真鍋監督、続投へ=手腕を評価 - バレー女子
日本バレーボール協会の中野泰三郎会長は11日、ロンドン五輪で28年ぶりに銅メダルを獲得した全日本女子の真鍋政義監督に続投要請したいとの意向を示した。五輪後の理事会で検討し、決定する。
うん、まぁ、そうなりますよね。これだけの結果を残したわけですから。ただしかし、銅メダル獲った直後にこういうこと言うのもあれなんですが、眞鍋監督にこれ以上の上積みがありますかね?正直、世界選手権で銅メダルを獲って以降、チームとして特別進化した部分というのがないと思うのですよ。眞鍋監督に、更に上を目指す、金メダルを獲るための具体的施策があるようにはちょっと思えないのですが...。下手すると、また「もう一度速さを」とストップウォッチを持ち出しやしませんか。まぁ、選手の入れ替えによって、選手の上積み分を期待することもできますが、それって監督云々じゃないですし...。微妙です。
コメント
僕は真鍋監督続投賛成です。速いバレーの方向性は間違ってはいないと思います。練習では成功しても実際の試合では上手くいくとは限りません。だから試合に入ったらそこは選手達がミスしない所の速さに調整しなければならないと思います。
そういう力が日本には足りないと思うし、逆にそういう力を付けることが金メダル争いの舞台に上がるために必要なステップだと思います。
速いバレーにチャレンジしつつ男子バレーの様なアタッカーが先に飛んでいる所にトスが上がる様なコンビがいつか出来る所を見てみたいと思います。
ブロック強化は必ずやって欲しいですね。
投稿者: ちょっぱあ | 2012年8月12日 17:39
>ちょっぱあさん
>男子バレーの様なアタッカーが先に飛んでいる所にトスが上がる様なコンビ
というのがちょっと分からないのですが、単にセットがセッターの手を離れる前にアタッカーがジャンプするようなクイックであれば、元全日本女子、NECレッドロケッツの杉山選手が既にやっていると思いますし、大友選手もそれに近いクイックを打っていると思います。
が、セットの上がり端を叩く為に打点が低くなり、コミットブロックでいとも簡単にシャットアウトされることが多いですね。
「男子のように」とおっしゃいますが、確かに全日本男子の松本選手や山村選手は、セットがセッターの手を離れる前にジャンプするようなクイックを打っています。
しかし、その全日本男子は、ロンドン五輪の出場権を逃してしまいました。
世界に目を向けると分かるのですけど、男子において五輪に出るようなチームには、そのような「セットがセッターの手を離れる前にジャンプするクイック」を打っているチームは少ないと思うのですが、どうでしょう。
私も現在行われているロシア×ブラジルの試合を観て、勉強したいと思います。
投稿者: 太鉄 | 2012年8月12日 21:37
僕がいっているのはミドルのことではなく、ブラジル男子のサイドやパイプの攻撃がアタッカーが先に飛んでクイックのような攻撃に見えると言いたかったのです。
女子にそれが出来るかどうかはわかりませんが…
もし真鍋監督が速いバレーを追求するならば女子ブラジルをお手本ではなく男子バレーを目標にしないと1番を目指せないと思います。
勿論速いバレーでなく本当の意味での日本オリジナルを見つけて欲しいですが
投稿者: ちょっぱあ | 2012年8月13日 03:08
>ちょっぱあさん
サイドやパイプなら尚更、セットアップよりも先に跳んでなどいないことは、試合を観て頂ければ分かると思います。
そこの認識は改めて頂いた方が良いと思います。
また、男子のブラジルをお手本にすると言うのなら余計に、ブロックに難のある竹下選手と、オーバーパスに難のある佐野選手をスタメンとして使い続けた眞鍋監督の続投は疑問です。
ブラジル男子のバレーは、単に攻撃が速い、というだけの単純なものではありませんから。
投稿者: 太鉄 | 2012年8月13日 06:49
セットアップよりアタッカーが先に飛んでいるなんて思っていませんしいってません。
ただブラジル男子の試合をみて、今の攻撃速いなぁと思った時自分には、まるでアタッカーが先に飛んでいるかのように見える、それぐらいアタッカーの助走の入りや飛ぶタイミングが速いと思っただけなんですがそんなに認識を変えなければいけないこといってますかね…
また真鍋監督続投賛成なのは、木村選手の言葉にもあったようにロンドンは本気でメダルを狙えると思わせる結果と信頼を選手との間に築けていたからで、チームの一体感がアテネ・北京とは明らかに違ってました。管理人さんがおっしゃる様に世界バレー以降上積みがあったかと言われれば不満はあります。ただロンドンオリンピックを経験し4年後を目指す選手達は真鍋監督とやりたいと思っているのではないでしょうか。 更に上を目指すには他の監督でないとと思っているのでしょうか
投稿者: ちょっぱあ | 2012年8月13日 14:33
>ちょっぱあさん
「セットアップよりアタッカーが先に飛んでいない」けれど「セットアップよりアタッカーが先に飛んでいるかのように見える」のは何故なんでしょう。
そこをまず解明しないと話が先に進まないと思います。
セット(トス)のスピードが速いのか、アタッカーの助走が速いのか、アタッカーが踏み切ってから最高到達点に達するまでが速いのか、そのすべてなのか、それとも全く別の何かなのか。
何故だとお考えですか?
そしてその「ブラジルの速い攻撃」は、何故有効なのでしょうか。
全日本女子は、どうしてそのブラジル男子を目標とするべきなのでしょうか。
その辺りのお考えをお聞きできればと思います。
また、眞鍋監督続投賛成の理由として、新たに「結果と信頼を選手との間に築けていた」とのことですが、その点については私も同意します。
実際に世界選手権と五輪で結果を残しましたし、選手への気遣いを怠らない方だというのは、言葉の端々やベンチでの行動からも感じ取れます。
ただ、今後の四年間というものを考えた時に、一体どのような強化策を持っているのか、現時点で全く見えません。
問題なのは、竹下選手と佐野選手をスタメンとして起用し続けたこと。
例えば、本当にブラジル男子のバレーボールを目標とするのならば、組織的なブロックを突き詰める為にブロッカーの高さを揃えて穴を無くし、リベロを第2のセッターとして位置付け、Cパスやトランジション時の攻撃選択肢を増やす必要があると思っています。
竹下選手と佐野選手を重用し続けたことは、それに反することだというのは分かって頂けますでしょうか。
その眞鍋監督が、今後の4年間で一体どのような強化プランを持っているのか、考えて行くのか。
ぶっちゃけた話、まさか実現するなどと本気では考えませんが、ブラジル男子のバレーボールを目指すのであれば、ブラジル男子の現監督であるレゼンデ監督を招聘するのが一番手っ取り早いですよね。
レゼンデ監督と言わずとも、目指すバレーに近いバレーを構築した実績のある監督を招聘するのが、金メダルがより現実的になるとは思われませんでしょうか。
投稿者: 太鉄 | 2012年8月14日 00:48
管理人さん
アタッカーが先に飛んでいるかのように見えることの見解ですが、まずセットアップの位置が日本はネット際なのに対し、欧米はネットから少し離れた位置でセットアップします。この時点でバックアタックを打つ選手との距離が近い事になります。さらに通常セットアップの位置はセンターとライトの間にありますが、自分が速いと感じた攻撃をしたときはセットアップの位置がほぼセンターの位置からさばいている時なのでレフトへのトスがBクイックのようなトスが上がり、パイプ攻撃に上がるトスはAクイックのようなトスが上がりそのタイミングで飛んでいるアタッカーが先に飛んでいるかのように見えているんだと思います。年の為に言っときますが全ての攻撃がそう見えるわけではないので…
ブラジル男子を目標については、これまでブラジル女子をお手本にしてきたわけですが、仮に真鍋監督が速いバレーを追求するとした場合これまでと同じお手本を元にしたのでは駄目だと言う意味で別に日本女子チームにとってブラジル男子が良いお手本になると思っているわけではないです。速いバレーの象徴がブラジル男子と思っていたので例にあげましたが…
すみません言葉が足りないようで。
ただ竹下選手と佐野選手がこれ以上上に上がれない原因のようにおっしゃていますがどうでしょうか?
竹下選手がブロックの穴であることはそうですが日本のブロックが機能しないのは竹下選手が原因とは思いません。なぜなら竹下選手が後衛に下がった時でも日本のブロックが機能しているとは思えません。また相手のライト側からの攻撃もブロックが機能しているとは思いません。今の日本で大型セッターといっても170cm台です。山口や新鍋とそう代わりません。山口や新鍋がブロックで貢献しているとは思いません。つまり竹下選手を外し大型セッターに変えたぐらいでは日本のブロックが機能するとは思えません。竹下選手が前衛の時に大事なことはサイドアウトを繰返し早く3つ回すことが重要でレセプションからの攻撃の確率を高いものにすることが大切。また逆に考えると竹下選手が前衛の時は相手はサーブレシーブがしっかりセッターに返ろうと乱れようと竹下選手の前から攻撃してくる確率が高いと分かるわけで相手の攻撃は読みやすくなるわけです。竹下選手の上から打たれるコースにしっかりレシーバーが入って対応できるとも考えることもできます。
投稿者: ちょっぱあ | 2012年8月14日 23:59
>ちょっぱあさん
一番お聞きしたかったのは「ではなぜそのブラジル男子の『アタッカーが先に飛んでいるかのように見える攻撃』が有効であるか」なのですが、そこには触れては頂けなかったようですね。
ブラジルバレーの「はやさ」の本質は、「セッターの手をボールが離れてからアタッカーがヒットするまでの時間が短い」という、見た目の速さではありません。
リードブロック全盛のこの時代に、3枚の相手ブロッカーを上回る4枚以上のアタッカーを常に揃え、4カ所から同時に攻撃を仕掛けることがその本質になります。
「速さ」を追求するのはそれからです。
「別に日本女子チームにとってブラジル男子が良いお手本になると思っているわけではない」とのことなのでこれ以上は掘り下げませんが。
> 山口や新鍋がブロックで貢献しているとは思いません。
これはまた思い切ったご意見ですね。
山口選手も新鍋選手も、特にブロックが得意な選手ではないかもしれませんが、ブロッカーとして貢献してないなんてことはありません。
一番大事なのは、「常にブロックに参加すること」です。
竹下選手が入っていて問題なのは、それ専用のブロックシフトを敷いていることです。
試合を観ていると分かりますが、竹下選手がブロックに跳ばなかったり、頻繁に跳ぶ位置を変更したりしています。
竹下選手が跳ばない時は、レフト側のブロッカー(木村選手など)がコートの端から端まで走って、相手レフトアタッカーのブロックの跳んだりもしますよね。
竹下選手がブロックに跳んでいると、竹下選手のところを狙われるのが分かっているのでそうしているんでしょうけれど、そういう、特定の選手の為に敷かれる特別なシフトというのは、約束事が色々と増え過ぎて、選手に余計な負担がかかったり、通常とは異なることをやっているので色々と不都合が出たりします。
レフトブロッカーがわざわざライトまで走るという肉体的な負担がかかったりしますし、レフトの選手がライトに寄ってしまっていますので、その後のトランジションでの攻撃選択肢が狭まったりという弊害が出たりするんです。
そしてこのことは、
> また逆に考えると竹下選手が前衛の時は相手はサーブレシーブがしっかりセッターに返ろうと乱れようと竹下選手の前から攻撃してくる確率が高いと分かるわけで相手の攻撃は読みやすくなるわけです。
というご意見とも食い違っていますよね。
相手の攻撃が読み易くなるならば、竹下選手には同じ場所で常にブロックに跳んでもらった方が都合が良いはずです。
ころころ跳ぶ位置を変えられると、それに伴ってレシーバーの位置も変更しなくてはならず、面倒ですからね。
それをしないということは、「竹下選手のところを狙われると分かっていても、ディグするのは難しい」からです。
というわけで、全日本女子としても、竹下選手のブロックだけは特別扱いしており、竹下選手は「ブロックで貢献できない」と判断していることが、その戦い方を見れば一目瞭然です。
山口選手や新鍋選手も「ブロックに貢献できない」のであれば、竹下選手と同じ扱いになるはずですから。
それと、佐野選手について一言も触れられていませんが、佐野選手を外せないのは、セッターが竹下選手だからとも言えると思います。
佐野選手のディグ(スパイクレシーブ)のスキルは、確かに世界トップレベルです。
竹下選手をいうブロックの穴を補う為には、抜けてきたスパイクをディグする必要がありますので、他の部分の欠点には目をつぶってでも、ディグ能力に長けた佐野選手を外せないのではないか、と思っています。
投稿者: 太鉄 | 2012年8月15日 02:53
> ちょっぱあさん
どうも話が本筋とずれてしまった気がするので追記。
結局、眞鍋監督続投すべきか否かという話なんですけど、ちょっぱあさんが最初に挙げた続投賛成の理由であるところの
> 速いバレーの方向性は間違ってはいない
については、ブラジル男子を例に挙げつつ、リベロを第2セッターとするどころかアンダーでのハイセットを許容し、バックアタックの打てないオポジット(山口選手。新鍋選手は打てるはずだけど何故か使わない)を起用して、単に「速さ(ボールがセッターの手を離れてからアタッカーがヒットするまでの時間の短さ)」を求めることは、「意味が無い」として、否定させて頂きました。
その後で新たに
> 木村選手の言葉にもあったようにロンドンは本気でメダルを狙えると思わせる結果と信頼を選手との間に築けていたから
と新たに続投賛成の理由を挙げられましたが、これについては認めつつ、しかしこれまでの4年間を鑑みるに、今後の4年間も結果を出し続け、信頼を築き続けられる根拠に乏しいと言わせて頂いております。
それでも、眞鍋監督の続投に賛成されますか?
そしてその根拠、眞鍋監督であれば今後の4年で全日本女子に上積みできるものとは具体的に何ですか?
投稿者: 太鉄 | 2012年8月15日 04:21
>それでも、眞鍋監督の続投に賛成されますか?
そしてその根拠、眞鍋監督であれば今後の4年で全日本女子に上積みできるものとは具体的に何ですか?
横入り失礼しますが、私も続投賛成ですよ。
上積み出来るものなんて、本人じゃないから、わかるわけないじゃないですか(笑)
でも少なくとも今までの監督より結果を残した訳ですから、もう少しやってもらって良いのでは?
竹下選手の件、少し気になったので一言。
管理人さんがおっしゃることもわかりますが、シドニーであれだけ叩かれたのに歴代監督が使い続けるという事は、害はあれど総合的に判断して彼女がベストだったんじゃないですかね。
投稿者: みっち | 2012年8月15日 08:13
>みっちさん
> 上積み出来るものなんて、本人じゃないから、わかるわけないじゃないですか(笑)
確かに仰る通りです。
しかしそれではそこで議論が終わってしまいますので…。
> でも少なくとも今までの監督より結果を残した訳ですから、もう少しやってもらって良いのでは?
その考え方も分かります。
当然と思います。
しかし、女子がシドニーで出場権を逃した後、見事アテネの出所権を獲得した柳本監督はその後上積みをすることができず、長く低迷した男子を見事北京五輪出場に導いた植田監督は、ロンドンの出場権を逃してしまいました。
単に「今回結果を残したから、もう少し任せてみようよ」というのは、やはり続投の理由としては心許ないと思います。
>管理人さんがおっしゃることもわかりますが、シドニーであれだけ叩かれたのに歴代監督が使い続けるという事は、害はあれど総合的に判断して彼女がベストだったんじゃないですかね。
結果を見ればその通りで、反論の余地はありません。
彼女がその「身長が低い」という、バレーボール選手としては致命的ともいえる欠点とも戦い続け、今回のような結果をもたらしたことは大変素晴らしことで、心から敬意を表します。
しかし、今後はどうするのでしょうね。
年齢的な衰えは避けようのないことだと思いますし、もしも眞鍋監督が続投となった場合に、正セッターに誰を据えるのか大変興味があります。
「ベスト」な選択だった竹下選手で「銅」だったわけですし。
投稿者: 太鉄 | 2012年8月16日 12:23
ま。何かをやりたい、どぅにか
したい…空気は伝わってくる監督
サンではある・・・ってか、諸々
の廻りが上手く合致した産物だ?
投稿者: SKiSKi | 2012年8月16日 20:27
管理人さん、返信ありがとうございました(*^^*)
私も何がなんでも眞鍋監督が…という訳ではないんですけどね^^;
確かに竹下選手は残念ながらピークが過ぎた感が否めないですし。
ですから眞鍋監督がセッター目線で、次のセッターを誰にするかというのにも興味があるんですけどね^^
投稿者: みっち | 2012年8月19日 19:47