日本、インドに敗れる/バレーボール男子アジア・ユース選手権準々決勝

Quoted from 日本、インドに敗れる/バレーボール - nikkansports.com > スポーツニュース 日本はインドに2−3で競り負け、世界選手権出場の可能性がなくなった。

とのことです。残念。

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コメント

スタッフ、選手の皆さん、お疲れ様でした。これからが大事です。この敗戦をいかに考えるかが問題です。再度言います。日の丸の付いたユニフォームの意味、しっかり考えてください。

http://www.jva.or.jp/world/2005/asiayouth/men/results.html
ということで準々決勝のレポも載りました。
「第3セット中盤以降、日本は守りに入ってしまったのか消極的なプレーによるミスが目立ち始め、自滅といえる形で第3、第4セットを落としてしまった。」そうな。

5-8順位決定予備戦
日本 3(25-23/25-15/25-15)0 オーストラリア
ということで最終日の5-6位決定戦で中国との対戦になります。

準決勝結果
中国 3(25-19/25-16/25-22)0 タイ
日本 3(25-23/25-15/25-15)0 オーストラリア
インド 0(19-25/15-25/22-25)3 イラン
韓国 3(23-25/25-21/25-23/25-16)1 台湾

最終日(決勝)組み合わせ
7-8位決定戦 タイ-オーストラリア
5-6位決定戦 日本-中国
3-4位決定戦 インド-台湾
決勝戦 イラン-韓国

最終日 5-6位決定戦
日本 3(22-25/25-15/28-26/25-15)1 中国
日本が5位、中国が6位となりました。

辛辣なことを申しますが、ユース世代といえど、アジアで苦戦してるようでは、いつまで経っても五輪に出られない。日本は確実にレベルが下がってる。

特に男子の場合は、サッカーや野球みたいに先立つものがないから、質のいい選手が集まらないのではないでしょうか?
サッカーにしろ野球にしろ、海外というステータスが生まれたわけだけど、未だにバレーにおいては海外はおろか国内のプロというステータスの確立がないから、良質の人材の確保が難しいと思う。

「全日本男子バレーは絶対強くなる」と思っている私でも、かざぐるま様、リオン様の意見には共感いたします。間違いなくその通りだと思います。
で、どのようにしたら強くなれるかと考えますと、正直思いつきません。ただはっきりしていることが一つだけあります。レシーブ力の低下です。また比較しますけど、1993年ユース代表のスターティング6を見ますとウテナ選手(JT)、徳元選手(JT)、砂川選手(東海大卒)、加藤選手(ペルージャ)、桑田選手(サントリー)、清水選手(元東レ)でした。みなさん、わかりますか?全員レシーブができる選手でした。今回のユースメンバーで正直レシーブがうまいと思った選手は、僕の見たことのある選手ではいませんでした。
ユース代表の選手にみなさん、私にここまでいわれて悔しくありませんか。練習してください。

すいません、上の文章に訂正を。
「ユース代表の選手のみなさん・・・」です。すいませんでした。

負けてたまるかさんのご意見を伺って納得しました。春高の決勝戦を見て、ブロックのフォローの姿勢が妙に高かったように思いました。低ければ良いというものでもないかもしれませんが、私が思ったのは「(世界的に)小さいわりに守りの意識が薄いな」ということでした。ユースの選手達がどういう陣形でプレイしたかわかりませんが、少なくとも今の日本男子は、どの年令でも打ち屋専門のセッター対角はもはやいらないと思います。
中国に勝ったことは評価できるかもしれませんが、相手の「やる気」のこともありますし「終わりよければすべてよし」のような勝ちは、OQTでこりました。

男子、特にVのチームに言える事なんですが、レフトとセンターの選手のレベルが低いと思います。
というのも、今ではほぼどのチームもエースに外国人選手を置いています。今年優勝した東レに限らず。
外国人選手が助っ人で来てるんだから、確かに彼らに頼るのがいけないとは言いません。しかし、男子の場合は頼るではなくもはや依存です。苦しい状況や日本人のサイドの選手が決められないと外国人選手にあげれば何とかしてくれる。それがいけないんです。そうなると、絶対的にセンター・レフトの日本人選手を使う回数が減り、外国人選手にセッターが頼ってしまう。苦しい状況を打破する力を日本人選手が身につけない。レフトにしても然り。同じレフトでもやはり日本人選手が決めきれないから外国人選手に頼る。だから、レフトも苦しい状況で決めきる力が無い。
そんな選手ばっかりが全日本に集まっても結果は見えてるのでは?決まらないセンターのマークを手薄にして、サイドにブロックを寄せ、脆いサーブレシーブ技術を安定した強いサーブで崩す。ブロックにかかる。1度流れを切ってもミス連発で相手に得点をやる。そんな悪循環の繰り返し。実際、ユースもミスがかなり目立ったようですし。
最終予選が然り。宇佐美が山本にしか挙げない、挙がった山本も決めきれない。センターが機能しないからサイドにブロックが付く。
男子は1度外国人選手抜きのVを行うべき。セッターを初めとした意識改革を為さない限り、永久にオリンピックへは行けませんし、福澤・北島といったいい素材がいても彼らも同じようで決めきれないサイドアタッカーにしかなりません。

どのチームも手っ取り早く点の取れるサイドを連れて来ますが、外国人選手はセンター(MB)セッター、リベロに限ることにしたらどうでしょう。
日本のセンターのレベルアップにもつながると思います。
東レ、NECなど比較的外国人への依存度が低く、日本的なバレーをするチームが優勝を争うようになったことは、明るい兆しと思います。
東レは依存しているときもありますが。
ジルソン・サンバーズ連勝のような状態では、日本に未来はないですから。
東レの粘りやNECのコンビバレーを、全日本で活かしていく道を考えて欲しいです。
全日本にNECの選手が少ないですけど……

黒鷲で大学チームを見た人も多いと思いますが、大学はエースを育てる場になっていると思います。
春は新チームということもあり、ミスが多くチームが出来上がっていませんが、有望選手やVリーグに負けないプレーも見られます。
充実しているとは言い難いのですが(笑)大学バレーのHPも見てみてください。
http://www.volleyball-u.com/
http://www.volleyball-u.com/kanto/
5/21・22は、関東大学リーグ男子の最終週です。
東海大体育館でありますので、日本男子の将来を心配している方は、ぜひ見に行ってください。(笑)
大学バレー関係者ではありませんが、ファンとしてひとりでも多くの方に見てもらいたいと思います。

日本は、男子も女子もブロックがザルすぎます。
昨年のOQT然り、苛々するぐらいブロックが出ない。
ノブコフ、山村などは相手が打ち終わった後、跳んでやがる始末。
ブラジル&イタリアばりに堅牢かつ精緻な、とは言わないが、
いい加減、日本もシステマティックな「リードブロック」を導入すべきである。
いまどき、世界の強豪国相手にコミットでは、太刀打ち出来ない。

五輪でメダルを取るようなチームは勝負所で「必ず」ブロックで点を取る。
そうして、流れを切り返していく。

>McQUEENさん
リードは万能ではありません。
現在では、リードとコミット、マンツーマンとゾーン、スプレッドとバンチ、などを状況によって使い分けるのが主流と思いますが、いかがでしょう。

ブロックって 地味な努力も必要ですが 半分は天性の勘やセンスも大事なんですよね…背が高いだけでなく 何故か止める事の出来る人って居るもんです。川合選手、朝日選手って 典型的にそのタイプでした。そんな人が今の日本には居ないですよね…一発でブロックって流れを変えられるから そんな選手がいない今の日本は 寂しいです。いくら練習させても 伸びない、本番に弱い…つらいとこです。

たびたびすみませんが、気になる点がありましたので、コメントさせてください。
確かにバレーはサッカーと比べて遅れている面が多々ありますが、国際試合で勝てない理由はそれだけではないと思います。
サッカーや野球の場合、2メートル集団を相手にしなくてもいいという幸運に恵まれています。(笑)
バレー、バスケ、ラグビーなどと比べると、体格的ハンデは少ないでしょう。
月刊バレー松平さんとの対談でユースの監督も「外国と比べて体格的には1000年たっても勝てない」と言っていました。
スポーツ全般として「女子は男子に比べて外国との体格的・体力的ハンデが少ない」という話をテレビでやっていましたが、本当に男子は厳しいです。
だから負けてもしかたないと言うわけではありませんが、がんばれば勝てるはずだという簡単な問題ではないと思います。

レシーブが悪いから負けたのではというお話もありましたが、今回のメンバーを見ると高さやパワーより上手さを重視した選考になっていると思います。
確かに今年の深谷は、レシーブよくないです。(笑)春高で、レシーブで勝っていた岡谷工が深谷のブロックに負けたのは、気の毒でした。
なので八子くん篠村くんのレシーブはよくなかったかと思います。
けれど、セッターの岡本くんはレシーブもいいですし、大村工の松崎くん、崇徳の廣本くん、岡谷工の須藤くんも、レシーブ悪いということはないと思います。
今回のメンバーの体力測定結果が、今月の月刊バレーに載っています。
サバよみなしの身長で190以上が2人、スタメンは八子くんだけです。
明らかに高さ不足です。相手チームとの平均身長の差は10センチくらいあったかも知れません。
それでも、このメンバーを選ばなくてはならなかったところに、今回の結果の要因があるのでは?
その下に選抜合宿の体力測定結果が、載っています。
現在の高校生でも愛工大名電の203センチの選手など、ユースメンバーより大きい選手が何人もいます。
この選手も昨年高校選抜の12人に入っていたこともあります。けれど、スタメンではありませんでした。
指高263でスパイク到達点330です。
八子くんは、指高250でスパイク到達点340です。
日本の大型選手の体力レベル、育てることの難しさが、少しはわかってもらえるでしょうか?
加藤さんなどの話も出ていましたが、私の記憶違いでなければ、高校時代の加藤さんはワンマンエースで、加藤さんが前でも後ろでも打って、他の選手たちがレシーブをしていたような気がします。
現在レシーブがいい選手でも、高校時代はエースでレシーブをあまりしていないこともいるのでは?
以前はアジアの敵は中国韓国だけでした。今もその状態なら、日本も3位以内に入れたことでしょう。
イランやインドが強くなった。日本は足踏みしている。そう感じます。
足踏みしていて欲しくはありませんが、問題は簡単ではないと思います。
言ってもしかたのないことですが、去年であれば、セッターに岡本くん、重村くん。サイドに福澤くん、清水くん、松崎くん、塚崎くん、福田くん、リベロ米山さんという今年よりかなり豪華なメンバーが組めたんですが。
上記のメンバーのプレーは、昨年12月の東西対抗で見ましたが、かなりよかったですよ。
今年もあと1人でも、得点力のあるサイドがいたら、接戦をものにできたかも知れません。

>miusaoさん
サッカーだって最近はDFを中心に大型化が進んでますから、一概に対峙しないということはありませんよ。
ただ、サッカーの場合は戦術や組織でどうにかなるというのは事実ですが。
それでも、基本的なフィジカル面はセットプレー時の競い合いの時には相当なハンデになります。
前にも述べましたが、運動能力の高い人は、サッカー、野球等の人気・大金がもらえるスポーツにいってしまうから、そのあまり物でどうにかするしかないというのが、日本男子バレー界のつらいところじゃないですかね。

どのスポーツでも大型化が進んでいるんでしょうね。
バレー以外はあまりわからないんですが、サッカーや野球選手の平均身長、特に大きい選手、小さい選手ってどれくらいなんでしょう。
野球だと佐々木さんが大きいとか、立浪さんが小さいとかはわかるんですけど。
でも、どのポジションでも、チーム全員に大きさが求められるスポーツは、そんなにないですよね。
バレーも以前はセッターは大きくなくてもいいとか、リベロは大きくなくてもいいとかあったんですけど。
セッターは宇佐美さんの高さが基準になってくるでしょうし、リベロも大きいほうがいいという考えがありますよね。
今回のユースではなく、去年の高校選抜のリベロ米山くんは、昨年の国体で優勝した埼玉選抜のエースで坂戸西のワンマンエースでした。
183センチなので、リベロもサイドもやるようです。

プロ化は真剣に取り組まなくてはならない問題です。
けれど、今回の結果とは直接関係ないかなと思います。
すでに、195センチ以上で運動能力のある高校生をサッカーや野球に取られているのなら深刻ですが、どうなんでしょう?
長身選手をバスケに取られていると指摘している指導者はいますが。
190センチ前後でも、多数の高校生がサッカーや野球に流れているようでしたら、そういった具体的情報を提示することで、バレー関係者にプロ化を促すことができるかも知れません。
今回は決定力のあるサイドも不足していましたが、シニアまでを含めて一番不足しているのは、ブロックできる200センチクラスのセンターです。
それについては、プロ化をしたからといって、すぐに見つかるというものでもないかと。
高校大学の選手を見ていると、プロという目標がないからといって、やる気が損なわれているという感じはしません。
Vリーグや全日本については、考える余地がないこともないですが。(笑)
ただ、競技人口の減少は事実でしょうし、今後を考えると、このままでいいということではなく、早急に検討して欲しい問題です。

多くのバレーファンにとって、Vリーグや全日本、春高バレー以外の試合を見ることは少ないと思います。
関東近辺にお住まいの方は、大学バレーも見て欲しいと思います。
関東以外でも大学の試合はありますが、有望選手は関東に集まる傾向がありますので。
高校男子は九州・東北がレベル高いです。関東も今年は深谷・橘などが見ごたえあります。
このところの筑波大対東海大は気迫のこもった試合で、あれを見たら大学のトップでバレーをしたいと思うんじゃないかと。
昨年12月東西対抗の高校生たちも、バレーが好き・楽しいということを観客に感じさせる試合をしてくれました。テレビ放送がないことが、本当に残念でした。
多くの選手やファンに、そういった試合を見て、バレーについて考えてもらいたいと思います。

サッカーの場合、知っている中で一番高いのは、チェコ代表のFWヤン・コラーの202cmです。
低い方の部類でいくと、170ありません。
確かに、セカンドトップ(2列目の選手)や、サイドの選手、ゲームメーカーは低身長でもできます。
身長はあるにこしたことはありませんけど。

言い忘れていましたが、メディアの量というのも問題があると思う。
サッカーは野球は、氾濫するくらいの情報が流れていますよね。
バスケだって、NBAという媒体を通じて情報を得ることが出来るけど、バレーの場合その情報源がほとんどないというところです。
スポーツの雑談するときが一番明確でしょうが、サッカーや野球というのは何気に議論の肴によくなりますが、バレーの場合、身近に話せる機会や人が限られているのが実情です。
もう一つは危機感の問題ですね。
別の観客数の話になるので割愛しますが、協会がより高いレベルの環境を選手に提供できるようにして欲しいです。
かつて金メダルを取った実績があるのに、3大会も五輪に出場できずに、「負けても感動をありがとう」では、恥の上塗りもいいところです。
体操はプライドをかなぐり捨てた結果、団体で金メダルをとりました。
日本男子バレー界(特に協会)も、いい加減に3大会不出場の現実を見て、世界に再び追いつくという姿勢を見せて欲しいものです。

とにかく、協会、スタッフ、選手たちの今回の5位という結果を反省し、これからの糧にしてもらいたいです。
強くなってください、全日本男子。

一番手っ取り早いのは、代表監督を外国人にすることです。JVAは貧乏だから年俸が心配なのでしょうが、勝ち癖のない日本人監督では、どん底から脱出出来ません。まず、開国して意識革命をすることです。選手の育成も、ジュニアレベルからセレクションして強化しないと、間に合わないでしょう。どの年代でも男子はアジアの中堅レベルに転落してしまっています。オフト革命前の日本サッカーと同じですね。女子は、男子に比べると強豪が少ないから影響が軽いのですが、ロスOL以来メダルがないので、競技レベルは落ちたままです。FIVBから見れば、日本は単に金のなる木に過ぎません。だから、WLで7連敗しても参加出来るし、わずか8年で世界選手権が戻って来る。まあ、ラグビーと同じで不甲斐ないです。新たな川淵三郎さんは、いないのでしょうか。

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