中垣内祐一全日本男子チーム新監督の書類送検につきまして/日本バレーボール協会
2017年度より全日本男子チーム監督に内定している中垣内祐一氏(現: V・プレミアリーグ 堺ブレイザーズ部長)が、昨年11月9日(水)に広島県内で発生させた人身事故につきまして1月30日(月)、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の容疑で書類送検されました。
これを受けまして、公益財団法人日本バレーボール協会(JVA)事務局長 林孝彦のコメントを発表させていただきます。
ということで林事務局長のコメントが掲載されているわけですが、
今後とも捜査の進展を注視し、適切に対応して参ります
などと、のんびりしたことを言っていて、正直ずっこけてしまいます。
中垣内氏に過失があるかどうか、代表監督に適任かどうかとか、人としてどうかとか、そういうところは置いておいても、昨年の最終予選敗退から監督決定までに時間がかかり、代表の強化が遅れているわけです。そこに来てこの事故があって、事故が起こった時点でこのような事態(書類送検)になることも十分予測できたというか、想定されて然るべきだったはずです。それに対して準備をして来たのでしょうか?Vリーグ真っ最中ですが、監督による選考のための視察等はまだ自粛されたままですか?このまま中垣内氏が監督になって、選考はどうするのですか?まさか協会の方でリーグ見て選考するから大丈夫、とか言いませんよね?そんなんで監督が思い描くチーム作りなんてできませんよね?
少なくとも昨年の事故があった時点で、こういうことも想定して代わりの監督の選考にすぐに入り、遅くともこの書類送検を受けて監督交代、などという流れがあっても良かったのではないでしょうか、というかそうして然るべきだと思うのですが。
もう一度言いますが、中垣内氏の人としての云々とか、監督としての資質がどうのとか、そういうことを言っているわけではなくて、昨年の最終予選が終わってからもう数ヶ月、東京五輪へ向けての新しい体制でのスタートが未だに切れていないというこの事実を、協会の方々には重く受け止めていただきたいというお話です。
よろしくお願いします。
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