日本は1勝4敗の6位、ブラジルが連覇/女子ワールドGP決勝ラウンド最終日
バレーボール女子のワールドグランプリ(WGP)決勝リーグ最終日は23日、東京・千駄ヶ谷の東京体育館で3試合を行い、日本はブラジルに1−3(21−25、27−25、19−25、19−25)で敗れ、1勝4敗で決勝リーグ最下位の6位に終わった。ブラジルは全勝で2年連続8度目の優勝を果たした。
この試合も観ていないのでコメントは自重。
日本は第1セット、栗原(パイオニア)や狩野(久光製薬)の強打などでリードしたが、終盤に3連続失点してセットを奪われた。第2セットは栗原と交代した32歳の谷口(JT)がサーブで崩し、狩野の強打などで仕留めて奪い返したが、その後は力の差を見せつけられた。
この日は前日の中国戦より山口選手に代わりベンチ入りした谷口選手が活躍したようですね。しかしなんというか、積極的に選手交代する眞鍋監督の采配が評価されるのは良いのですけど、裏を返すと、安心してスタメンを任せられる選手が少ないということにもなるわけで...悩むところですね。
真鍋政義・日本代表監督の話
「世界のトップに勝つためにはセッターからの速い攻撃を追求しないと勝てない、と鮮明に分かった。うちには絶対的なエースはいない。個々がスパイク能力を上げることも必要になる」
またおんなじことを...。速い攻撃はなにもセッターからじゃなくても良いわけだし、サーブレシーブ以外にも精度を上げるべきところはあると思うんですがね。2段トスとか。
大会最優秀選手にシェイラ・カストロ(ブラジル)、ベストセッターに竹下(JT)が選ばれた。
うーむ。
ロシアがオランダをストレートで退け、4勝1敗で2位。ドイツは中国を3―1で破り、2勝3敗で3位となった。
そして最終結果を、申し訳ないのですがオランダ戦記事のTAMさんのコメントより転載させて頂きます。
優勝 ブラジル
2位 ロシア
3位 ドイツ
4位 オランダ
5位 中国
6位 日本MVP シェイラ選手(ブラジル)
ベストスコアラー フリール選手(オランダ)
ベストスパイカー コシェレワ選手(ロシア)
ベストサーバー フリール選手(オランダ)
ベストブロッカー ファビアナ選手(ブラジル)
ベストセッター 竹下選手(日本)
ベストリベロ チューリヒ選手(ドイツ)
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コメント
大会終了後のコメントが毎回同じような内容ですね。 新戦力がそこそこ活躍するのは毎年あるんですけどデータが揃って相手にマークされた時にどれだけのパフォーマンスができるのか井上・坂下・狩野 あたりは真価が問われるとこですね、あとは相変わらずつまらないミスが多すぎますね,まぁ強いて収穫を上げるとすればブロックですかね1セットあたり2〜3本は止めていたのでそこはもう少しあげていけるかなぁ。
投稿者: ニシキ | 2009年8月24日 08:29
個人成績 日本選手関係分
ベストスコアラー
9位 木村選手(スパイク51/ブロック4/サーブ8/計63得点)
14位 栗原選手(スパイク46/ブロック4/サーブ8/計58得点)
23位 荒木選手(スパイク28/ブロック8/計36得点)
23位 坂下選手(スパイク27/ブロック2/サーブ7/計36得点)
30位 井上選手(スパイク21/ブロック6/サーブ1/計28得点)
30位 狩野選手(スパイク23/ブロック3/サーブ2/計28得点)
35位 庄司選手(スパイク15/ブロック4/サーブ4/計23得点)
45位 山口選手(スパイク6/ブロック1/サーブ1/計8得点)
46位 谷口選手(スパイク5/サーブ2/計7得点)
51位 竹下選手(スパイク1/ブロック1/サーブ3/計5得点)
57位 岡野選手(サーブ1/計1得点)
ベストスパイカー
15位 栗原選手(32.17%)
16位 木村選手(30.72%)
ベストブロッカー
15位 荒木選手(0.44本/セット)
21位 井上選手(0.33本/セット)
27位 庄司選手(0.22本/セット)
28位 栗原選手(0.22本/セット)
29位 木村選手(0.22本/セット)
32位 狩野選手(0.17本/セット)
37位 坂下選手(0.11本/セット)
42位 山口選手(0.06本/セット)
43位 竹下選手(0.06本/セット)
ベストサーバー
3位 木村選手(0.44本/セット)
4位 栗原選手(0.44本/セット)
6位 坂下選手(0.39本/セット)
15位 庄司選手(0.22本/セット)
19位 竹下選手(0.17本/セット)
29位 狩野選手(0.11本/セット)
30位 谷口選手(0.11本/セット)
35位 山口選手(0.06本/セット)
36位 岡野選手(0.06本/セット)
37位 井上選手(0.06本/セット)
ベストディガー(部門表彰なし)
2位 佐野選手(3.72本/セット)
7位 木村選手(2.44本/セット)
14位 栗原選手(1.50本/セット)
24位 狩野選手(0.83本/セット)
27位 竹下選手(0.67本/セット)
30位 濱口選手(0.61本/セット)
31位 坂下選手(0.61本/セット)
40位 荒木選手(0.44本/セット)
44位 井上選手(0.33本/セット)
47位 岡野選手(0.28本/セット)
52位 庄司選手(0.22本/セット)
55位 山口選手(0.17本/セット)
60位 谷口選手(0.11本/セット)
ベストセッター
1位 竹下選手(10.28本/セット)
10位 岡野選手(0.33本/セット)
ベストレシーバー(部門表彰なし)
2位 木村選手(56.44%)
ベストリベロ
5位 佐野選手(5.89本/セット)
投稿者: TAM | 2009年8月24日 14:02
昨日のブラジル戦もサーブレシーブ成功率は65%で、ブラジルの成功率を遥かに越える数字。
にもかかわらず、スパイク決定率は低くブロックもブラジルの約半分。
このあたりの数字をどう分析して今後のチーム作りに活かすかで、たぶん全日本が進化するのかどうか決まってくるんだろうなぁ。
相変わらずサーブレシーブに特化して結果的に守備力に長けた小型選手を起用するようになったら、将来性も面白みもグッと半減してしまいますね。
そんな事のないように願いたいですが真鍋さん(^_^;)
セッターに関しても、竹下選手“だけ”で戦うのにはかなりの限界を感じましたが、そのへんもどうなるんでしょうね。
どうでもいいかもしれませんが、ブラジルのタカギ選手。
日系選手ですが、もう一つの故郷とも呼べる日本の地で日本代表を相手に戦った気分は、いったいどんなものだったんでしょうね。
あの異様ともいえる“ニッポン チャチャチャッ”コールの会場は、どんな感じだったのかなぁ。
日本に帰化?なんて、ないですよねぇ(笑)
投稿者: よっしー55 | 2009年8月24日 14:28
今回 竹下選手はベストセッターとりましたよ。 確かに現在 世界一のセッターです。 しかし 中国戦 2セット目 あの鈍い動きをし 肩で息をしているような選手もいた中,竹下選手前衛からというローテを替えて (選手も動揺していたのでは)ブロックで付け入る隙を与えた (日本の今の実力なら勝てていたはず) 昨日の2セット目 やはり竹下選手前衛で二枚のアタッカーとなり サーブレシーブで やみくもに選手にプレッシャーをかけ乱れ 単調な攻撃にブラジルのブロックのえじきになり連続失点。
確かに組織的なブロック サーブも強化にあたり それは大変な効果を出しているし結果に繋がっている しかしバレーはチームプレー。 竹下選手が悪いと言ってるわけではなく いくら個人技を磨こうが ローテ中に致命的な負の部分がある事は 相手に余裕を与え 連続失点の的になるんじゃないでしょうか 平均身長で10cm以上もあけられていてはブラジルと同じ土俵に立てない。 ロンドンでメダルを…ではなく長期的に 次の次のオリンピックで金を目指すくらいの強化を首脳陣は考えるべきではないでしょうか。
投稿者: ひかり | 2009年8月24日 14:42
セッターの問題はこの10年ずっと言われ続けていますよね,一時木村選手をセッターにしようとしてませんでしたっけ?あれはどうなったんですかね?今回は当初竹下選手ではなく横山選手(怪我・リハビリ中)を中心にしようと考えていたので監督としてはおそらく計算が狂ったのでしょう,グラチャンまでに復帰できるといいんですけどね、しかしロンドンの次の五輪を考えると本当に早期に竹下選手の担い手を育てないといけませんね。
投稿者: ニシキ | 2009年8月24日 18:30
竹下選手以外のVプレミアのセッターな選手(各チーム公式HPより登録ポジションにセッターと入っている選手)
アロ女 中道選手(159cm)・大山未選手(178cm)・田代選手(172cm)
マヴェ 遠藤選手(164cm)・河合選手(168cm)
赤ロケ 秋山選手(163cm)・松浦選手(180cm)
エアリー 黒羽選手(163cm)・横山選手(170cm)
車体 船崎選手(165cm)・河村選手(174cm)
π 富永選手(177cm)
春 古藤選手(169cm)・原選手(168cm)
鴎 北村選手(169cm)・岡野選手(167cm)・小菅選手(170cm)
投稿者: TAM | 2009年8月24日 23:07
よくブラジルから1セット獲りましたね。谷口選手の活躍は、4年前の菅山選手の大活躍を思い起こさせましたが、ブラジルはああ見えて初物に弱いのでしょうか。
それはそれとして、この大会を通じて感じたのは、サーブの重要性です。
あのボールでのサーブレシーブに慣れる為にも、あのボールでいいサーブが打てる選手を見つける為にも、大人の事情に屈することなくVリーグでもあのボールを使って欲しいです。
また、オランダを除く全てのチームが若手に切り替えたチームで望んでいる中で、ほぼ前監督時代と同じメンバーで臨んでいながら最下位という事実は重く受け止めなければいけないでしょう。
どんなに時間と労力を費やして努力しても、ある一定レベルからはいっこうに上に行けない要因は、日本中の人がわかってことなので、そこを変える勇気を監督に持って欲しいです。
キャプテンに指名してないというのは、そういう意味なのだと信じたいところです。
投稿者: 他の追随を許さない | 2009年8月25日 00:55
http://2009wgpfinal.splinder.com/
今大会も記者席でお見かけ、ゾルジ兄貴。直訳レベルでもかなーり日本には辛辣な評価。
投稿者: TAM | 2009年8月27日 22:59