火の鳥NIPPON、開幕戦で韓国に敗戦 第31回オリンピック競技大会(2016/リオデジャネイロ)/日本バレーボール協会
第31回オリンピック競技大会(2016/リオデジャネイロ)が現地時間8月5日(金)に開会式を行い、翌6日(土)に女子バレーボール競技は開幕戦を迎えました。全日本女子チーム・火の鳥NIPPONは同日、韓国と本大会の初戦を戦い、セットカウント1-3(25-19、15-25、17-25、21-25)で敗れ、黒星スタートとなりました。
でした。中継を見ていましたが、第1セットの入り方は非常に良かったように思いましたが、ただ、リベロの佐藤選手からのハイセットが「低い速い」だったのでちょっと気になりましたね。その不安が的中したように、第2セットですこしレセプションが乱れると、バタバタと慌てふためき丁寧さが失われ為す術もなくといった流れのまま敗戦。
ファーストタッチが乱れた時に、ゆっくり丁寧にハイセットを上げることだけ気をつければ、サーブもちょっとネットにかける場面が多いのが気になりましたけど悪くはなかったし、ディグも良く上がっていたし、スパイカー陣の調子も悪くなさそうだったのでこのような結果にはならなかったと思うのですが。ちょっと崩されただけで歯止めが利かなくなってしまうのは、OQTから変わっていませんね。
というのも、ベンチの切れるカードがあまりにも少ないというのもあると思います。セッターの控えに田代選手がいるのに、セット終盤で田代選手に代えても次のセットのスタートは必ず宮下選手に戻すとか、調子の悪くない長岡選手に代えて迫田選手を出したり、島村選手に代えて山口選手をだしたら、攻撃面ではアクセントになったものの、ブロックがザルでヨンギョン選手に良いように打たれまくるとか、石井選手が崩されたので鍋谷選手を守備固めで入れたら攻撃が通らなくなって回らないとか...。
あと、セッターが2回もダブルコンタクトの反則を取られるなんてありえないと思います。
次戦からの巻き返しを期待したいところですが...。
<関連記事>