新理事に山口さんと竹下ら、会長と森田氏退任/日本バレーボール協会
公益財団法人日本バレーボール協会は本日6月21日に2013年度定時評議員会を開き、本日付で新理事15名を下記の通り選任いたしました。
なお、会長につきましては6月22日開催の2013年度第4回理事会(臨時)にて選任いたしますので、改めてお知らせいたします。
とのことです。新理事15名は以下の通り。
- 岩滿一臣 (株)イワミツ代表取締役
- 下山隆志 (都立小平高等学校教諭 )
- 羽牟裕一郎 医師 医療法人博医会
- 小島和行 公益財団法人日本バレーボール協会職員
- 小野元之 城西大学大学院センター所長
- 大塚慶二郎 (都立城東高等学校主幹教諭)
- 竹内浩 (社)共同通信社論説副委員長
- 林義治 桃山学院高等学校教諭
- 川合正矩 日本通運(株)代表取締役会長
- 村松泰子 東京学芸大学学長
- 西脇克治 沖エンジニアリング(株)常務取締役
- 岡野貞彦 公益社団法人経済同友会常務理事
- 福本ともみ サントリーホール総支配人
- 山口香 筑波大学大学院准教授
- 竹下佳江 2012年ロンドンオリンピック女子バレーボール銅メダリスト
候補者だった中野泰三郎会長や1972年ミュンヘン五輪男子金メダリストの森田淳悟強化事業本部長は選ばれず、役職から退任を強いられる異例の事態となった。
中野泰三郎会長、森田淳悟強化事業本部長が選ばれなかった理由としては、
同協会は2011、12年度と2年連続の赤字決算。13年度も約3400万円の赤字予算で、赤字常態化への懸念が広がっていた。また、全日本男子の新監督決定が今年2月にずれこみ、体罰、暴力問題への対応も後れを取るなど、評議員の間では執行部の責任を問う声が多かった。
といことになっています。2年連蔵の赤字、というのが大きいようですね。実質的には「ミュンヘン組の失脚」ということになるようですが、日本のバレーボールがこれでまた大きく動き出すのは間違いないのではないでしょうか。果たして、良い方向に言うのか悪い方向に行くのか。ミュンヘン組を追いやって新しい派閥が台頭、結果、金儲け第一主義でファンや選手を蔑ろ、なんてことにならないことを祈っています。