日本、ブラジルにストレート勝利! 五輪への望みつなぐ/バレーW杯女子

来年のロンドン五輪出場権をかけたバレーボールのワールドカップ(=W杯、11月4日~12月4日、東京など)は13日、北海道・北海きたえーるなどで行われ、全日本女子(以下、日本)は世界ランキング1位のブラジルに3-0(26-24、25ー19、25-23)で勝った。日本は5勝3敗、勝ち点16で5位となり、2位米国、4位ドイツとの対戦をひかえる16日からの第4ラウンド(東京)に五輪出場権獲得の望みをつないだ。

テレビ観戦しました。ブラジルは今大会、相当調子が悪そうだったので勝機が有るとは思っていましたが、まさかストレート勝ちとは。ブラジルのミスが多く、日本のミスは少なく、日本の粘りに焦れてブラジルがミスを重ねて行くというパターンでしたね。

山口選手がスタメンに入ったことで、サーブレシーブの乱れが心配されました。案の定、ブラジルが山口選手を狙うシーンが何度か有り、実際に乱れていましたね。しかし、そこでブラジルが思うように攻めることが出来ていませんでした。せっかくワンタッチとってチャンスボールをもらっても、うまく攻撃に繋げられませんでした。あんなブラジルを観るのは初めてでしたね。

相手に助けられたとは言え、ストレートで勝てたのは、日本が今持てる最大の力を発揮できたからだと思います。サーブで攻めて相手を崩し、ブロックで粘り強くワンタッチを取り、丁寧にセットアップして木村・江畑の両選手で得点して行く。「えっ?」といういうなおかしなミスもほとんど無く、最後まで集中できていました。相手の有ることですから、いつもこうはいかないでしょうけど、昨年の世界選手権時を彷彿とさせる内容でした。「0.8秒」などという、おかしな数字を掲げてチームがおかしくなっていましたが、それを捨てて、昨年時に戻ったことで、調子が戻って来ているように見えます。3歩下がって3歩戻ったような形ですが、それに気付いて大会中に修正できているのは良いことではないでしょうか。

<試合結果>

スポーツナビ | バレーボール | ワールドカップ | 日程・結果:女子 第3ラウンド より

  • Aサイト
    • イタリア 3 - 0 セルビア
      29-27
      25-19
      25-20
    • 中国 3 - 0 韓国
      25-12
      25- 8
      25-16
    • 日本 3 - 0 ブラジル
      26-24
      25-19
      25-23
  • Bサイト
    • アルゼンチン 0 - 3 ドイツ
      22-25
      17-25
      18-25
    • アルジェリア 3 - 1 ケニア
      19-25
      25-20
      25-16
      25-23
    • ドミニカ共和国 0 - 3 米国
      21-25
      19-25
      14-25

<順位表 (勝ち点/勝/負)>

スポーツナビ | バレーボール | ワールドカップ | 順位表:女子 より

1. イタリア (23/8/0)
2. 米国 (21/7/1)
3. 中国 (19/6/2)
4. ドイツ (18/6/2)
5. 日本 (16/5/3)
6. ブラジル (12/5/3)
7. セルビア (11/3/5)
8. アルゼンチン (9/3/5)
9. ドミニカ共和国 (8/3/5)
10. 韓国 (4/1/7)
11. アルジェリア (3/1/7)
12. ケニア (0/0/8)

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コメント

選手と監督の執念!すごく嬉しい!おめでとうございます!竹下選手の1セット終盤でのブロックに尽きます。これで勝負あった!頑張れ日本!

竹下選手のブロックは確かに大きかったですね♪

それから岩坂選手のレシーブが かなり良いですよね~‼

バックトスまで上げちゃったりして(^_^)

ここしばらく レシーブをあんなに安心して見れたセンターはいなかった(笑)

まさかのストレート勝ちでしたね。
確かにブラジルがダメ(サーブもゆるいし、ブロックは割れてるし、スパイクミスも多かった)だったとはいえ、一番の勝因は日本の両レフトの出来が良かったことだと思います。
そして、それを引き出したのは山口選手だと思います。
山口選手が入ったことによって、サーブの狙いが分散し、木村選手のサーブレシーブの負担が減りました。
特に1,2セットのデータを分析した後の第3セットにいたっては、木村選手は2本しかサーブレシーブしてないのではないでしょうか。
サーブレシーブの負担が減ることで精神的余裕が生まれ、また同じ2段トスを打つにしても、サーブレシーブしてないと助走をとる余裕があるので、多少打ちやすそうです。
監督がこれを狙って山口選手を起用したとは思えませんが、結果的に大成功でしたね。

> 他の追随を許さない さん

> 山口選手が入ったことによって、サーブの狙いが分散し、木村選手のサーブレシーブの負担が減りました。

この部分に妙に納得してしまいました。山口選手のサーブレシーブが不安定だったということばかりに目が行っていて、そういう発想は有りませんでした。目から鱗です。
確かにそれは有ったかもしれません。とすれば、ブラジルはやはり、木村選手を狙って潰しにかかるべきでしたね。

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