64年の歴史に"幕" 名門チームNECの休部/企業スポーツは生き残れるのか?
チーム名の書かれた大きなフラッグを高々と掲げ、16名の選手が体育館の出口に花道を作る。
「応援、ありがとうございました」
帰途につく参加者に向かって選手が最後の言葉をかけると、こらえきれなくなったのか、女性ファンが顔をゆがめ、次々とその場に泣き崩れた。7月19日、先に休部を発表した男子バレーボールチーム、NECブルーロケッツのファン感謝祭が東京、府中市の体育館で開催された。約700人のファンが全国から集まり、消えゆくチームとの別れを惜しんだ。
NECブルーロケッツの休部を軸に、関係者のインタビューなどを交えつつ、企業スポーツの現状を伝えるコラムです。
Vリーグ機構の梅北理事は言う。
「90年代後半、多くのバレー部が休部になり、大きな危機感を抱いた我々は、Vリーグを中間法人化して何とか改革を進めてきました。当初は地域に密着しよう、そしてホームゲームの試合数を増やしチームの事業収入を増やそうという理念を掲げていました。ところが、その後、一時的に景気が回復してしまった。お金があるんだから会社に任せておけばいいじゃないかという安心感が、改革の邪魔をしてしまったのではないかと感じています」
なんとも他人事なコメントですけどね...。まぁ、Vリーグだけでなく、企業側にもチーム存続の為にやるべきこと、できることがあったはずだし、今更犯人探しをしても仕方が無いんですが。
私たちファンには、いったい何ができるんでしょう。
コメント
地域密着やホームゲーム制の推進でファン拡大に努める事は、お金があってもなくても重要且つリーグ機構の役割でしょ。
金があるからいいやっていうんじゃ、何のためにあるんだと・・・
メグカナバブルが弾けるまで何もしてなかったし、これからも何をやるのかわかりませんと言ってるようなもんですな。
投稿者: よっしー55 | 2009年7月23日 16:52