憧れの名選手の教えを胸に 春高バレーで飛躍目指す女子高生セッター
1日限定で強豪校を指導した元女子バレー日本代表の竹下佳江さん
セッターとなって1年も経たないティーンエイジャーに、かつて五輪で銅メダルを獲得した名セッターが自らの技術を教える。高校バレーボール界のビッグイベント、春高バレーを前に行われた貴重な直接指導とは――。
竹下さんによる九州文化学園での指導の様子ですが、この記事で印象的なところがあります。
約1時間半と限られた練習の中で丁寧な指導を受けた島田は「オーバーハンドパスをする時はボールを持ってしまいがちになってしまっていました。竹下さんから言われたアドバイスを明日からの練習に生かしていきたいなと思います」と充実した表情を浮かべた。
九州文化学園は全国大会決勝の常連で、テレビなどで目にする機会が多いのですが、目にするたびに「あ、セッターが持ってる」と思わされていました。もしかしたら代によっては持たないセッターもいたのかもしれませんが、決勝に上がってくるようなチームのセッターがキャッチボールの疑いがかかるようなセットアップをしているということが、なんとも残念な気持ちにさせられていました。
この記事を読み、これまでテレビ等で同チームを見て来た限りでは、九州文化学園の指導者はセッターが「持ってしまいがちになってしまってい」たことを指摘できないか、あるいはあえて見て見ぬ振りをしていたか、だと思います。
審判を務める皆さんには、公正なジャッジをして頂けるよう、基準を改めていただくようお願いしたいです。でないと、こう行った指導者の意識は変わっていかないと思いますので。「言うても、公式戦で反則にとられんじゃろ?」と。