サオリン、疲労回復もNASAマシン

 12チームが総当たり戦で争うW杯は、15日間で11試合を戦う。指揮官は「ハードな日程。いかに疲れをとるかが大切」と「疲労回復」をキーワードに挙げ、"秘密兵器"を用意した。
 その名は「パワープレート」。かつて米航空宇宙局(NASA)で宇宙飛行士のトレーニングに使用され、昨年のサッカーW杯南ア大会で16強入りした岡田ジャパンも現地に持ち込んだ。
 1秒間に30回ほど、上下、左右、前後と3次元で高速振動。マシンに乗るだけで筋肉の動きが活性化し、トレーニングや疲労回復に効果があるとされる。
 全日本女子は1台約200万円のアスリート専用最高級モデルを3台導入。広島、札幌大会では宿舎に持ち込んで疲労回復に努める予定だ。主将の荒木絵里香(27)=東レ=は「疲れがとれて動きもよくなります」と話すなど、すでに効果を実感している主力選手は多い。

そんな予算があるのですね。意外。

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