サントリー常勝時代を知るベテラン、津曲、坂本が残したもの/スポーツナビコラム

 2011-12V・プレミアリーグの最終日となった3月25日。優勝決定戦に先立って行われた3位決定戦では、サントリーサンバーズが堺ブレイザーズをセットカウント3-1で破った。リーグ最年長36歳の、サントリーの津曲勝利と坂本雄一郎は試合後、後輩たちに胴上げされ、現役生活に終止符を打った。

 ミドルブロッカーの山村宏太は、今季の収穫を問われ、こう答えた。
「こういうのはあまり好きじゃないんですけど、気持ちがプレーに影響するということを学びました。何がなんでもセミファイナルに行きたい、という強い気持ちを持てた瞬間に、勝てるようになったので」
 その"気持ち"を動かしたのは、今季開幕前に引退を発表していた2人のベテランだった。

スポーツナビのコラム。良いコラムです。


 今シーズン開幕前に引退が発表された時、津曲はこうも語っていた。
「代表から声がかかれば、まだ続けていたかもしれないけど、今年(11年)がギリギリだったんです。ワールドカップ(W杯)の年からじゃないと間に合わない。来年になると、もうOQT(五輪最終予選)の直前だから、そこで呼ばれることはまずないと思うので、それなら自分も区切りをつけた方がいいかなと思いました」

津曲選手、招集されないのではなくて、もう全日本でプレーするつもりが本人にないのでは、などと勝手に思っていたのですが、全然そんなことなかったのですね。ではなぜ突然呼ばなくなったのでしょうね。世界選手権で結果が出なかったことを考えれば、立て直しをはかって昨年招集されても良かった気がします。

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