日本、トルコに勝利 2次ラウンド初白星/2010世界バレー女子
バレーボールの女子世界選手権第7日は7日、東京・代々木第一体育館などで2次ラウンドを行い、グループEで世界ランク5位の日本は、同22位のトルコに3-1(25-19、23-25、25-19、25-13)で勝利し、2次ラウンド初白星を挙げた。
テレビ観戦しました。トルコは、セルビア並に粗いチームでしたね。ネスリハン選手が序盤、立ち上がりが悪く、徐々に調子を上げて来たように見えましたが、日本はサーブで崩してブロックでコースを絞り、ディグで拾いまくって良く抑えていました。まともに仕事させませんでしたね。得点ランキングを見ても、トルコは攻撃面を彼女に頼り切っています。その彼女が仕事をできないのだから、自ずと結果は明らかになろうというもの。
しかし、なんともピリっとしないのが今の日本。
序盤、トルコにお付き合いしてもたもたしていると、案の定、2セット目を取られてしまいます。「あー、今日も負け?」と思ったのですが、そこから江畑選手が大爆発。
江畑選手、今日も序盤はおっかなびっくり助走に入っていて、まったくトスとタイミングが合っていなかったんですけど、徐々に助走に思い切りが良くなってきました。そして1本、2段トスをクロスに豪快に決めたかと思うと、そこからはもうノリノリ。スパイクに迷いが無くなりましたし、トスが割れた場合にも冷静にコースを切って対処します。前から後ろから決めまくって、トルコの戦意を完全に削いでしまいましたね。
ただ、あれだけ思い切りの良いスパイクを打てたのも、トルコのミスが多く、ある程度点差を離せたからかもしれません。彼女の課題は、やはり競った場面でもあの思い切りの良さ・冷静な判断ができるかどうかでしょう。
それにしても戦前、私は「山口選手の活躍が今日の試合の鍵を握っているんじゃないか」なんて思っていたんですが、どうにも、いつも通りの山口選手でしたね...。うーむ。
どちらかというと、日本がうまくトルコを封じたというより、トルコが自滅した試合でした。大事なところで勝手にトルコが先にミスをしてくれたおかげで、大きなプレッシャーも感じずのびのびとプレーできていたと思います。
さて、次は韓国ですよ。
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コメント
竹下選手も年齢からの体力的なプレーなのかなぁ。ボールに負けながらのトスアップ今日も目立ちました。木村選手さすがに疲れちゃってましたね。この二人は気の毒に思えるくらい。もっと二枚替どんどんして欲しい。全体的なスピードも明らかに落ちてました。栗原選手の怪我が思わしくないのかなぁ。よく今日は勝てた。。江畑選手頑張りましたね。また相手ミスにも助けられた。逆になんで中国がトルコに負けたのか不思議。今日はゆっくり休んで明日頑張って欲しい。自分達の力以上に頑張ってる日本チーム なんとか勝たせてやりたい
投稿者: オールドファン | 2010年11月 8日 10:49
>オールドファンさん
トルコはホントに良くなかったですね。
落とせない試合なのは分かるんで、1次リーグに時点で、特に木村選手は休ませておくべきだったと思いますよねぇ。
投稿者: 太鉄 | 2010年11月 8日 18:38
トルコ戦は江畑と佐野さまさまでしたね。江畑はトルコ戦をきっかけに一皮むけてくれたと思いたい。
これまでも言ってきましたが管理人さん同様、山口の使い方が納得できません。コンビ使えれば決定力ありますがサーブレシーブが悪くほとんど山口絡みのコンビを使うことすらできない。
あとバックアタック打てないのもなにげに厳しい。
特別レシーブが上手い訳でもないし。
サーブレシーブもほとんど山口にはサーブいかないし。
特に劣勢の時はより攻撃的な交代を早めにしてほしい。
やるだけの事やった上で負けたのなら納得できるのに負ける試合はいつも何か不満が残る。まぁ前の監督よりはまだましですが。
竹下の上から打たれる事ですが、初めから分かっているわけだから逆にそのコースにレシーブのポジションをとってそこから打たれるんじゃなく打たせてるというようにすれば逆に利用できるようになる気もするんですがそう単純な事でもないのかな。
明日の韓国戦がすべて。勝ってほしい。
投稿者: ちょっぱあ | 2010年11月 8日 20:34
追記。
ながながすみません。
竹下の上から打たれる事なんですが問題はそこから打たれて決められる事より竹下が前衛の3ローテサイドアウトがキッチリとれない事だと思います。
その3ローテは早く回してしまう事が必要な事。
どういう攻撃をするのが確実にサイドアウト取れるのか。
木村頼みでもそこをキッチリ決めきってラリーに持ち込まれない型を作る。この3ローテが一番攻撃が単調になってしまう所なので。
センターで切ってくれるのが一番いいんですが。
投稿者: ちょっぱあ | 2010年11月 8日 21:06
この試合の勝因で一番大きいのは、トルコのアタッカーのスパイクの威力がレシーブ可能な範囲内だったことだと思います。
日本は他の国と違いブロックではなくレシーブでスパイクに対抗するチームなので、相手チームのスパイクの威力がレシーブの許容範囲かどうかが大きいと思います。
前日と違い、ブロックの時にレフトの選手をサイドに残してブロードに対処する工夫をしていたようですが、それほどブロックが良かったというふうには見えませんでしたから。
そして、唯一強力なスパイクを打つネスリハン選手が調子が悪かったのか、日本が調子を出させなかったのか、まったくダメだったのも助かりました。
その反対に江畑選手は非常に調子がよかったです。
投稿者: 他の追随を許さない | 2010年11月 8日 21:45