新型インフル:高校総体 新たに選手15人に感染の疑い
全国高体連は4日、奈良県を主会場に開かれている全国高校総合体育大会「09近畿まほろば総体」で、新たに3県の選手計15人が新型インフルエンザに感染した疑いがあると発表した。3日発表した分も含め計35人になった。全員軽症で、既に敗退したり、出場を辞退しており、大会日程に影響はない。
内訳は、バドミントン男子の川崎総合科学(神奈川)8人と、バレーボール女子の鹿島実業(佐賀)6人▽鹿児島女子(鹿児島)1人。鹿島実業の1人と3日発表した西原(沖縄)の2人は遺伝子検査で新型と確定した。
バレーボール女子の7校のうち6校は、7月27日~今月2日に神戸市内で合同合宿をしていたそうです。
大会日程に影響は無い、と言ってますけど、正直現場は競技に集中できないんじゃないでしょうか...。
鹿島実は4日の決勝トーナメントを棄権。鹿児島女は当該選手1人以外に異常がないため、同日の試合に出場したが敗れた。川崎総合科学は8人が発熱などの症状を訴え、全種目で出場を辞退した。今大会のバレー女子では既に5校の計18人がいずれもA型に陽性反応を示し、西原と細田学園(埼玉)、就実(岡山)の3校が出場辞退や棄権の措置を取った。鹿島実と鹿児島女は大会前、神戸市内の実業団チームの施設を利用して、細田学園、就実、西原を含む計8チームで合同練習を行ったという。