逆風を乗り越えてロンドンを目指す日本代表/ビーチバレー
スポーツナビのコラムです。
ビーチバレーのロンドン五輪予選を兼ねる「FIVBコンチネンタルカップ・五輪アジア大陸予選ファイナル2012」が20日、中国の福州で開幕する。
五輪出場の可能性を解説する記事ですが、いくつか。
まさに4年間の集大成、総力結集の時。と言うべきところだが、今大会を目前にしてこれまで女子チームを率いてきた渡辺聡監督が一身上の都合により辞任、急きょ日本バレーボール協会・ビーチバレー強化シニア担当の川合庶氏が総監督としてチームを指揮することになった。
これは痛い。
男子は白鳥・朝日組と、昨年初の代表入りを果たした今井啓介(フリー)・青木組を予定していたが、今井がひざの故障により復帰の見込みが立たないため、大会直前に欠場が決定。今井の抜けた穴を埋めるべく、青木のパートナーには日高がエントリーされた。
これも痛い。更に
男子は、今シーズン1年ぶりにペアを復活させた白鳥・朝日組を軸に強化を図ってきた。しかし、シーズン開幕前に朝日が腰痛を患ったため、本格的にチーム練習に取り組んだのは5月下旬から。
これも。男子はこの辺りだけ見ても相当厳しい状況であることは想像できます。
女子については、浦田/西堀組の
ビーチバレーでは最も難しい技術を言われている、オーバーハンドのバックトス、ジャンプトスをマスターし、ブロッカーの意表を突く攻撃を仕掛けていく。浦田・西堀組の今シーズンのワールドツアーでの勝率は上がっており、完成度が高まってきているテンポの速い攻撃で勝負をかける。
この辺りが気になるところ。「ブロッカーの意表を突く攻撃」とありますが、ビーチバレーはインドアと異なり、ブロックは基本、マンツーマンですよね。そこで「意表を突く」ことがどれだけできるのか、ちょっと分からないですね。
何にせよ、まずは6/20ですね。