アタック決定率は、レセプションに依存しないのか?/バレーボールワールド

「アタック決定率はレセプションの善し悪しに相関がない」という統計データが披露され、ネット上でも議論されているようです。
CPV82号でゴーダン・メイフォース氏も、

1.国際試合・Vリーグともに、レセプションの善し悪しが勝敗とあまり関係がないこと
2.レセプションの練習はチーム力向上にとって重要であること

という、一見矛盾する内容を記事にしてくれています。本当のところはどうなのでしょうか。これまでの経験と手持ちのデータから、本当はどうなのか、検討してみたいと思います。

これは長らく議論されてきたテーマですね。「サーブレシーブを崩されてコンビバレーが展開できなかった」という言葉を、試合後のインタビューなどで良く聞きますが、果たして本当にそうなのか。本当にサーブレシーブが安定しなかったから負けたのか、それとも他の要因があるのか。チームの構成やレベル、年代によっても変わる気がしますが、大変興味深い記事です。

詳細は上記リンク先にて。

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コメント

 こんにちは、記事を読ませて頂きました。日本はレセプションに対する依存度が、他国に比べてかなり高いと思います。そして世界バレーではそれが顕著に表れました。
 日本は「レセプション成功率が2位」だから問題ないなどと言われる人が居られますが、それは「依存度」を無視した発言と言えるでしょう。
 依存度が高いことを認識したうえで、日本が大事なのはレセプション成功率が何位かではなくて、何%かという絶対的な数字であろうと思います。だとしたら世界の標準的な「3人横並び」さえ見直して、それこそレセプションもどうHybridにするかが問われているのではないかと思います。
 それとレセプションが乱れた時の対策ですが、私は木村と新鍋にセッターをやらせていたように、「セッター1人では戦えない」という認識を、真鍋監督が持っているのではないかと思うのです。そのことが2015年に形になるのではないかと、期待しております。

> trefoglinefan さん

現在の全日本女子のAパス依存度が高いのは確かだと思いますが、それは「日本」の特徴ではないと思います。
Aパス依存度が高いのは、あくまでもそういうチーム作りをしているからです。
Aパスが入らないと攻撃選択肢が激減する、そういう戦術を採用しているからです。
この記事で一番言いたいことはおそらく、最後の

> 「崩れたときにどうやって得点するか」は、とても重要な課題であるのは間違いありません。

でしょう。
真鍋監督もそのあたりからの脱却を目指しているのだと思いますが、なかなか難しいのでしょうね。

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