九州新幹線全線開業 県内停車駅、歓迎一色/鹿児島
九州新幹線が全線開業した12日、終着駅のJR鹿児島中央からも続々と、博多、新大阪方面へと「さくら」や「みずほ」が出発した。東日本大震災の影響で開業記念イベントの多くは中止になったが、出水、川内を含めた県内の新幹線停車駅では鹿児島を訪れた乗客を歓迎した。
明るい話題を。
●川内駅
◇全日本監督ら歓迎
川内駅には、新大阪発の「さくら」で全日本バレーボールの植田辰哉・男子監督と眞鍋政義・女子監督が到着し、市民の温かい歓迎を受けた。
全日本バレーボールチームは薩摩川内市で度々合宿をし縁が深い。特に女子は、昨秋の合宿直後、世界バレーで32年振りの銅メダルを獲得した「げんのいい場所」(眞鍋監督)だ。両監督には、第7回東宝シンデレラオーディション・グランプリ受賞の上白石萌歌(かみしらいしもか)さん(11)と、姉で審査員特別賞受賞の萌音(もね)さん(13)から花束が贈られた。
萌音さんに「ジャンプ力をつけるには」と質問された植田監督は「キビナゴをたくさん食べること」と特産品を挙げ拍手を浴びた。
植田監督のコメントも満点だったようです(笑)。