日本、韓国下し2勝目/ワールドGP大阪大会第2日
バレーボール女子のワールドグランプリ大阪大会第2日は8日、大阪市中央体育館で1次リーグ第2週が行われ、日本は韓国に3−1で逆転勝ちし、通算成績を2勝3敗とした。韓国は5戦全敗。
日本は第1セットを落としたが、その後は栗原(パイオニア)のサーブがさえて2セットを連取。第4セットは序盤に連続得点を奪って圧倒した。プエルトリコはロシアを3−1で破り初勝利。
はい、珍しく試合を最初から最後までTV観戦しましたが、栗原選手のサーブで勝ったというか、あのサーブに全く対応できていなかった韓国のレシーブ力のなさというか、その辺で決まった試合だったかと思います。相変わらず韓国は、大型化による守備力の低下を克服できていないな、という印象でした。
しかしそれにしても、あのサーブを安定して供給できる栗原選手には感心しきり。正直、スパイク時の腕のスイングに関しては直すべきと思っているのですが、サーブに関してはそれが良い方に出ているようで、ちと複雑な心境。ただし毎試合あの状態を作れるわけでもないので、他のプレーの精度をもっともっと上げられると良いですね。速いトスへの対応はまだまだこれからなんでしょうけど。
それにしてもまだ栗原選手のことを「日本のエース」とか言ってるんですね。エースとかって作り上げるものじゃなくて、自然と生まれるものだと思うんですけど...。
庄司選手と竹下選手のコンビが全然合ってないのがちょっと気がかりですね。なんというか、迷いが見えてそれで余計合わなくなってる感じ。井上選手の方が合っていたかも。
あと、狩野選手は温存ではないと思います。使いどころが無かっただけです。
<関連記事>
- メグ絶好調!日本、韓国に逆転勝ち/ワールドGP - スポーツ - SANSPO.COM
- 【バレーWGP】日本、韓国に逆転勝ち - MSN産経ニュース
- 日本、韓国に逆転勝ち...バレーボール:球技:スポーツ:スポーツ報知
<関連>
コメント
確かにあのサーブの安定感は素晴らしい。
しかもジャンプサーブですからね。
それと栗原選手のサーブ見てると、時々サービスエース狙ってるなと思う時があるんだよなぁ。
Vリーグでも明らかに狙ってポイント取ってるなって時がある。
今日も最初は集中して打ってただけなんだろうけど、最後の3本くらいは狙ってた感じ。
サービスエース取ったあとニヤリとしてたしねぇ。
よくイチローがホームランは狙わないと打てないみたいな事言うけど、まさしくそんな感じで。
投稿者: よっしー55 | 2009年8月 9日 00:49
この試合の勝因は、言われているるようにサーブが良かったのと、(こちらはプエルトリコ戦にもいえることですが)テレビ局におもねることなく坂下選手を使ったことだと思います。
ラリーポイント制だとサーブレシーブから点をとるほうが圧倒的に有利なのでサーブを打つ時点で0.5点取られてるようなものですが、サービスエースが出るとその0.5点を消して尚且つこちらに1点はいるので、実質1.5点の価値があり、バスケットボールの3ポイントシュートと同じ効果があります。
そのサービスエースがこれだけ決まるとさすがに楽な展開になります。
これだけサーブの有用性を見せつけられると、ピンチサーバーで強烈なジャンプサーブを打つ選手が控えに居て欲しいという気持ちになります。
また、サーブが良かったおかげで連続得点が多く、ローテーションが少なくて済んだというのもあります。
第1セットの終盤や、第2セットの17-6から追い上げられた場面などセッターが前のローテーションで連続失点をするシーンが見受けられますが、そのセッターが前のローテーションが第2、4セットでは3ローテですみました。
第4セットで2枚換えを使いましたが、159cmのセッターをこれからも使うのであれば、セッターが前のローテーションを3ローテ減らせる効果を持つ2枚換えを、余裕のある場面だけではなく常に使えるようにして欲しいと思います。
また、坂下選手はこれまでのパワー型のスパイカーと違って基本は早いトスを打つので、相手チームにとっては、他の選手をマークしておいてトスが上がってからブロックに行っても間に合うというわけには行かず他の選手のマークを薄くする効果がありますし、せっかくレシーブがセッターに返ったのにオープントスにしてブロックがきっちり2枚つかれるという事もありません。
そして最後に、これまでの5試合使っていないバンチリードブロックについてですが、オープンバレーのロシアに使わなかったら何時使うんだということになるので、今日のロシア戦を見れば本当にバンチリードブロックをやるのか、ただ単に結果的に3枚ブロックになることをバンチリードブロックとテレビ局が言い張っているだけなのかがわかるのではないでしょうか。
投稿者: 他の追随を許さない | 2009年8月 9日 09:44
栗原選手のサーブは、もう「よかった」をこえて「す、すげー」という状態でした、個人的には。
ただ、私的にはどうしても第一セットを押し切ってほしかった。そうすれば、本当に韓国は日本に対して嫌なイメージが残ったのではないか、と思いました。
投稿者: 負けてたまるか | 2009年8月 9日 13:48
大阪ラウンドはハッキリ言って一番弱いチームの組合わせなので予想通りの連勝って感じですかね、まだまだすべてのプレーが試行段階なのでこれからどれだけ精度を上げていけるか見ていきたいですね。
投稿者: ニシキ | 2009年8月 9日 15:39