女子バレー、W杯で浮き出た課題に「トスの質」/THE PAGE

これは良いコラム。

 大会を通じて見えた課題はいくつかあったが、まず早急に改善しなければならないのはセッターの挙げるトスの質だろう。初戦のアルゼンチン戦では、木村沙織がジャストヒットできたスパイクはたった1~2本。トスとタイミングが合わず、腕を折りたたんで窮屈なフォームで打つ、もしくはしっかりとスイングできず、腕が完全に伸びた状態でボールに触らなければならず、フェイントや軟攻でしのぐしか術がなかった。木村以外のアタッカーともトスが合わない場面が目立ったが、特に初戦はセッターの古藤千鶴のボールを離すタイミングが毎回バラバラで、アタッカーがどこで助走に入っていいのか始動に迷っているように見えた。

 その反省を踏まえてか、2戦目以降、高さを意識したトスが上がるシーンも増えたが、大会が始まってからの軌道修正は手遅れだった感も否めない。

これは決して、セッターの技術だけの問題ではないと思います。そしてもう一つ。

強力なサーブを武器とするチームとの対戦が続くであろうオリンピックを見据えると、サーブレシーブが崩されても単調にならない攻撃力を身につけなければリオ・オリンピックでの上位進出は難しいだろう。

チームとして、どうするのか。日本として、世界とどう戦うのか。代表チームだけの問題でもなく、日本バレー全体の問題として取り組んで行かないと、意識を変えていかないと、改善しない問題と思っています。

バレーボールに関連したブログを探す → 人気 blog ランキングへ | ブログランキング【くつろぐ】へ

コメントを投稿

  • 上記記事に関するコメントをお寄せください。関係のないコメントはばれにゅ☆BBSへどうぞ。
  • メールアドレスは入力必須ですが、SPAM対策の為に表示はされません。
  • コメントの内容が、「意味がない」「元の記事と関係がない」「他人のプライバシーを侵害している」「他人を中傷している」など問題があると管理人が判断した場合、削除させて頂くことがありますので、予めご了承ください。
  • HTMLタグの使用は禁止しています。URLは自動判別し、自動的にリンクを生成します。
  • ここはいわゆる「掲示板」ではありません。よろしくお願いいたします。