「こんなんじゃ終われない」 4年後へ再び走り始めた石島雄介/バボChannet

今年6月に行われた男子のロンドン五輪世界最終予選、最終日。イランに敗れ、ミックスゾーンに引き上げてきた石島雄介(堺)は、人目もはばからず泣きじゃくった。

石島選手についてのコラム。興味深い内容満載です。

しかも全日本ではストレスを抱えた状態が続いていた。日本と世界の差が広がっていく中、「もっとこうすればよくなるんじゃないか」と思っても、チームはそれとは違う方向に進んでいく。それに対して自分の思いをうまく周囲に伝えられず、何か言っても文句と受け取られてしまう。そのうち外に発信することをやめ、自分の内にためこむばかりになっていった。抜群のプレーでチームを勝利に導いたかと思えば、翌日ブレーキがかかるということもあり、監督や周囲の選手の信頼をつかみきれなかった。

そうやって、自分の思いを周りにぶつけていくのが石島選手の良いところの一つだと思うんですけどね。

一方で、「扱いにくい選手」という評価をする関係者もいる。選手は決められた枠の中で、監督の思い通りに動いて欲しいと考える指揮官にとっては、扱いにくい選手なのだろう。

確かにそういう面もあるのでしょうけど。それをうまく使いこなすのが、監督の腕の見せ所だったりするんじゃないかと思うんですけどね。

「このブレイザーズで僕がやりたいバレーを、いきなり100パーセント全部押しつけても、たぶん理解してくれる選手は1割か2割しかいないと思う。それじゃあチームはうまくいかないから、僕なりに、勉強してきたことを少しずつ、興味ある選手に伝えていきたい。それが広がっていけばいいなと思います」

新しい「石島雄介」に注目です。

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コメント

確か、越川選手もチームの為と思って発言したことが、植田監督から批判と捉えられ全日本に選ばれなくなったと聞いたことがあります。この記事の、石島選手の発言を見ると、越川選手がいたら一人で抱えずに済んだのかななんて思いました。同世代で、二人とも海外でのプレー経験があって、しかもチームの軸になる二人なので、考え方は似ていたのかな?次の全日本で二人にチームの中心になって若手を引っ張っていく。そんな監督を選んでほしいですねー。

> けーびーさん
そうですね。
越川選手は石島選手に「後は頼んだ」と託して敢えて上と衝突した、といった話もある方面からは聞こえてきました。
オフィシャルな話ではないので本当のところは分かりませんけど。
しかし、ここ最近の全日本での石島選手を見ていると、どうにも持ち味を発揮できていないというか、敢えて抑えているというか、色々と悩んでいるような、そんな雰囲気を感じていましたので(すべて私個人がそう感じた、というだけですけど)、それがもしスタッフや周りの選手との衝突が原因なのだとすれば、何とも勿体ない話ですね。
思えば、北京までの4年間は荻野主将ががいました。
もしかすると彼が、石島選手と周りとの緩衝剤になってくれていた、というのがあったのかもしれません。
石島選手自身変わろうとしているのは感じますし。周りにも彼のことを理解してもらって、100%かそれ以上の力を発揮できる環境が整えられると良いですね。

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