしたVリーグの強化が必要なのだから、全日本チームとVリーグ、協会とはこれからも綱引きしながら、ですよ。
その意味で、柳本監督をヒーローにするのはいいけど、あまりにも権限を与えてはいけない、そんな気がします。
投稿者: toka | 2004年12月22日 15:47
絶対に北京でメタルをとってほしいです。
不安からの支援システムは賛成です。
つなぐバレー復活。柳本監督はすごいです。
投稿者: オリン | 2005年7月 4日 05:02