東レ、5年ぶり優勝=女子はJT初制覇、2冠達成/黒鷲旗バレー

 バレーボールの黒鷲旗全日本男女選抜大会は5日、大阪府立体育会館で決勝戦を行い、男子は東レが5年ぶり6度目の優勝、女子はJTが初優勝しプレミアリーグとの2冠を果たした。
 男子の東レはボヨビッチの21得点する活躍などでプレミアリーグ優勝の堺にストレート勝ち。女子のJTはエース金軟景が23点を挙げNECを3―1で下した。
 最高殊勲選手には男子が米山裕太(東レ)、女子は山本愛(JT)が選ばれた。 

男子決勝のみ、第1セット途中からテレビ観戦しました。第2セット途中までは日本一を決める大会の決勝戦にふさわしい、大変白熱したゲームだったのですが、堺が24-20から逆転される辺りから、堺が突然失速。第3セットにはどうにも集中力を欠いたプレーを連発し、自滅してしまった印象です。確かに、第1セット第2セットとあれだけ競った内容で落とすと、ダメージが大きいのは分かりますが、しかし堺には最後まで戦い抜いて欲しかったものです。東レも、クイックのトスがあまり合っておらず、苦しかったんですけどね。

特別表彰選手は以下の通り。

男   子

【黒鷲賞(最高殊勲選手)】
米山 裕太[初](東レアローズ)

【敢闘賞(敢闘選手)】
石島 雄介[初](堺ブレイザーズ)

【若鷲賞(最優秀新人賞)】
高橋 賢(サントリーサンバーズ)

【ベスト6】
米山 裕太[3年ぶり 2回目](東レアローズ)
富松 嵩彰[2年連続 2回目](東レアローズ)
ボヨビッチ・デヤン[2年ぶり 2回目](東レアローズ)
阿部 裕太[5年ぶり 2回目](東レアローズ)
石島 雄介[初](堺ブレイザーズ)
  松本 慶彦 [初] (堺ブレイザーズ)

【ベストリベロ賞】
田辺 修 [2年ぶり 3回目](東レアローズ)

女   子

【黒鷲賞(最高殊勲選手)】
山本 愛[初](JTマーヴェラス)

【敢闘賞(敢闘選手)】
内藤 香菜子[初](NECレッドロケッツ)

【若鷲賞(最優秀新人賞)】
竹田 沙希(トヨタ車体)

【ベスト6】
  山本 愛[3年連続 5回目](JTマーヴェラス)
  キム・ヨンギェン[初](JTマーヴェラス)
竹下 佳江[2年連続 5回目](JTマーヴェラス)
  内藤 香菜子[初](NECレッドロケッツ)
  杉山 祥子[10年ぶり 2回目](NECレッドロケッツ) 
木村 沙織[3年連続 3回目](東レアローズ)

【ベストリベロ賞】
井野 亜季子[2年連続 3回目](NECレッドロケッツ)

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