北京五輪:バレーボール 内弁慶、返上の時 日本男子、史上初の全敗
なかなかに核心をつく記事。
試合後の会見で主将の荻野(サントリー)が核心を突いた。「国際試合は日本開催が多く、大歓声の中でプレーしてきた。(今回は)若手も(日本を応援する)お客さんの少ない中で戦い、精神的に強くなったと思う」。その言葉を持ち出すまでもなく、今回の五輪切符も「地の利」を得て獲得したものだった。五輪出場権をかけた世界最終予選兼アジア予選は男女とも東京で行われた。連日約1万人のファンが「ニッポン」を連呼。会場を盛り上げるマイクパフォーマンスまであった。
TV局が巨額の放映権料を出すことによって国内での国際大会開催が多いこと、それによってアウェイでの経験が少ないこと、しかしルーベン・アコスタ会長が北京五輪を最後に退任する意向を示していることから、状況が変わるのではないかといったことが語られています。
しかしまぁ、チームの強化には日本開催を少なくすることが必要だとは思いますが、今回の五輪での中国のあのブーイングを聞くにつけ、日本での開催は観る側にとっても精神衛生上よろしいなぁ、と思いましたねぇ。