エースの木村沙織を支えた東レ優勝の影の立役者/高田ありさの成長と手にした自信
2シーズンぶりに手にした"金メダル"。
菅野幸一郎監督から「リーダーとしてコントロールしてくれた。いてもらわないと困る選手」と称された木村沙織は、高田ありさと2人で、喜びを分かち合った。東レアローズは3月24日、V・プレミアリーグファイナルの優勝決定戦で、久光製薬スプリングスをストレートで下し、4度目の優勝を手にした。同期入部の25歳。
東レに入社する前から全日本に選出された木村に対し、同じウイングスパイカーの高田は外国人選手が来ればレギュラーの座を失い、これまでは控えに甘んじることが常だった。
春高決勝で対戦した二人。一部では、彼女こそ今年の MVP ではなかったかとの声も聞かれる、高田ありさ選手に関するコラムです。