木村沙織・中道瞳/バレーボールワールド
というわけでバレーボールワールドさんによる、木村沙織選手、中道瞳選手のインタビュー記事です。
色々と気になる部分があります。
個人的には持久力や筋力アップなど、体力の面をこのシーズンは意識してしっかり頑張っていけたらいいかなと思っています。
筋トレがあまり好きではなかったという木村選手が、ここのところ意識して筋力アップを目指しているようですね。それでもこれまであれだけ通用していたんですから、さすがという感じですけど。そこに更にパワーがついてくれば、更に大きな武器を手に入れられるのは間違いないですね。ただ、彼女の打ち分けるコースの広さは肩関節の柔らかさにもあると思うので、その辺りがスポイルされないように気をつけて欲しいですけど、専門のトレーナーさんがついているようですから大丈夫ですよね。
コンビもそうですけど、バレー自体が変わってくるので、サーブレシーブの高さ、トスの高さ、助走のタイミングなどがちょっとでも崩れると、MB1は相手に通用しなくなるなというのも、特にアメリカやブラジルとやっている時は感じましたし、
Twitter などでも散々突っ込まれていた、この中道選手の発言部分。なんというか、そんなにピーキーな状態で本当にバレーボールやってるんでしょうか。そうでもしないと、本当にアメリカやブラジルに通用しないと思っているんでしょうか。個人的には、そんなことやってるからこそ通用しないんじゃないか、いつまで経っても勝てないんじゃないか、と思ってしまうですけれども。
MB1の方がレセプションが崩れた時にまだ選択肢がたくさんあると思います。
この発言にもあるように、MB1でいうのはレセプションが乱れた場面でも攻撃の選択肢を極力多くしよう、という発想から生まれたものだと思っていたんですが。それが
グラチャンで迫田が入っていたようなバックアタックのタイミングと、レフト、ライトに開いているサイドのアタッカーのタイミングが一緒にならないと、先に自分がトスを上げてしまったら、そこで相手のブロッカーもサイドに付きやすくなってしまいます。その3人の攻撃のタイミングが一緒になれば、少しでも攻撃の幅のスペースやブロックの隙間が空いたりというところは出てくると思います。
なんかちょっと良くわからないことになっている気がします。何かすごく「難しいことをやろう」としているような。テレビの特番でも相変わらずストップウォッチを持ち出して「1.1秒」とか言っていましたし、どうも、心配になってしまうですが大丈夫でしょうか。
メダルへの鍵は「レセプションが乱れた場面で以下に数多くの攻撃選択肢を持つか」だと思っているんですが、全日本女子のスタッフや選手の方々はそうは思っていなくて、相変わらず「Aパスが返らないと日本は世界に通用しない」というスタンスなのかなぁ、と、ちょっと心配になってしまう、そんなインタビュー記事でした。