「SPORTS Yeah! No.118」「Number 628」の栗原選手に関する記事を読みました

ばれにゅ☆BBS」にてお知らせ頂いた「SPORTS Yeah! No.118」と「Sports Graphic Number 628」を購入し、栗原恵選手に関する記事を読みました。

SPORTS Yeah!
Sports Graphic Number

「Number」の方の記事「栗原恵、復帰戦で示した可能性」は、タイトル通り黒鷲旗での栗原選手の活躍を伝えつつ、そこから見える栗原選手の今後の可能性を分析しています。

割いているページ数の違いもありますが、個人的には、「SPORTS Yeah!」の記事の方が興味深かったですね。文はおなじみ、吉井妙子氏によるものです。「空白の9ヶ月を語る」ということで、栗原選手本人の口から、移籍の経緯が語られています。どうして移籍に踏み切ったのか。どうして海外に挑戦しなかったのか。どうしてパイオニアだったのか。飾りの無い、素直な言葉が聞けます。ようやくです。多くのバレーファンが待ち望んでいた答えが、そこにはありました。

思えば、栗原選手に関してずっと引っかかっていたのは、本人が移籍に関してほとんど語っていなかったということ。一応、公式発表では移籍の理由が「バレースタイルが合わない」ということになっていましたが、どうにもそれだけじゃないだろうということで、色々な憶測が飛び交いました。退団、移籍が決まった時点で栗原選手自身がきちんと語っていれば、ここまでのバッシングも起きなかったのではないかと思います。ただ、今だから語れるというのもあるのでしょうね。何せ、まだ20歳の若者ですしから。相手が吉井妙子氏だったというのもあるかもしれません。

とにかく、栗原バッシングに走っている人達(未だにそういう人がいるというのが信じられませんが)には是非読んで頂きたい記事ですね。

また、「SPORTS Yeah!」冒頭にある、フィギュアスケートの安藤美姫選手の記事も、とても興味深く読ませて頂きました。おっと、こちらは乙武洋匡氏による記事ですね。若くして突然、アイドル並みにマスコミに追いかけられる存在になってしまったという点で、栗原選手と共通するものを感じました。

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コメント

SPORTSYeah!購入しました。決して多くを語らず内に秘めるタイプの選手な様な気がするので、退団理由も栗原自身の気持ちを言うのも今になったのだろうと私は思います。

記事を読んだ方なら知っていると思いますが、栗原はバッシングされているのを十分承知しています。自分で決めた事だから幾らでも我慢できたそうです。(まぁ当然だとは思いますが…)
管理人さん同様、栗原をバッシングしていた方々に読んで頂きたいです。

以下は個人的見解です。
1.吉井さんは芸能レポーターとしては楽しめますが、スポーツ・ライターかと言えば疑問があります。アイドルがただスポーツをしているのを題材にしているだけでは・・・。
2.注目はフィジカル面ですが、やはり少しは強化されているようです。もう少し具体的に、何処の筋肉が、どれくらいの時間をかけて、どの様なトレーニングをしたのか、等々あると思います。この辺が芸能レポーターと思っています。
3.ブロックについては、このサイトの別のところでも出ています。栗原選手はコミットでするつもりでしょうか?吉井さんは以前本で、竹下選手がコミットからリードへ、さらにスプレッドにすべきと主張しているのを載せています。栗原選手のコミット・ブロックを何故突っ込まないのか?ここも芸能レポーターレベルと思っています。
4.日本のバレーボール全体の移籍ルールになんら変更は無し。ここが何も問題になっていない。問題は先送りになったと理解しています。

『SPORTS Year!』の栗原恵選手・インタビューのページで、私が印象に残ったは内田役子選手について触れてる記述です。
栗原選手としては、内田選手のトスワークのどのあたりに《やりやすさ》を感じたか。内田選手のセッターとしてのプレーぶりは決して派手ではないのですが、アタッカー個々の特徴を引き出す事に長けた戦略の柔軟性に優れたセッターだと私は思ってます。
私はパイオニア・レッドウィングスFANなので、これからも観戦・応援を続けていく中で内田選手のトスワークぶりに注目し、発見していきたいと思います。

栗原バッシング代表(笑)として。なるほど、そうだったんですか!栗原選手バッシングしてごめんなさい!とは私は言いません!
件の記事を読み、何を今更!です。それに、記事を読み、NECの好感度が少なからず下がったのでは?と思った方はいますかね?馴染めなかったのは自分のせいなので。と、あくまで自分が全て悪いという感じでしたが、チームが馴染めるようにしてくれていたが、馴染めなかったのか、自分が馴染めるように努力したが、馴染めなかったのか?記事を読む限り、後の方かな、と。あまりにNECに対してリスペクトがないし、NECファンや選手、関係者が読んでとても悲しくというか、いい感じは持たない内容だと思います。バッシング覚悟なら、今更真実を語らないで、プレースタイルの違いのままにしておけばいいのに。と思いました。以上です、管理人さん。

私はNECのファンですが、栗原選手が話をしてくれたのは良かったです。やめた経緯などはっきり話をしてなかったので釈然としなくて、報道などで以前と同じような扱い方(栗原選手が悪いわけじゃありませんが)に反感を持っていました。しかし前の吉原選手の記事を拝見し、今回の栗原選手の記事で私は整理がついた感じがします。私は好感度は低くなったとは思わなくて逆にもっとNECを応援したいなと思っていますよ。もちろん感じ方はそれぞれなんで一概には言えないですけど。

栗原バッシング派というほどではありませんが、何を今更という感はありますね。
前代未聞的な移籍をやらかしたのだから、徹底的に悪役に徹して、バッシング派を黙らせるような活躍をやり続けて欲しいです。
それでも読める機会があれば、読もうかなというくらいです。
それよりも、問題なのは協会が今回も移籍に対して、何にも対策を考えていないことです。
いい加減に、問題に対して何らかのアクションが欲しいものです。
協会の意識改革が、メダル奪還の一歩ですから
変わったのは、海外移籍をしてそこから戻ってきたら、1年はプレーできないという規約だけはついただけだったかな。
しかし、相変わらず日本スポーツ界のスターシステムというのは異常なものですね。
スター選手に群がるハエにしか見えません。

よく考えてみれば、誰が好きこのんで移籍理由などベラベラ喋るんですかね。
確かに規則上、栗原選手の移籍問題に関しては『これは何事か!』と言う声は上がって当然だとは思いますが…ねぇ…当初『バレースタイルが合わない』と言っちゃってるんだから、あの時これ以上ベラベラ喋っていたのだとしたらかえって厚顔無恥だったような…今はそんな気がしてます。

もう一つ。そもそも自分の意思を押し通せず、NECに押しきられてしまった(確か)所から問題は始まったんですよね?王道だかなんだか知んないけど、こんなレールはとっとと取っ払って頂きたいです。また、当時栗原選手に、今回の移籍の断行のような、もう少しの強い意思があれば、或いは押し通せたかもしれません。
これからも周囲の人やファンが良かれ悪かれ様々な想いをぶつけてくるでしょうけど『バッシング』にも『贔屓の引き倒し(贔屓しすぎでかえってダメに導く)』にも潰される事なく正直な道を進み上を目指していってほしいです。
かなり久々にコメントさせて頂きました(当時のネーム忘れてしまった)

栗原選手の移籍は、そんなにバッシングを受けるようなことなんでしょうか。リオン氏のいうように本当に「前代未聞な移籍をやらかした」んですか。
NECは、高校を卒業する栗原選手を獲得し、チームに縛るためにどれだけのことをしたのですか。どれだけの投資をしたのですか。栗原選手はどれだけのものを得たのですか。
教えて下さい。

人気のある栗原選手を本人やチームメイトの意志を無視して「人寄せパンダ」として利用してきただけではないのですか。
また、栗原選手が移籍のためにどれだけせこいこと、汚いことをしたというのですか。

私は、栗原選手本人や親族、関係者から直截聞いたことは何もありませんが、バレーボールの雑誌やテレビ、吉井妙子氏や柳本監督の著作を全て読んで得た知識でしかないのですが、栗原選手がパッシングを受ける理由なんて何処にもみつけられません。

バレーボールが大好きで、ひたすらもっとうまくなりたいと努力しているトップアスリートとしての栗原選手が私は大好きです。栗原選手が納得出来る環境でプレーすればいいのです。ファンとしては、何処に移籍しようと元気にプレーする栗原選手を応援し続けるのみです。
オリンピック選手は、社会的にも経済的にももっと恵まれてほしいと願ってます。栗原選手は、小学生中学生バレーボーラの希望の星なのです。

日本にもサッカーのJリーグというモデルがすでに成功体験として存在し続けているのに、企業チームとしてのVリーグチームのあり方こそ、問題にしていくべきなのではないのでしょうか。

RasukalPAPAさん
1年で移籍してしまうのはあまり無いと思います。(ちなみにチームの廃部による場合は別ですが。)リオンさんが前代未聞だと言ったのは過言ではないと思います。この問題は誰かが一方的に悪いという訳ではないと思いますね。栗原選手にはパイオニアや全日本で頑張って欲しいと思います。そして協会にはもっと積極的に改革をしてもらいたいと思いました。

>RasukalPAPAさん
ちょっと偏ったった見方ですね。
まず、栗原選手の移籍理由が「プレースタイルが合わない」
。そもそも、栗原選手がNECでプレーした期間がどの程度かご存知ですか?全日本での合宿期間もあったので、実際に彼女がNECでプレーしたのは3ヶ月かそれくらい。それくらいで果たしてNECのバレースタイルを理解することが出来たのでしょうか?また、彼女は理解する努力をしたのでしょうか。
彼女自身が1度決めたことですし、それを簡単に「合わない」の理由だけで変えるのはやはり回りから見ても無責任と取られてしまう。また、ファンや周りに迷惑をかけた事、そして何よりもバレーボールが個人競技ではなくチームスポーツである事。中田久美を始め、バレー関係者やあの柳本監督、最終的にはご両親からも批判的なコメントを受けています。

>栗原選手が納得出来る環境でプレーすればいいのです
それはごもっともですが、彼女やり方が正しいか、正しくないかと言ったらそれは正しくないというのが概ねの判断でしょう。

>栗原選手は、小学生中学生バレーボーラの希望の星なのです。
というのであれば、プレーだけではなく、行動もお手本になってもらいたい。誰が見ても今回の彼女の移籍に好感触を示した方はいません。それはバレー関係者のコメントを見れば一目瞭然ですが。

栗原選手のファンだから少し偏った見方のようですが、バレーを見る人の目からしたらこの移籍はいいものではありません。
彼女自身に我侭のレッテルも貼られてます。

ちなみに、バボチャンネルで寺廻さんが栗原・佐々木両選手を激しく批判してました。「スター選手とかチーム事情とか関係ない。選ばれたものは顔合わせくらい来るのが選ばれた人の義務だ」これは当然です。怪我してる大山選手はちゃんと来てました。公開練習に怪我で参加出来ないのは仕方ありません。
しかし、顔合わせに参加しないの理由はありません。
やはり、もう少し考えて行動すべきかと思います。

所詮、吉井妙子という人物、
自分の好悪でしか物を書けない
沢木耕太郎あたりと同じ類いの三流スポーツライター。
(決して、スポーツ「ジャーナリスト」ではない)
専門は、モータースポーツらしいが、
こっちの方も碌なものではない。

全日本女子の一連の著書でも、
(読まずに批判は出来ないので、図書館で数冊借りる)
お気に入りなのか、やたら「証左」という言葉を連発するが、
高尚な論文でも書いているつもりでいるんだろうか。
だとすれば、笑止だが。

で、栗原論や彼女の胸中を代弁することなどにはまるで興味はないが、
彼女が日本では片手ほどもいない
「高い二段」を打てる数少ない選手のうちの一人であることは厳然たる事実。
柳本監督が大山、栗原を十代で代表に抜擢したのも、
高い二段を打てるというただそれだけの理由。

主旨からそれてしまいますが…スルーして下さい。
なぜ栗原選手はNECを選んだんだ?と今、ふと思った。自分の目指すバレーが違うなら、3ヶ月もいなくても入社前に気付いて欲しかった。断り切れない程の凄まじい勧誘だったのかな?全日本を経験し目指すバレーがガラッと変わったのかな?
退社理由は「スタイルが合わない」の他にもあるのかもしれない。だから一概には言えない。
アクションを起こし、それにより多大なバッシングを受け、それに耐え、多大な迷惑をかけた分頑張る!という栗原選手を私は心から応援したい。

寺廻氏=佐々木選手批判というイメージがなんとなくある。

あの~。バボチャンあまり見ていないので教えてほしいのですが、寺廻氏は佐々木選手を普段どのように批判してるのでしょうか?なんとなく気になりますな・・。

SPORT Yeah!で栗原選手はN退社に関して
「チームになじめなかった」という理由を一番にあげてますよ。
プレースタイルうんぬんは二の次だったようですね。
さすがにNの公式発表で退社理由としてそんなことを書いたら
Nにとってもイメージが悪いですから
プレースタイルの違いという理由を前に出したんですかね。

>3ヶ月かそれくらい

栗原選手がそう感じたのであれば、そうなのでしょう。他人がどういったとしても、本人がその時点でそう感じたのだから。思うとおりにはならないと思います。

>それを簡単に「合わない」の理由だけで

この雑誌で、彼女は、「バレーを嫌いになりたくなかった」といってるし、自分の勝手だったし、NECに申し訳ないということも言っています。愚痴みたいになるからいいたくなかったという、気持ちわかりませんか?

>彼女やり方が正しいか、正しくないかと
http://www4.plala.or.jp/k-k/komoku032.html

>誰が見ても今回の彼女の移籍に好感触を示した方はいません。

建前と本音っていうのがあると思いますよ。好感触でなかったとしても、「みんなこうなんだぞ!」って圧力と「気に入らない」とバッシングしてストレス発散。これですべて解決しようというのは、ちょっと。

>栗原選手がそう感じたのであれば、そうなのでしょう。他人がどういったとしても、本人がその時点でそう感じたのだから。思うとおりにはならないと思います。

バレーボールが個人競技で無いって知ってますか?チームになじめない、プレースタイルが合わない。どの理由が本当かは知りませんが、プレー期間も短くチーム自体にいた期間の彼女がそれだけの理由で簡単に移籍されたらNECとしても困るのでは?少なくとも、やはり傍から見れば批判されて当然。
それは一般のファンだけではなく、バレー関係者も同じように言っている。

>この雑誌で、彼女は、「バレーを嫌いになりたくなかった」といってるし、自分の勝手だったし、NECに申し訳ないということも言っています。愚痴みたいになるからいいたくなかったという、気持ちわかりませんか

彼女が選んだんですよね、NECというチームを。NECのチームになじめないはまだしも、プレースタイルが合わないで移籍はあまりにもおかしい。というのも、NECのバレーは過去振り返っても大々的に大きくは変わってません。いわゆる横の動きを重視した速いバレー。栗原選手が望むブラジル男子のようなスタイルのチームではありません。彼女の気持ちはわかります。
しかし、彼女がNECというチームになじむ努力をしたかどうかはやはり解せませんし、解せない人が多いから彼女は我侭と言われるのではないのでしょうか。

バレーボールが個人競技で無いからこそ、移籍したとも考えられますよね? 今回のVリーグのMVPは仁木選手だったと思いますが、昨年でれなくて…云々と嬉し涙と共に仰ってたような気がします。
NECバレー関係者にしても、栗原(お荷物)が移籍してくれてよかったと思っている人(←邪悪な人間の考えですが)はいるのでは?

>解せません
それは、もうしょうがないですよね。本人にしかわからないことだと思います。結局は栗原選手がいいプレーをするしかないようです。 私としては、我儘というより、制度が問題のような気がします。

栗原選手が何故、今自らの移籍問題を語ったのか?それは今だから語れるのではなく、語れる立場になったからです。黒鷲で、とりあえず、満足のいくプレーができた背景をもとに、浮いているのは気のせいといわれれば、そうかも。とか、馴染めなかったのは自分のせい等、自分の責任と前置きし、NECからクレームがつくことなく、さりげなくパイオニアを持ち上げる。黒鷲で結果をだしているため、この記事を読んだ方はみな、やっぱりとか、真意が聞けてよかったとか、少なからず、栗原選手に対して見直すなりしたと思いますが、恐らく栗原選手はNECのバレースタイルは気にしていなかったと思います。だから入社したのだろうし、頑張ろうしていた筈なので、記事で書かれていたのとは別の理由でチーム馴染めなかった何かがあったんだと推測します。しかし、これは栗原選手がバレーを続けていく限り明らかにはなりません。明らかにすると、栗原選手の選手生命に関わることだということでしょうから。結果、栗原選手とパイオニアは得をして、割りを食ったのはNECということですね。栗原選手が移籍するということは、自身もそうだが、人気も移動しますから。

NECを退社したときは、さんざん「ちゃんと理由を説明すべきだ」と言われ、言ったら言ったで「何を今更」と言われる。本当に栗原選手は大変ですね。
栗原選手を否定する人は、彼女がいつどんなことを言ったとしても、決して納得することはないのでしょう。
栗原選手の移籍に関しては、批判的な書き込みをされた方がたくさんいました。それは、移籍の是非ではなく、栗原選手の人間性を否定するような内容のものも多く、マスメディアでしか知りえない彼女の情報だけでよくそこまでと驚いたものです。
私は、30年近く女子バレーを見ていますが、栗原選手は、日本の将来を託すことができる数少ない選手だと思っています。
以前、雑誌のインタビュー記事で、木村沙織選手が、全日本の中で尊敬する選手として、吉原・竹下選手とともに栗原選手を挙げていました。吉原・竹下選手はわかるにしても、年齢的に2歳しか違わない木村選手にそう言わしめるところに、栗原選手の凄さを感じるのです。
黒鷲旗の優勝もパイオニアの選手みんなを「栗原のために」という気持ちにさせ、それに応えた彼女は、十分に人間的に魅力的な選手だと思います。
今年の全日本にも登録されてはいますが、次のVリーグでしっかり結果を出してから、堂々と参加してほしいと思っています。

「前代未聞的な移籍をやらかした(リオン氏)」栗原選手は、私の知らないどんなひどいことをやったんだろうと思い昨夜投稿しましたが、「一年で移籍してしまうのはあまり無い(夏蜜柑氏)」「全日本での合宿期間もあったので彼女がNECでプレーしたのは3ケ月かそれくらい。それくらいで果たしてNECのバレ-スタイルを理解できたのでしょうか?また、彼女は理解する努力をしたのでしょうか(迦具土氏)」というコメントをいただきました。ありがとうございます。

よく分かりました。栗原選手をバッシングする人たちは、「NECを実質三ヶ月で退社した」ということが気にくわないのですね。NECファンの方は、「プレースタイルが合わない」という移籍理由の報道に、NECとNECファンの自分達が否定されたと思って栗原選手を攻撃しているのですね。

私は、吉井妙子氏の『100パーセントの闘争心』の中での記述やバレーボールの雑誌や報道、ブログなどをベースに考えているのですが、栗原選手の辞め方や辞めるタイミングなど、非常に立派だと思います。
高校卒業し、全日本に召集され、同時にNECに入社し、同年11月のワールドカップが終了するまで全日本でプレーし、そのあとNECでVリーグを約三ヶ月間プレーし、その後は全日本で5月の最終予選、8月のアテネやリンピックを戦い、10月にNECを退社した。Vリーグを終わった後の4月上旬の中国遠征の時に吉井氏に「NECを辞めたい」と相談しているそうです。しかし、最終予選、アテネオリンピックの期間は、その思いを封印し闘い、敗れ、自分の足りないところを痛切に感じ、NECに戻ってプレーしなけけばならなくなる前の9月下旬に辞表を提出しています。

幸か不幸か、栗原選手は「NECの栗原選手」はなく、「女子バレー全日本のエース・栗原恵」(SportsYeah!の記事の書き出し)だったのですよ。そういう彼女が、色々なチームから集まった日本のトップアスリートと寝食をともにし、世界と闘い、敗れ、もっとバレーがうまくなりたいと真剣に悩み考え続け、その結論がNECではなかったということではないのでしょうか。向上心の固まりのトップアスリートの栗原選手が「NECは自分に合わない」と感じてしまったのだから、もうNECにはいられないでしょう。辞めることは決して悪ではありません。Vリーグの始まる前に「中傷やハパッシングを覚悟」して決断し実行に移した彼女は、本当にバレーがうまくなりたいと思っているのです。この時が辞めるベストタイミングです。余分なことは言わずに「プレースタイルが合わない」とだけしか言わなかった(報道されなかった?)ことが、バレーボールファンには引っかかっていたのでしょうが、栗原選手をパッシングしている人達の発言は「男性が、思いを寄せる女性に、「あなたとは感性があいません。わかれましょう」と言われて狼狽・逆上し、合わない理由を論理的に納得できるように説明しろ、合うように努力したのか」と突っかかっている男性ようにしか見えません。全日本の栗原恵の方が長かったのです。「合わない」と感じてしまったら「NECの栗原恵」になる前にさっさか辞めて、自分の納得出来る環境でプレーすることが本人のためにもNECのためにも、そして全日本のためにも、よかったのです。

「空白の9ヶ月」が無駄ではなく、「移籍という地殻変動から生まれた栗原の成長エネルギーは、熱く、パワーアップした」ということが確認でき、いい記事を書いてくださった吉井妙子氏に感謝しています。

栗原選手を肯定する方、バッシングする方。一般的にみれば、バッシングするのはいかがなものかとはおもいますが、かくいう私もバッシングしてる側。移籍を認めて応援している方、それはそれで、いいとは思います。が、記事を読むと言い方の違いだけで、栗原選手の移籍は明らかに単なる我儘ですよね?三ヵ月とか一年とかは関係なく。そこは認めないといけませんよ。なにを言ったってバッシングするんだろう?といわれますが、私からいえば、栗原選手がどんな行動をとろうが、応援するんだろう?といいたいです。勿論、どんな行動をとっても応援するのはかまいません。ただ、いけないものはいけない、おかしいことはおかしいと言うときはいわなければ。ファンならなおさらでは?今回の移籍で、全日本にも影響はでていますよね?4/4の全日本の顔見せの際、栗原、佐々木両選手はいませんでした。別に、試合するわけでなし、欠席する理由がわかりません。ああいうことをするから、なおさら、やはり何かあったと思われる。それを何もないと思う方が不自然。栗原選手も今回は全日本に選ばれる資格がないとおもうなら、辞退するべきだし、辞退しないのなら、堂々と顔見せくらいするべき。そういう当たり前のように取るべき行動をとることが、NECに対しての恩返しの一つになるのでは?(恩をかんじていればだが)それに、ここでの、栗原選手に否定的な意見、そんなにひどいことはいっていません。常識的な範囲内での常識的な意見だと思います。ほかではかなりヒドイ意見というか、発言もありますよ。

話題になる人だからかな?個人的にこの話題には中立でみているんですが
移籍は自由でいいと思います。(具体的に内容に詰める必要はあるけど)
ただいままでもあったんですよ移籍問題はただあまり話題ならなかっただけで栗原さんの場合はバレーボールファン以外の方の意見もあり
(栗原ファンやバレーファンアンチもふくめて)
ただVリーグ所属して今回出場がないのに会見だけでる・・・メグさん的に考えられなかったのでは(でたらでたで色々言われたと思う)
佐々木さんは別
マスコミも昔から美人やかわいい選手中心で選手個性はあまりつたえてくれません
なんとなくバレーボールじたい話題にとぼしい寂しい特に男子が強くなりサッカー?のように取り上げられるようになればとりあげられる幅が広がってくると思う・・・
個人的には立木会長さんに期待したい
スポーツ・yeahは読みました。これからアスリートしての成長に期待したい

>RasukalPAPAさん
俺から言わせれば推薦で内定し、会社に入社した人が、社風があわないとか、会社に馴染めなかったという理由で辞めたという解釈がより当てはまるのではないかと思われます。
これ、我々が普通にやれば次の入社・公務員面接時に思いっきり突っ込まれますよ。
下手すれば、そこの学校からの推薦枠もなくなりますよ。
周りにに迷惑をかけるかもしれない状況において、めでたしという考え方はいかがなものかと思います。
個人的には、あともう1、2シーズンくらいやっても限界と感じるのならある程度の理解はできたのではないでしょうかね。

吉井妙子氏は、栗原恵を女イチローとかトンデモ解釈する人だから、あまり鵜呑みにしない方がいいよ。

>さおママさん
記事では、腰痛で全日本の顔見せを欠席した言うけど、十分に人間的に魅力的な選手だったら、会見くらい出席するものじゃないですか。

因みに、2シーズンでマンUに移籍し、最近交通事故、ピッチ上で乱闘も起こしているルーニーは、エバートンの公式HP上で移籍理由を普通に述べてましたよ。
何で、当時19歳の選手がエバートンサポのバッシング覚悟で会見できて、栗原恵は、吉井妙子氏の代弁なんでしょうかね。

ほな、バボでの全日本女子記者会見&公開練習レポのときの寺廻氏のコメントあげときましょか。

「これパイオニアの選手来てない?」
「やっぱり集合の時は来なきゃな、やっぱりなぁ。それはやっぱり来るべきだよ、うん。これはちょっと。」
「さっきも言ったけど、これはね、ナショナルチームに選ばれた以上はやっぱり集合にちゃんと出て、出来ないんなら出来ないでするのが、これはねもうほんとにね選ばれた人の義務。よくない!そりゃね、いくら栗原がスターであり、佐々木がスターであろうと、これは絶対よくないですよ。で、そういうことをね許してると、どんどんどんどん広がっていくわけよ。それがひいてはやっぱり「なんだ行かなくてもいいのか」とかそういうことになりかねない。だから一回、集合の時はやっぱりちゃんと出て、今の自分の状況はこうですからちょっと練習できませんとか、そういうことをやっぱりちゃんと言う義務がね選ばれた人にはあるんだということ。僕は言っておきたいね。これはね日本のチームでやって、代表の選手なんですもん。これはパイオニアだとかその、チーム事情がある、そんなのは、そんなちっちゃな事は言ってちゃだめだよ!うん。(大山選手の映像が出てる中で)そう、こうやって出てこないと。(ヘルニアがかなり悪いという素子さんからの説明を受けて)そう、こう、だから練習しろって言うことじゃないんですから。悪いのに練習しようって、決して僕は言ってないです。それがもうやっぱりね、宿命ですよ、スター選手の。」

ま、その後の黒鷲旗レポの時には
「本人が一番でたかったんじゃないか。ほっとしたんじゃないか。間違いなく北京に向けてナショナルチームの中心になってもらわなきゃ困る選手だから復活してよかったという気がする。」
とも言っておられましたが。

とりあえず、「他がこうだからこうするべき」とか、「こうするのが普通」だとか、「あの人も批判してる」とか、そういうのはやめませんかね。
「私はこう、こう、こうだから気に食わない」「こうするべきだと思う」で良いんじゃないですかね。

>RasukalPAPA
>>男性が、思いを寄せる女性に、「あなたとは感性があいません。わかれましょう」と言われて狼狽・逆上し、合わない理由を論理的に納得できるように説明しろ、合うように努力したのか」と突っかかっている男性ようにしか見えません。

男女の恋愛と企業スポーツでの感性の違いによる退社を一緒にするのは次元が違いますよ。合わないから辞めた、そしてすぐに移籍。
これだと「なんでNECに行ったの?」と聞かれません?
俺はやはりここがわからない。彼女のファンでもないしアンチでもありませんが、やはり彼女の移籍がかつて東レから移籍しようとしていた熊前選手や佐野選手と同じ状況かといったら違いますよね?
彼女は最初からNECではなくパイオニアに行くべきだった。
それがNECにも迷惑のかからない1番の方法だった。でも、彼女自身がNECを選び、また彼女自身が合わないと言って辞めてすぐパイオニアに移籍。これを仮に他の選手がやり始めたらどうなりますか?入社して、なんか合わない。じゃあ辞めて移籍しよう。
今回の行動はやはり褒めれるものではありません。彼女のような移籍を認めると企業スポーツとして成り立たなくなる。仮に私のファンの選手が同じようにしても、私はその選手を褒めることは絶対に出来ない。
合わない環境ですることはない。でも、その環境を選んだのは誰か。やはりもう少し自分の行動に責任を持つべきだと思います。

今回パイオニアの栗原選手の復活について、いろいろな意見があり興味を持ちました。

私はほぼ同業の会社員ですが、栗原選手を一人の社員としてみた場合、
スキルや基本的マナーも重要だと思いますが、
最も重要視するのは「何をするためにこの会社へ入社したのか」という1点です。

栗原選手の見解では、自分で決めたのではなく、他人の勧めで入社したという事になっています。

この場合、会社としては入社してもらってもまったく嬉しくありません。
この会社が彼女の希望ではないのですから。いつ退職されても仕方ありません。

今回のパイオニアへの移籍は、栗原選手が自分で決めた事だという事です。

そのためにペナルティも発生しましたが、私は黒鷲で泣いている彼女を見たとき、正直嬉しいと思いました。

自分が希望する会社のチームで、結果が出せたのですから。

多くのフアンのために、マスコミの取材も真正面から受ける彼女は、私は真面目な責任感のある選手だと思います。

何かを得ようとすることは、何かを失うことです。得ようとするものが大きければ大きいほど、失うものも大きい。だから、多くの人は、失うことのほうが怖くて行動に移せないのです。
栗原選手は、失うものの大きさも十分承知しての決断だったと思っています。

栗原選手の行動が単なる「我儘」なのかどうかは、表面的なことしか知らない第三者が言うべきことではないと思います。逆に知らない人ほど何とでも言えるのです。

ただ、あのまま栗原選手が、退社を思いとどまったとしても、意に沿わない形でプレーをすることは、彼女はもちろんNECにとっても不幸なことだと思います。それは、彼女やNECを応援している人にとっても同じでははないでしょうか。

栗原選手が退社したNECがVリーグで優勝し、栗原選手が加入したパイオニアが黒鷲旗で優勝した。
私は、どちらのファンでもありませんが、次回のVリーグで両チームが対戦するのを今から楽しみにしています。

>栗原選手の行動が単なる「我儘」なのかどうかは、表面的なことしか知らない第三者が言うべきことではないと思います。逆に知らない人ほど何とでも言えるのです。
そんな事をいったら、都合のいいマンセー的な事以外、何も語れなくなるのではないでしょうか。
自分も含めて批判している人は、それなりの事由から考えて出していると思うのですが。
たとえば4月の代表の欠席の件とか、過去の移籍のあり方とか。

それはそれとして、あれだけ元気なのだから日本代表の練習には参加しても良かったんじゃないのかなと思うよ。
パイオニアに出来て、全日本に出来ないことはそうない訳だし。
勿論社会の常識だけど、NECの選手にも一言謝るとかできる絶好の機会だったのに。
失う物の大きさを心得ているならば、どう動くべきかわかっているはずだし、彼女の心の強さ、持っている人間的魅力なら、NECの選手に一言、謝罪的な言葉を交わすくらい容易いですよね。
和解もせずに、グラチャンにはノコノコと参加するのですか。
そもそも、退団して速攻で因縁のあるパイオニアに入団した時点でNECにけんか売ってるとしか思えないけど。
サッカーで言えば、バルセロナからレアル(逆パターンもあり)に移籍するようなものだよ。

>栗原選手の行動が単なる「我儘」なのかどうかは、表面的なことしか知らない第三者が言うべきではないと思います。逆に知らない人ほど何とでも言えるのです。
それはマンセー的な事を言う人にも言える事だとと思います。(私は栗原選手のファンでもアンチでもありませんが。)これだけ色々な事を言われるのは、彼女がスター選手であり、これからの全日本に必要な選手だからだと思うんですよ。なので、時には厳しい事も言った方が良いのではないでしょうか?

栗原選手がNECを一年で辞めたことに対して批判している方々へ
では、彼女はどうすべきだったと思いますか?
少なくとも二、三年は我慢して在籍すべきだったと思ってらっしゃるのでしょうか?

どこの体育会サークルでも会社でもそうだと思いますが、長くいればいるほど、その人のその集団内での責任が大きくなります。我慢してでもあと二、三年は居るべきだったなどというのは、それこそ全く中途半端で無責任だと思います。

それに、栗原選手はスポーツ選手です。自分が資本なんです。短い選手生命の中で、バレーを上達させて結果を残すことが仕事です。選手として花を咲かせるか、人気に実力が伴わないまま終わってしまうかどうかは彼女個人の責任であり人生なのです。どうもそこのところの認識が欠けているような気がいたします。

自分が合わないと感じながらもあるチームに一旦入ったからには辞めるべきではなかった、また、チームに溶け込む努力をしていなかったから合わないと感じるのだなどとおっしゃる方がおられますが、はっきり申し上げますとそれは人間の精神力というものをナメすぎだと思います。精神と身体をはっきり二分することなど、そんな効率の良すぎることなど出来ないはずです。もう合わないと感じるまでにはそれなりの経緯がありますし、個人個人感受性の鋭さ、頭の回転の速さが違うのですから、「たった一年在籍していただけでなにがわかる」という見解は不適当だと思います。自分と他人は同じではありません。

あともう一つ。バレーボールは団体競技ですが、個人の力量の上に組織力があると思っています。レベルが高くなればなるほど、一人一人の力量が問われるのではないでしょうか。北京までたったの四年しかありません。その四年間で本気でメダルを目指すのであれば躊躇している暇はないと思います。他の国だって競争しているのですから、本気にならなければ絶対に勝てない。みんなで仲良くやるだけが団体競技ではないはずです。一つの目標を共有する集団、その集団内で一人一人貢献することが大切であり、またその目標をどこに置くかということが大切だと思います。

最近は若者の読解力や想像力の欠如がよく叫ばれていますが、自分の見解を押し付けて物事を語るだけでなく、もう少し相手の立場に立ったものの見方が欲しいなあ…と思った次第でした。

確かに、栗原選手の移籍は褒められたものではなく、はじめからNECに入る出来ではなかったのでしょう。良識のある批判はされて当然だし、ペナルティも受けて当然です。どういう風に言われて、NECに行ったのかは誰も知りません。「我儘」という言葉に抵抗がありましたが、「バレーに関して我儘」これだったら納得がいきます。

制度だけでみれば、彼女はVリーグに出れないという罰は受けているわけです。移籍(退社)できないという制度はないし。かといって罰を厳しくしたほうがいいのか?移籍を認めたら成り立たないのか? その辺はわかりません。
選手の立場からすれば、成り立たないから意思を認めない、暗黙の了解を破って移籍する奴は叩いてやるっていう風土は理不尽ですよね。毎年新しい選手が入ってくれば、必然的に誰かが辞めなければならないわけだし。
NECとパイオニアの因縁とは、『同じ電化製品メーカー』ということですか? バレーと企業は切り離せないものだろうか? 企業スポーツだから無理か……。

スポーツ選手って、限られた環境で結果を残すことが最大の定義ですよね。
サッカーにしろ、プロ野球にしろ、F1もそうですが、バレーも決して例外ではないですよね。
そこで、結果を残せて始めてビッククラブに移籍するとか、サラリーの要求できる・これらを選択できる権利が与えられると思うんですね。
今期ようやくマジョルカの中小クラブから、バルセロナに移籍したエトー、同じく中堅クラブのウディネーゼからビッククラブに移籍しそうなピサーロやヤンクロウスキ、あえて財政難にあえぐローマに残留したトッティ、同じく低迷しているリーズで孤軍奮闘したA.スミス、欧州選手権で活躍をみせたルーニー、馬車馬のように黙々と敵の攻撃の芽を摘んでいくマケレレとか。
巨人に蹴られ、10年間西武で活躍した清原だってその一人ですね。
今期、メジャーいけなかった上原や井川もそうですよね。
彼らの場合、抵抗こそしたがこの1年間日本野球界にとどまることを決意しましたね。
確か、イチローもあえてメジャー移籍が認められる7年目のシーズンは、あえて日本野球界にとどまりましたね。
確かにスポーツ選手は、ワールドカップや五輪のメダルが最大の目標です。
4年という期間は長いようで短いですし、スポーツ選手としてもその寿命は15~20年ですが、それでも限られた環境でプレーしている選手が大半というかほとんどです。
逆にいえば、満足している選手の方がほんの一握りでしょう
だけど、各選手は選手としての価値を高めるために、不本意の環境でも最大限のものを出そうと努力しています。
その中で、中堅クラブからでも代表選出されたり、よりレベルの高い舞台に進めることもある。
これこそが、選手における最大のご褒美だと考えています。
それが、サクセスストーリーとして長く語り継がれるもののゆえんではないでしょうか。
それは、会社員も言えることです。
希望職種でもなくても、その中からその仕事の楽しさ・やりがいを見出し、結果を残していく。
そうして出世したり、より高い次元での自己実現が達成されていく。
それが出来て初めて、この会社に入社できてよかったと実感でき、ヘッドハンティングされたり、転職希望しても円満退社は十分に可能だと思う。
今の世の中、終身雇用を絶対的に薦める企業は少なくなっていますから。

少なくとも、自分を評価させてくれる結果を残さない限りは、我が儘とか言われても仕方のないことだと思います。
ただ、現実問題としてVリーグにおける移籍制度はあまりにも閉鎖的な面がありますけど。
勿論、チームに馴染まないのなら、移籍を要求するのはいたし方のないことだとは思っています。
ただ、自己の責任を自己で果たしきれないのであれば、それは無責任につながると思います。
だからこそ、私は栗原の移籍の仕方を批判しているわけです。

>最近は若者の読解力や想像力の欠如がよく叫ばれていますが、自分の見解を押し付けて物事を語るだけでなく、もう少し相手の立場に立ったものの見方が欲しいなあ
それは、栗原恵マンセーを主張している人も同じではないでしょうか。
因みに、自分は栗原恵が嫌いではなくて、相変わらず批判したら感情的に反論する栗原恵ファンが嫌いです。

因みにパイオニアと赤ロケの関係の件ですが、
元々ライバルチームだったこともあるうえに、セリンジャー監督がちょくちょくNECのバレーは世界に通用しないとか述べています。
早い話で言えば、巨人・阪神、バルセロナ・レアルといえば、理解できると思います。
まだ、歴史も浅いしファン層においては、ミーハーが多数ということもありますのでファンも含めて大きな因縁というものはありませんが、栗原移籍でそれなりに強くなっていくものではないかと思っております。

あっら~、またセリンジャー監督の名が出て来た(^~^;
以前もセリンジャー監督・Pio・NECの事で討論しましたが、なんだかこちらではこの3つがワンセットになってるような気がしないでもない…。

ってか…このまま討論しててもこの先ずっと平行線のままですよね(^_^;

NECになじめなかった理由は、試合中の控え選手の様子を見ていたらわかりますよ。NECのアップゾーンは踊ってますから。それに、優勝決定戦の時など、スティックバルーンを持って応援してました。それを見たときに、自分は栗原選手がなじめなかったかも?って思いました。

>NECになじめなかった理由は、試合中の控え選手の様子を見ていたらわかりますよ。NECのアップゾーンは踊ってますから

確かにそうですね。コートの中では吼えながらガッツポーズ、外では祈るように両手を合わせた姿が印象的な栗原選手には、踊る姿なんて想像つかないですよね。
私も10Vの時、交代してアップゾーンに戻ってきた彼女が居心地悪そうにしてたのを、何度か見ましたから。
でも、それはあくまでNECを辞めた理由であって、多くの人が指摘されてる入社から1年余りで辞めてしまったという、辞め方の問題とは別に考えた方がいいのかなとも思います。
今回の記事の中で語られている栗原選手の心境や、パイオニアに対する愛着は黒鷲での彼女の姿を見た今では、十分うなずけるものが多くこれはこれでいいんじゃないかと思いました。
ただ、栗原選手のような形での退社・移籍というのは、やはり褒められるべきものではないし、今後他の選手が同じケースにならないように改善していかなければいけないのに、そういう動きが協会やリーグに全く無いのが悲しいですね。

>結果を残せて始めてビッククラブに移籍するとか、サラリーの要求できる・これらを選択できる権利が与えられると思うんですね。

結果だけで見るならば、彼女はNEC所属選手として全日本で結果を出しています。野球の場合は、一応チームスポーツではあるけれど、ほぼ個人競技みたいなものじゃないでしょうか。それに野球選手は年契約で、高額年俸。井川・上原にしても契約があるならそれを守るそれは普通のことです。それを承知でメジャーに行かせてくれとお願いしたのがあの騒動ですよね?
サッカーの場合は、レンタル移籍もあるし、当然高額年俸です。移籍も盛んに行われていますよね。中田などはパルマと合わず、中田を欲しいというチームがあったため、移籍しました。ルールに沿ってです。
栗原に関してもルールは破っていません。辞めた後Vリーグに参加しませんでした。ですから本当のことを言えば、これほど関係ない他人(私を含める)にバッシングされる所以はないんですよね。ただ人情がわかるから本人は「申し訳ない」というわけだし他人は「よくないな」と思う。
それなのに、執拗にバッシングするのは度を越えて、弱みにつけこんでいるようにしか見えないから、擁護するわけです。
http://www.nikkansports.com/ns/general/ns_column/ns_column-050226.html
↑はダルビッシュ投手の喫煙問題の記事ですが、読んでほしいと思います。

そもそも、栗原選手の移籍問題?の根源は、入社の経緯にあると感じています。
栗原選手が「他人の勧めに乗っかってしまった。」と述懐しているように、NECは彼女にとって本命ではなかったようです。最終的には、本人が決めたこととはいえ、入社に関して自分の意思を通さなかったことを後悔していたのではないでしょうか。
西田女子強化委員長が、栗原選手の移籍に関してのインタビュー記事の中で、「あの子自身は、中学校のときからいろいろ縛られて、高校でもあの子自身の意思はほとんど生かされなかった。」と言っているように、栗原選手の入社を巡っては、周囲の大人たちの様々な思惑があったことは容易に想像できます。

もう一つ、私が感じているのは、栗原選手が入社後すぐに全日本に選出されてしまったことも、チームに「馴染めなかった」理由なのではないかということです。
栗原選手は、全日本で、バレー対しては決して妥協を許さない吉原選手たちに必死についていきながら世界と戦い、その厳しさを身をもって経験したと思います。
幸か不幸か、栗原選手は、NECと国内のバレーを知る前に、全日本と世界のバレーを知ってしまった。
NECに戻ってきたときに全日本とのギャップを感じたとしても不思議ではありません。
今年、新人の高崎選手が全日本の登録選手として選出されたのにもかかわらず、NECが辞退させたのも栗原選手のことがあってのことだと思っています。

誤解のないように言っておきますが、決して、NECが悪いと言いるのではありません。
過去を振り返ってもNECは、多くの全日本選手を輩出している国内でもトップのチームですし、NECだから成長した選手もたくさんいると思っています。

一般論的にいえば、「たった1年での移籍」は、批判されてもしかたのないことだと思います。
ただ、女子バレー選手の選手生命を考えると1年でも早くと思うのは、そんなに理解しがたいことではないと思うのです。
疑問を感じながらやるよりも、希望するチームでやりたいと思うのが自然だし、例え、それでだめだったとしても、全て自分の責任。後悔はしないだろうと私は思います。

根源は誰が見てもそこですよね。それはやはり後悔してるでしょう。
後悔先に立たずと言う言葉があるように、また選手生命が短いと言う現実があるのなら尚の事、どうあっても意思を押し通すべきだったのではないかと…自分の人生ですからね、苦痛だけの一年だったのなら実にもったいないです。
意思を否定され強引かつ無理矢理にNECに引きずり込まれたのなら話は別ですが、最終的には自分の意思、自己責任ですから仕方のないことではありますがね。
pioneerに行ったことだけ見れば『水をえた魚』ですから栗原さん的には間違っていなかったって事なんでしょうか。
それでも縁があって、一度はNECに入ったのですからね、一人のためだけにバレースタイルは変えられないでしょうが、色々な意味でNEC風に馴染んで貰えるよう、チームメイトやスタッフもそれなりに努力はしたんじゃないかと勝手に推測してしまいます。そうすると、それだけに移籍はNEC関係者には衝撃的だったのではないでしょうかね。ガヤガヤ言うと大人げないし、決して表に出すことはないかもしれないですけど、恨みにまで思わずとも内心傷付いた人はいるのではないだろうかと推測してしまうのです。それだけにやれ『英断だ』『素晴らしい決断を支持する』『人として尊敬できる』と簡単に持ち上げる事しかしない方々を自分は、無神経・無頓着に感じてしまうんですね。(そうではない支持擁護派の方もいらっしゃいますけど)
栗原さんに取っては良かったかもしれないですが、決して美談ては無いと思うので。

今更とい気はしますが栗原の移籍問題について一言。

これについては憶測以外で語ることは出来いですけど、栗原の移籍理由は結局のところ「佐々木と一緒にプレーしたい」それにつきると思います。仮に佐々木が久光にいたら久光にいっただろうし、JTならJTだっただろうし・・・。

本人とかライターの方々が色々移籍理由を言っていますが全て「後付け」の理由だと思います。

だってジャンプ力(高さ)やパワーはどこのチームでも鍛えられるけど、コンビはNECでなければ得られないと思うから。パイオニアで得られるモノは佐々木以外ないんですよ。極端なこと言えば。

で、さすがにこの理由は公には言えなかったから「プレースタイルが合わない」というとってつけたような理由にしたのだと思います。

移籍そのものについては、「我がまま」ではあるけどもペナルティを払っているわけだから、認めてあげていいと思う。ただ、個人的には11VをNECで戦ってほしかった。
1シーズンだけで「プレースタイルが合わない」と発言するのは、ベテランが監督交代を機に発言する言葉としてなら受け入れられるけど、ルーキーの言葉としては到底受け入れることは出来ません。

皆様の多くのコメントを拝見しておりますが、

なぜこれほど栗原選手のパイオニアへの移籍について、多くの方が自分勝手な想像だけで意見を述べているのでしょうか?

もう少し、たとえば「...という行動が大人気ないと思った」とか、「...風な選手になって欲しい」とか、もっと具体的で前向きな意見がいいかと思います。

もう、パイオニアの選手ですし、NECの選手では有りませんし...

多分、多くのみなさんはパイオニアを選んだのは佐々木選手がいるから。と考えられているようですが…。黒鷲旗準決勝を見ていたら、それだけじゃないぞ!と思えました。それはやっぱり吉原選手の存在でしょう。

失礼ですが、私はWW99さんと別の見方をしています。以前(2004年10月頃の議論
(私は、幼稚・軽薄な人と言って、管理人さんや他の方から言いすぎと言われました。)
から比べると非常に議論の質が上がったと思っています。客観的・形式的根拠をもとに論理的に意見を述べているのは想像では無いのでは・・・。

議論が栗原選手という具体的事例に限定し過ぎて、一般論としての議論、そもそも移籍のルールは現状のままで良いのが無いほうが問題だと思います。

後、個人的には考え方は前向きでも後向きでも良いかと思います。前か後ろかは人によって違いますから。個人的には客観的・形式的な根拠から論理を緻密につめて淡々と分析し、結論を出す人の意見が好きですが・・・・。私は、納得できればすぐに自分の意見を変えますけどね。(早く変わる)
他の人は日本人的議論なので、なかなかそれが出来ないとも思いますが・・・。これが議論の実質的利益を損なっていると考えます。
コメントは長くなると緻密になりますが、ポイントがつかみにくくなる欠点もありますね。

栗原選手自身、「オリンピックを経験して外国人のバレーに興味を持っていた…セリンジャー監督の元で子供の頃から憧れていた選手が頑張っている状況を知り…」と言っています。セリンジャー監督は栗原選手が目指す高さ&パワーバレーを追究している。また、憧れや尊敬する選手がいるチームでプレーする事も良いと思います。パイオニアはベテラン選手が凄く頑張っている。佐々木選手以外にも吉原選手等尊敬する先輩達がいるのでしょう。向上心の塊の栗原選手が「仲良しだから」とそれだけの理由・そんな安易な理由で移籍しないと思います。そんなのいくら仲良しな佐々木選手だって許さないと思います。

>議論が栗原選手という具体的事例に限定し過ぎて、一般論としての議論、そもそも移籍のルールは現状のままで良いのが無いほうが問題だと思います。
この手の移籍の仕方は、前代未聞なので限定されても致し方ないのかと思います。

自分も、当事者として随分と関わりましたが、主張の論点の違いがここまで来てるんじゃないでしょうかね。
僕たちのような批判的な立場に立つ側は、移籍のやり方の是非から述べていますが、擁護側は人間的立場そのものに立って主張しているので平行線になってしまうのかなと感じております。
これからも議論が交わされていく限りは、平行線の状態が続いていくと思っていますが。

それだけに、譲れる論点があまりにも少ないというのが大きな要因でしょうか。
ただ、我々の立場も今の移籍制度のあり方はいいとは思ってはいませんし、移籍そのものにケチをつける気はありません。
答えは、まだわかりませんから。

ただ、曹長さんが述べている通りにそれだけにやれ『英断だ』『素晴らしい決断を支持する』『人として尊敬できる』と簡単に持ち上げて、問題を解決させる姿勢はどうかという主張は譲る気はありません。
問題は問題として受け取らなければ、解決するものも解決はできません。
たとえ、自分の贔屓の選手でも例外はあってはならないと考えています。

何も出てきませんね。
初めて知るような情報や事実は皆無でした。このVNC.JPで紹介されていること以外には他になにもなかったということでしょうか。
栗原選手を非難攻撃している人たちから、非難攻撃するに値するだけの情報や事実が開示されるのかと期待したのですが、彼らは「プレースタイルが合わない」ことを理由に「「NECを辞めた」「バイオニアに入社した」ということだけで、「移籍のやり方の是非から述べている」と言う割には何も内容がないですね。

移籍のやり方が前代未聞とか我が儘だとかと非難する人たちは、栗原選手の高校時代、卒業後NECに入社と同時に全日本に召集され、全日本のウイングスパイカーとして戦ったアジア大会、ワールドカップ、世界最終予選、アテネオリンピックの一年半の実績についての評価を低めることによって、自分の論拠にしています。

このブログを見る人にはいまさらですが、高校生の時の栗原選手は、全国優勝4回、準優勝2回という輝かしい実績を作っています。三田尻女子高校には、全ての実業団が挨拶に見えて、学校の周辺はスカウト銀座と呼ばれるほど賑わったそうです。バレー部の監督は、全ての実業団と名詞交換し、顔もつなげ、名声を得ました。(先野先輩や宝来先輩の伝統を見事に引き継ぎ、グレードアップさせました。) 親元を離れ、バレーボールをやるために三田尻女子高校のバレー部に入部し、目標を達成しました。全日本にも選抜されました。
高卒後、バレーボールをやるためにNEC女子バレー部入部し、同時に全日本女子バレー部に召集され、11月のワールドカップでは、韓国を敗りました。翌年5月の世界最終予選では、1位で通過し、アテネオリンピックの出場権を勝ち取りました。8月のアテネオリンピックでは、準々決勝で中国に敗れ、同率5位と輝かしい成績を手にしました。
栗原選手はこれらのビッグな国際大会を「NEC所属、三田尻女子高(現・誠英高校)卒」の選手として闘いました。

20才の若さで栗原選手は日本の女子バレーボール選手としての輝かしい実績をつくったのです。まさしくトップアスリートとして認知され、4年後の北京オリンピックでは、チームの中心選手としてメダルを取ることを嘱望されているのです。これがいまの栗原選手の置かれた社会的なポジションです。


栗原選手を攻撃する人は、下記のような的はずれな論法で非難します。笑止千万。
>リオン氏
>>俺から言わせれば推薦で内定し、会社に入社した人が、社風があわないとか、会社に馴染めなかったという理由で辞めたという解釈がより当てはまるのではないかと思われます。
これ、我々が普通にやれば次の入社・公務員面接時に思いっきり突っ込まれますよ。
下手すれば、そこの学校からの推薦枠もなくなりますよ。
周りにに迷惑をかけるかもしれない状況において、めでたしという考え方はいかがなものかと思います。
個人的には、あともう1、2シーズンくらいやっても限界と感じるのならある程度の理解はできたのではないでしょうかね。
>>スポーツ選手って、限られた環境で結果を残すことが最大の定義ですよね。・・・そこで、結果を残せて始めてビッククラブに移籍するとか、サラリーの要求できる・これらを選択できる権利が与えられると思うんですね。
>>確かにスポーツ選手は、ワールドカップや五輪のメダルが最大の目標です。・・・・・・
各選手は選手としての価値を高めるために、不本意の環境でも最大限のものを出そうと努力しています。
その中で、中堅クラブからでも代表選出されたり、よりレベルの高い舞台に進めることもある。
これこそが、選手における最大のご褒美だと考えています。
それが、サクセスストーリー・・・・・
それは、会社員も言えることです。
希望職種でもなくても、その中からその仕事の楽しさ・やりがいを見出し、結果を残していく。
そうして出世したり、より高い次元での自己実現が達成されていく。
それが出来て初めて、この会社に入社できてよかったと実感でき、ヘッドハンティングされたり、転職希望しても円満退社は十分に可能だと思う。
今の世の中、終身雇用を絶対的に薦める企業は少なくなっていますから。
少なくとも、自分を評価させてくれる結果を残さない限りは、我が儘とか言われても仕方のないことだと思います。

上記のような非難は、栗原選手の実績を認めないことによってなりたっています。
栗原選手の輝かしい実績という事実の前には、ガラガラドシャンとすべて崩れてしまう。話しにならない。


栗原選手のNECからの「辞め方」、辞めるタイミング、パイオニアへの入社の仕方は、青く真っ直ぐでそこまでストイックにならなくてもいいのにとも思います。
「我が儘」だとか「前代未聞」と非難する方は、もっと非難に値する事実や情報を出して下さい。単に「NECを辞めたのが気にくわない。」「パイオニアに入社したのがもっと気にくわない」とわめいているだけではないですか。ふられた未練たらたら男がもっともらしく悪口を言いふらしているようにしかみえません。攻撃すべき相手を間違えていませんか。

>らいん氏
>>栗原に関してもルールは破っていません。辞めた後Vリーグに参加しませんでした。ですから本当のことを言えば、これほど関係ない他人(私を含める)にバッシングされる所以はないんですよね。ただ人情がわかるから本人は「申し訳ない」というわけだし他人は「よくないな」と思う。
それなのに、執拗にバッシングするのは度を越えて、弱みにつけこんでいるようにしか見えないから、擁護するわけです。


栗原選手の「辞め方」がよくないと非難する方には、退社に至るまでの栗原選手の言動を吉井妙子氏の記述より再構成する事だけで、完璧な反論になってしまいますね。
長くなりますが、以下に掲げます。

4月上旬の中国遠征の時に
「あのー、実は、NECを辞めようかと思っているんですよ」
「Vリーグの期間中はずっと苦しかった。NECのプレースタイルは私には合わない。もう、全日本の合宿に来る前に、監督にその意志を伝えました。もちろん、同意してもらえず、保留したままですけど」
吉井氏次の方向性をみつけてからでも辞めるのは遅くはないんじゃないの」というアドバイスに、

「逃げ道を作ってから会社に言うのって卑怯じゃないですか。次の事が頭にあって会社と交渉するのも失礼な話だと思います。先の事は会社をやめてからじゃないと、考えられません」
と「栗原に毅然とした態度で言い返されたのである」
5月の世界最終予選でアテネオリンピックの出場権を獲得。8月のアテネオリンピックでは5位という成績。
アテネオリンピックの準々決勝で中国と闘い敗れ、中国とロシアの女子決勝を観戦した時の思い。
「周蘇紅のようなプレイヤーになりたいと言ったら、あの人に失礼かも知れないけど、私の理想に近いひとです。どんな練習をしてあんなプレイが出来るようになったんでしょうね。私はこのままじゃだめだな・・・・・・」
帰国し、9月下旬にNECに辞表を提出。
これを上海のF1の取材中に聞いた吉井氏がすぐに栗原選手に電話をする。
「本当に辞めちゃったの」
「はい、でも、これから、私、どうなっちゃうんでしょう・・・・・・・」
10月13日にNECの退社が正式に決定。
吉井氏が栗原選手の実家がある広島県能美島に会いに行く。
{(海外は)いずれ行ってみたいと思いますよ。でも、私はまだバレーの基本を学びたい。トレーニングがしっかり出来て、自分の技術を磨いてくれるところにお世話になろうかなと思っています}
そして、11月上旬パイオニアに入社。
今回のYeah!記事の中では、
「またどこかのチームにお世話になるにしても、自分への戒めだと思って、すぐにVリーグに出場できる移籍同意書をNECにはお願いしませんでした。・・・・・・アテネ五輪を経験し、まずは体をつくり直す必要を強く感じた・・・・・自分が今しなきゃならないのは、体を作ることと、基本的な技のスキルアップ、そんな私の願いを満たしてくれるのがパイオニアだったのです。パイオニアには、全日本でお世話になったトモさんやレオさんがいるのも心強かった」


栗原選手は、アテネオリンピックの出場権を獲得することをミッションとした全日本女子バレーチームにNECに入社と同時に出向しました。大事な初戦の対イタリア戦、出場を決めた5戦目の対韓国戦に、スタメンで出場し、勝利に多大な貢献をし、韓国戦のあとでの「うれしいでーす」と弾けた姿は多くの人々に感動を与え、日本中で喜びを共有しました。その闘いぶりは「アテネでメダルを」という夢までもたせてくれて、5位という輝かしい成果をえました。栗原選手の参加した全日本女子バレーボールチームプロジェクトは、ミッションを達成し、5位という輝かしい実績を勝ち取り、成功しました。

ミッションを達成したプロジェクトチームは、「北京でメダルを」というより高いミッションを具体的に掲げてひとまず解散しました。「北京でメダルを」取るためにどうしたらいいのかは、各人の痛切な体験として当面の課題が明確に自覚され、栗原選手は上記のような課題の達成を目標に据えたのです。その達成のための方針が、結果としてNEC退社、パイオニア入社となったのです。ミッションを達成した全日本女子バレーボールチームが解散し、目前に迫った国内のVリーグのチームに合流する前のこのタイミングが「周りにに迷惑」をかけないベストな選択なのです。しかも、痛んだ身体を治すために休養とリハビリに使うべき時間なのです。

その手続きにおいても、目標設定の正確さにおいても、その遂行過程においても、何ら非難されるところはありません。
母校に対しても、NECに対しても、「NEC所属、三田尻女子校(現誠英高校)卒」と紹介されつづけたことにより、非常に大きな貢献をしています。
彼女の人生はバレーであり、バレーこそ自己実現のかたちなのです。

「北京でメダルを」みんなで女子バレー全日本チームを応援しましょう。

攻撃すべきは栗原選手ではなく、もっと他にあります。そっちのほうでもっと生産的な討論をしましょう。

>RasukalPAPAさん
あなたは、国際試合をまともに見たことがありますか。
それとも、顔を真っ赤にしながらキーボードをたたいているのですかね。
OQTなんて、1位で通過しようが4位で通過しようが突破は突破ですし、面子を見ても明らかに突破可能でしょう。
イタリアの勝利といっても、それなりのハンデがあってもギリギリの勝利でしたね。(案の定、五輪では大敗したし、WG,モントルー、4カ国でも当然のように敗戦したし)
本気を出したロシアには、ストレート負け。
オリンピック5位といっても、グループリーグの戦いぶりは惨憺たるものでしたよね。(5位というよりは、準々決勝敗退でしょ、順位決定戦はなかったわけだから)
勝った相手は、明らかに格下のギリシャとケニアですよ。
しかも、そこ以外は全部ストレート負けで一歩間違えば、楽勝グループでの予選敗退という情けない事態もありえた訳です。
Bグループのドミニカと入れ替えたなら、間違いなく全敗で9位でしょうね。
栗原恵の実績に至っても、上記の2試合以外はイタリア戦は健闘したが、他は話にならない成績だったじゃん。
サーブランキングは7位だが、それもギリシャ、ケニアがほとんどですし、スパイク効果率なぞ、できそこないのドラマの視聴率並みの18%くらいでしたよね。
同等、格上に至ってはわずか8%ですからどこか輝かしい実績かうかがいたいものです。
少なくとも、OQT以降でWG、アテネ五輪と明らかに選手としての評価を下げたものとしか見えませんが。
因みに、これがワールドカップ以降の栗原の決定率一覧ね
第10回Vリーグ   135/438    30.80%(49位)
OQT(最終予選) 49/135    36.30%
モントルー     62/175(35)  35.43% 
ワールドグランプリ 72/201(49)  35.82%
アテネオリンピック 40/115(19)  34.78%
〔格下のケニア、ギリシャを除くと 21/78(15) 26.92%〕
どう、これでも輝かしい戦績だといえる?
晒し上げするにしても、事実を事実として認め、全体を見てから物事を発言することを薦めます。
だからこの手のミーハー栗原ファンは嫌いだし、絶対にこの議論が平行線に進むんだよな。
ようやく、終わったと思ったのにな。

僕は難しい話や会社がどうとかこうとかの話は分かりませんがリオンさんも非難されたからといって文章が少し乱雑になっていませんか?あなたの文章を読むと、失礼ですがあなたのが顔を真っ赤にしてキーボードに向かっているように思われます。1位でも4位でも通過すれば同じとの意見をおっしゃっていますが、その後にイタリア戦ではぎりぎりの勝利でしたねとおっしゃっていて、あなたの突破は突破の考えをお持ちなら勝利は勝利なのだからイタリア戦の勝利にケチをつけるのはお門違いではないでしょうか?あと「たられば」のオリンピックでのお話はしたところで意味がないので必要ないと思います。 RasukalPAPA さんがミーハー栗原ファンなのかはどこらへんを見て判断しているのでしょうか?またあなたのミーハーとは何を基準にしてのミーハーなのでしょうか?
絶対に平行線をたどる議論において、やっと終わったと思ったならばコメントをしなければいい話では?そこに自分もコメントしたならば最後の一文はあなたが言う言葉ではないと思いますよ。

枝葉末節を指摘するようで申し訳ありませんが。

>攻撃すべきは栗原選手ではなく、もっと他にあります。

この言葉はいかがなものかと思いますが。

栗原選手って、メディアやマスコミが騒ぐほど活躍してないですよね、正直。あの騒ぎ方でなんか勘違いしてるようにしか思えない。
>>栗原選手の実績を認めないことによってなりたっています。
栗原選手の輝かしい実績という事実の前には、ガラガラドシャンとすべて崩れてしまう。話しにならない

活躍しただけを見るのはファンではなく、ヲタですよ。
WCでも、イタリア・アメリカ・キューバ・中国・ブラジル戦での決定力、途中交代を見るとこれで実績を認めろというのが無理だと思う。オリンピックでもVリーグでも成績と呼べるようないい結果は残してない。上背はあるけど、レフトスパイカーとしては世界で見たら極々平凡。
同じ20歳でもブラジルのマリアンネや20歳当時のエリカ、レイラやキューバのカリーヨ、中国の20歳当時の趙蕊蕊や今20歳の王一梅、楚金怜なんかと比べたら足元にも及ばない。日本や高校時代はトップだった。でも、世界ではトップではない。世界大会見れば一目瞭然だと思います。全く活躍してないとは言わない。でも、輝かしい実績というにははっきり言って程遠い。
それから、TAMさんもおっしゃってますが
>攻撃すべきは栗原選手ではなく、もっと他にあります。

まさか、栗原選手の批判は許されなくて柳本監督の批判は許されるんでしょうかね?批判から生産的な討論が行われるとは甚だ到底疑問です。
少なくとも、誰が見てもミーハーな栗原ファンとしか言いようが無いですよ。栗原選手のサイドにしか立って物事を見ていない。吉井本の100%の闘争心が選手側に寄り過ぎておかしいという意見と同じ。あなたも、栗原選手サイドに寄りすぎです。

実績についてですが、海外の強豪と比べたら当たり前の話ですが、見劣りするに決まっています。ロナウジジーニョと小笠原満夫を比べているようなものです。小笠原はJリーグでは屈指のプレイヤーですが海外では無名で、ロナウジーニョは世界のサッカーファンは皆知ってる選手です。実績は、アタック決定率だけで判断するものではないと思います。2003~2004年度全日本に選ばれ、スタメンレギュラーだったということがとりあえず日本バレーボール界の中では実績になると思います。

実際私は、栗原選手は立派な人だと思ってます。
そして栗原選手は今度の決断に対して、後悔してないだろうと思います。それと、今回の決断に対し、申し訳ないと思っているのです。ですからそこは認めないといけないと思います。

ただ彼女の決断を非難されるのは、あまりいい気はしません。なぜならば、現状のVリーグでは一~二年以内の移籍が禁止ではないからです。移籍が失敗して、移籍先が決まらないあるいは潰れたとしても本人が責任を取るわけだし、本人の人生だから、誰かがどうこう言うのはおかしいという気がします(会社員としてみるならば尚更) しかし世の中理屈では片付かないという人もいますし、人情ってものがあるようです。

>4月上旬
大抵の社員の場合、三カ月前に言えば辞めれるような気がしてます。それと普通は、新入社員が辞めたとして、これだけ騒がれないと思います。新入社員が辞めるのは珍しいことではないし。

バレーボール界の悪い所は、選手の負担が大きいことかもしれません。『なぜ栗原が非難され(たのか)るのか?』
1、前例にないから。(波風を立てた、前例が無いのは悪いこと)
2、移籍したから。(波風を立てた、移籍は悪いこと)
3、移籍先がライバル(Vリーグ)だから。(企業が嫌がることをした。廃部が恐い)
4、一年足らずで辞めたから(耐えない奴は許せない、理解できん)
5、移籍の動機が気に入らない(理解できない、憶測、邪推)
6、栗原が移籍するなんて生意気(何様だ。栗原嫌い)

『なぜ栗原を指示するのか?』
1、栗原のこの判断は正しい(辞めるのが最善だった)
2、栗原は全体的に人間として素晴らしい(人でなしみたいにいうな)
3、栗原がかわいそう(まだ若い女の子なのに)
4、責める理由がわからない(なにか悪いことしたのか?)
私が思い当たるのはこれくらいです。

>らいんさん
アタック決定率に限らず、サーブレシーブ・ブロックと全てのプレー含めてもレギュラーで出た事が実績では無いと思いますけど。少なくとも、RasukalPAPAさんが仰々しく言うほどの実績があるとは思えませんし、これから日本でプレーするにしても実績と胸を張って言えるだけの成績を付けてから
>>栗原選手の実績を認めないことによってなりたっています。
栗原選手の輝かしい実績という事実の前には、ガラガラドシャンとすべて崩れてしまう。話しにならない
と言うべきでは?
少なくとも、この部分だけはおかしい理由だと思いますし、後の栗原選手の移籍や移籍理由についてはたぶん平行線だから、もう言いません。16歳のアルタモノワ、20歳のマリアンネ。彼女も既にもうデビューして2年目。そろそろ成長してもらわないと、これからレフトでスタメン張るようであれば、それなりの成績・実績を残してもらいたいものです

RasukalPAPAさん
>攻撃する相手を間違えていませんか。じゃあ栗原選手の批判は駄目で柳本監督や他の選手ならいいんですか?それはおかしいでしょう。栗原選手を批判する人達の多くは気に入らないからとか、生意気だとか、そんなくだらない理由で言っているのでは無いと思います。いろんな人がいるのだから自分と違う考え方を頭ごなしに否定するのはちょと頂けないですね。それと贔屓の引き倒しが選手を潰してしまう事があるという事を覚えておいて欲しいです。

>らいんさん
最後に挙げた原因ですが、批判は4が一番強く、1,5が付属的についているといった感じだと考えています。

>実績についてですが、海外の強豪と比べたら当たり前の話ですが、見劣りするに決まっています。
ロナウジジーニョと小笠原満夫を比べているようなものです。
確かに、海外の強豪と比べてもアレですが、サッカー日本代表と違って後進国ではないので、そこまで評価が低いということはないと思います。
今は夢のメダルでしたが、昔はそれこそメダルは義務で、メダルの色が問題だったわけですから。
それを差し引いても、RasukalPAPAさんが言うような輝かしい実績(キャリアアップが出来るような成績)を残していないのが事実ではないでしょうか。


>大抵の社員の場合、三カ月前に言えば辞めれるような気がしてます。
それと普通は、新入社員が辞めたとして、これだけ騒がれないと思います。
新入社員が辞めるのは珍しいことではないし。
確かに辞められますが、辞めると上司や人事に大きなマイナス査定がつくのも事実です。
ただ、やはり再就職もしくは公務員の面接で色々とやめた理由を突っ込まれます。
生半可なキャリアアップ理由では、「それは、前職でも出来たはずでは」と突っ返されて落とされるのが事実です。
少なくとも、今回のYeah!記事の中における理由ではそう突っ込みたくなります。

最後に自分の考えてるミーハーの定義ですが、選手の追っかけで終始することです。
特定選手のマンセー的な考えしかないところは、まさにその典型です。
ファンでも、いいものはいいと褒める事は基本ですが、ダメだったら厳しい注文の1つも言わないとね。
ファンは期待しているからこそ、より高い次元で活躍して欲しい習性を持っていますから、やさしさと厳しさを兼ね備えた目を持つことが正しいファンのあり方だと思っています。

はい、一つ前の「通りすがり」氏のコメントは、管理人の精神衛生上よろしくないので削除させて頂きました。

さて皆さん、そろそろやめにしませんか。
いちいち突っ込むのも面倒なので、勝手に収束するのを待っていたんですが、待っても無駄なようなのでこのコメントを最後にコメント欄をクローズします。

最後に。

まず、栗原選手擁護派の皆さんへ。
管理人は個人的に、あのタイミングでの栗原選手の退団がベストだったとは今でも思っていません。
(結果だけを見れば)あまりに自分勝手だし、わがままだし、もっと他に上手い方法があったと思います。
ある程度批判の声が上がっても、致し方ないのではないでしょうか。
これはもう、彼女自身の今後の活躍で、そういう声を吹き飛ばしてもらう以外にありません。

次に、栗原選手批判派の方々へ。
間違いを間違いと言うことは大切ですけど、いつまでもそれを引き摺るのはやめませんか。
結果は結果で、それはそれで認めましょうよ。
栗原選手は一応、黒鷲旗優勝という結果を出しました。
決勝ではそれなりの数字も残したようです。
それで万事がOKとなるわけではありませんけどね。
しかし、彼女が初めて全日本に選ばれてから今日まで、どんな状況に置かれてきたのか分かる方はいますか?
どんな気持ちでバレーボールをやってきたのか分かる方はいますか?
人気先行でマスコミに取り上げられ続け、想像もつかないほど多くのファンに囲まれ、とんでもなく大きな責任を押し付けられてきました。
彼女がどんな大変な思いをして、どんな悩みを抱えてきたのか、すべてを理解できる人はいるんでしょうか?
残念ながら、管理人には分かりません。
しかし、想像ならできます。
一度想像してみませんか。
彼女がどんな想いで、NEC退団を決断したのかを。

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