高く分厚い世界の壁/2006ワールドグランプリ
スポーツナビの、2006ワールドグランプリを総括したコラムです。
スポーツナビ|コラム|高く分厚い世界の壁 2006ワールドグランプリより引用 今秋の世界選手権、そして、その先にある北京オリンピックを見据え、「ワールドグランプリ2006」に挑んだ柳本晶一監督率いる全日本女子。しかし、目の前に立ちはだかった世界の壁は高く分厚いものだった。予選ラウンドを5勝4敗の6位で何とか突破したものの、決勝ラウンドでは1勝も挙げられずに3連敗。結局6位で大会を終えることになった。全12試合を消化したこの約1カ月の戦いの中で、柳本ジャパンは一体何を得たのだろうか――。
個人的には、ただただ世界トップとの隔たりの大きさを改めて痛感させられただけの大会でした。
スポーツナビ|コラム|高く分厚い世界の壁 2006ワールドグランプリより引用 今回のワールドグランプリ2006は、荒木や小山ら、新しい力が全日本に厚みを加えたという収穫があった一方で、一人一人があと2つのミスを減らそうと掲げた「アンダー2」というチームのテーマが、まだまだ未完成であることがはっきりした大会でもあった。世界の強豪に混ざって国際大会でメダルを獲得するためには、取り組まなければならない課題も多い。まずは次なる目標となる秋の世界選手権で、柳本ジャパンがどんなプレーを見せてくれるのか。期待は膨らむばかりだ。
個人的には、あまり期待は膨らみませんね…、今のままでは。
竹下佳恵選手を中心としたコンビバレーで確実に五輪出場はできるチームを作るのか、思い切って大型化し、もしかしたらメダルに手が届くチームを目指すのか。特に木村沙織選手ははやくどっちかに決めてあげないと、このままでは中途半端なただ器用なだけの選手で終わってしまいます。
ただまぁ、このままでも最低ラインである北京五輪出場はクリアできるだろうし、冒険には勇気がいるわけですが…。
コメント
私は大型チームに冒険してほしいです。
今のままではアテネの再現になるだろうし、はっきり言って面白くない!
ただ大型チームや2セッターにはメグカナの完全復活が絶対条件だと思います。
メグには怪我からの復活と失った信頼を取り戻すこと。
カナには体を絞り、高い打点でスパイクを思いきり打てるスーパーエースになること、メンタル面の強化すること。
が求められるのかな。難しいけど、2人ならできると信じてます。
投稿者: くみ | 2006年9月13日 00:00
書く場所違うかもしれないんですけど一応WGPの話題ということで(;^_^A今更ながらやっと中国戦を見ました!自分なりの感想を書いてみます。《サーブレシーブのぐだぐださ…かなりヤバい↓これじゃ竹下かわいそう。菅山あなたリベロでしょ》《石川はまだ実戦で使えるレベルではない》《荒木はデータ取られて決定率下がる…これは予想通り》《小山は言われる程いいプレーをしているとは思えず。とにかく粗すぎ。思い切りの良さとがむしゃらは違う。これなら世界バレーにも必要ないのではないかと》《リュウアナンは攻撃ではさすがの貫禄。序盤のレシーブミスには笑えましたけど》《中国の若手…確かにいい素質はあると思うけどなぜがいまいちパッとせず》こんな感じです。試合内容はとにかくひどかった。
投稿者: おすぴー | 2006年9月13日 01:38
http://www.sanspo.com/sports/top/sp200609/sp2006091305.html
で、18日からの貝塚合宿で追加招集3~4人すると。
記事内では有田沙織選手の全日本復帰の可能性もと。
投稿者: TAM | 2006年9月13日 06:38
おっ!おもしろそうな記事ですねぇ♪
追加召集の他の名前は明らかじゃないんですか??
投稿者: ソ連 | 2006年9月13日 06:48
他の人も知りたいですねぇ♪櫻井、高崎、栗原らへんかなぁ?狩野は怪我だから無理ですよね(;^_^A
投稿者: おすぴー | 2006年9月13日 10:19
監督はもう少し頭を柔らかくして一から選手を選び直して欲しい。
選手は今以上に危機感を持って欲しい。
と、思います。
投稿者: ゆう | 2006年9月13日 13:25
自分も太鉄氏と同じ感じですね。
練習試合の雰囲気ならばどうにかセットを奪えたり、あわよくば勝てるレベルだけど一度本気を出されたら簡単に蹴散らされる感じでしたからね。
やはりくみ氏の述べたとおりにリスクは伴うが大型チームに冒険した方がいいと思いますね。
今のままでは第2グループのトップの地位を守る事は出来てもその上を目指す事はきわめて困難だという事を思い知らされているので、北京経由ロンドン行きを前提としてチームを仕上げていくべきではないかと思うよ。
投稿者: リオン | 2006年9月15日 01:01
>リオンさん
ただ、大型チームでの冒険を考えると、クリアしなきゃいけない問題が多々ありますよね…。
一番の問題は、大型セッターをすえるのはいいが、所属するチームでもセッターとして起用してもらえるのかどうかですね。
とにかく大型化をするのであれば、それを付け焼刃的なもので終わらせるのではなく、日本のバレー全体でそこに向かっていくよう、組織や仕組みの改善が必要ではないかと思うのです。
代表としての強化期間は、思った以上に少ないと思うので。
下手を打てばまた五輪出場権を逃すことになりますから、「冒険」は「冒険」であってはならないと。
しかしそれができないから現状維持に走っているわけで、それではいつまで経っても大型化が進まず…。
ジレンマですね。
投稿者: 太鉄 | 2006年9月15日 06:11